私、今年(2014年)のゴールデンウイークに、北アルプスの爺が岳で遭難し、その後、「北ア北遭対協」へ、計16万円の費用を支払いましたが、山岳保険のjRO(ジロー)に入っているので、先日、jROへの保険請求を行いました。
jROのホームページを見ても、入会はホームページから簡単にできるものの、
実際に遭難した際の事後手続きについては記載がないので、ご参考ということで
ヤマノートに記載することにしました。
(「日記」のほうにも記載しており、ほぼ同内容です)
記
1.最初の手続き
「遭難事故状況報告書」という書類に必要事項を記載して、jROに郵送します。
この用紙は、jROに入会した際に送られてきた書類の中にあります。
もし手元になければ、jROにメールで問い合わせすると、PDFで送ってくれます。
いずれにしろこの第一報は早く送る必要があります。
2.請求手続き
「遭難事故状況報告書」を郵送したのち1週間程度で、請求用書類が郵送されてきます。
請求に必要な書類一覧表がついているので、それに従い、書類を書いたり集めたりします。
結構手間がかかりました。
今回の場合、以下の書類を送りました。
実際は、保険処理は子会社の「セブンエー」という会社が処理しているようで、
郵送は、「セブンエー」あてです。
1)「遭難に関する新聞記事、ネットの記事など」
・・・ネットを探しましたが、無事救出のためか見当たらず。
「無い場合は不要」とのことで送付せず。
2)「登山計画書」
・・・所管警察署に届けた登山計画書は当然、手元にないので、
自宅の家族あてに残していた計画書を送付しました。
3)「jRO遭難事故報告書」
・・・送付された所定書類に記載。全4ページ。
遭難状況、救出状況など細かく書くように、
とのことでしたが、救出時は意識もうろうとしていて
記憶がほとんどないので、山小屋の方から
聞いた内容を記載しました。
4)「事故報告書」
・・・書式自由となっており、ヤマレコに記載した登山記録を
印刷して添付しました。
5)「印鑑証明書」
・・・市役所に行って、もらってきました。
6)「補てん金対象費用支払い証明書類」
・・・「北ア北遭難対策協議会」からの「請求書」、
「振込みレシート」、
同協議会からの「領収書」等を添付しました。
7)「山岳遭難捜索救助費用補てん金請求書」
・・・送付された所定書類に記載しました。1ページもの。
8)「補てん金対象費用 費目別集計表」
・・・これも送付された所定書類に記載。全3ページ。
9)「遭難救助活動従事者同意書」
・・・これも送付された所定書類に記載。1ページもの。
3.費用支払い
・送付した資料に問題がなければ、指定した銀行口座にお金が振り込まれる予定です。
費用請求から約2週間かかるようです。
4.備考
なお、費用の最終支払後1か月以内に請求しないと、請求が無効になる、
との条件付きです。
jROのホームページを見ても、入会はホームページから簡単にできるものの、
実際に遭難した際の事後手続きについては記載がないので、ご参考ということで
ヤマノートに記載することにしました。
(「日記」のほうにも記載しており、ほぼ同内容です)
記
1.最初の手続き
「遭難事故状況報告書」という書類に必要事項を記載して、jROに郵送します。
この用紙は、jROに入会した際に送られてきた書類の中にあります。
もし手元になければ、jROにメールで問い合わせすると、PDFで送ってくれます。
いずれにしろこの第一報は早く送る必要があります。
2.請求手続き
「遭難事故状況報告書」を郵送したのち1週間程度で、請求用書類が郵送されてきます。
請求に必要な書類一覧表がついているので、それに従い、書類を書いたり集めたりします。
結構手間がかかりました。
今回の場合、以下の書類を送りました。
実際は、保険処理は子会社の「セブンエー」という会社が処理しているようで、
郵送は、「セブンエー」あてです。
1)「遭難に関する新聞記事、ネットの記事など」
・・・ネットを探しましたが、無事救出のためか見当たらず。
「無い場合は不要」とのことで送付せず。
2)「登山計画書」
・・・所管警察署に届けた登山計画書は当然、手元にないので、
自宅の家族あてに残していた計画書を送付しました。
3)「jRO遭難事故報告書」
・・・送付された所定書類に記載。全4ページ。
遭難状況、救出状況など細かく書くように、
とのことでしたが、救出時は意識もうろうとしていて
記憶がほとんどないので、山小屋の方から
聞いた内容を記載しました。
4)「事故報告書」
・・・書式自由となっており、ヤマレコに記載した登山記録を
印刷して添付しました。
5)「印鑑証明書」
・・・市役所に行って、もらってきました。
6)「補てん金対象費用支払い証明書類」
・・・「北ア北遭難対策協議会」からの「請求書」、
「振込みレシート」、
同協議会からの「領収書」等を添付しました。
7)「山岳遭難捜索救助費用補てん金請求書」
・・・送付された所定書類に記載しました。1ページもの。
8)「補てん金対象費用 費目別集計表」
・・・これも送付された所定書類に記載。全3ページ。
9)「遭難救助活動従事者同意書」
・・・これも送付された所定書類に記載。1ページもの。
3.費用支払い
・送付した資料に問題がなければ、指定した銀行口座にお金が振り込まれる予定です。
費用請求から約2週間かかるようです。
4.備考
なお、費用の最終支払後1か月以内に請求しないと、請求が無効になる、
との条件付きです。
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こんにちは。私は2013年3月にバックカントリースキー(神楽ヶ峰中尾根)で足を粉砕し消防ヘリ出動、しかし視界が悪く帰還。スキー場が近かったので、かぐらスキー場パトロール隊に救出されました。結果プリンスホテルより費用請求が来ました。
保険は日本費用補償少額短期保険(レスキュー費用保険)に入っており、手順は至って簡単でした。
レスキュー保険に電話
↓
事故状況報告書が送られてくるので記入
↓
プリンスホテルの領収書と事故報告書を送付
↓
口座へ振り込まれました
但し、レスキュー保険はどんな事故でも(補償限度額300万円)1事故につき自己負担金3万円(免責金額)が差し引かれます。費用約10万円ー免責3万円、約7万円の振込でした。
でもJIROの方が請求手続きは複雑ですが、保険料は低額なので乗り換えようか考えています。情報ありがとうございます。
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