天狗岳・白駒池（渋の湯から）

2017年01月21日(土) ~ 2017年01月22日(日)

• GPS: 13:22
• 距離: 21.1km
• 登り: 1,567m
• 下り: 1,536m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:04
• 休憩: 2:31
• 合計: 6:35

距離 8.4km 登り 925m 下り 379m

7:59 渋御殿湯
8:44 八方台方面・渋の湯方面分岐
9:09 渋ノ湯・唐沢鉱泉分岐
9:40 10:30 黒百合ヒュッテ
10:35 中山峠
11:48 天狗の鼻
11:53 12:06 東天狗岳
12:29 13:53 天狗岳
14:03 14:05 東天狗岳
14:07 14:08 天狗の鼻
14:29 14:30 中山峠
14:34 黒百合ヒュッテ

2日目

• 山行: 4:51
• 休憩: 1:56
• 合計: 6:47

距離 12.7km 登り 642m 下り 1,186m

5:58 黒百合ヒュッテ
6:02 中山峠
6:36 天狗の鼻
6:37 6:38 東天狗岳
6:56 7:53 天狗岳
8:05 8:11 東天狗岳
8:14 8:15 天狗の鼻
8:50 中山峠
8:55 9:32 黒百合ヒュッテ
9:36 9:37 中山峠
9:40 9:41 見晴らし台
10:00 中山
10:04 中山展望台
10:35 10:37 高見石小屋
10:39 高見石
10:53 11:02 白駒荘
11:09 白駒の池
11:52 11:53 高見石小屋
12:06 賽ノ河原地蔵
12:45 ゴール地点

■荷重 17.5��

■てんきとくらす【天狗岳 3100m付近】
1/21(土)　　　　　1/22(日)
気温 -12〜17℃　　気温 -13〜17℃
風速 15〜17m　　風速 19〜26m
降水 0〜0.1�弌　� 降水 0��

■コースタイム比【山と高原の地図より】
5:20分➡4:04分【76%】
7:05分➡4:52分【68%】

天候

1/21(土) 曇り一瞬の晴れ
1/22(日) 曇りのち時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

■駐車場（黒百合ヒュッデHPより転送）
「渋の湯駐車場」は「渋御殿湯」さんが管理する有料駐車場です。冬期は除雪や駐車スペースの線引きで苦労されています。以下の点についてご協力ください・必ず渋御殿湯さんに受付を行った後駐車して下さい・冬期朝6時以前は駐車をなるべくご遠慮ください・多勢の場合はなるべく1台にて駐車ください・車内宿泊は安全上からも行わないでください・渋御殿湯さんでの入浴はAM10時以降です・なるべくバス・タクシーなどご利用ください（市内無料駐車場をご利用ください）。

■今回の『渋の湯駐車場』
除雪完了まで路肩で待機していた車が林道へ進み始めたのがAM7:30頃。渋御殿湯さんが作業を開始しされたのがAM3:00頃だったそうで、とても苦労されています。除雪後とはいえ凍結した林道では登坂中に動けなくなる車も何台か…。私は冬タイヤ＆4駆でしたが運転しだいでそうなると感じました、チェーンがあれば更に安全になると思います。

コース状況／危険箇所等

■登山ポスト
登山口にあり

■中山峠〜西天狗岳（悪天候時）
悪天候時は雪山入門編でなくなると感じます。稜線上に出てからの最大瞬間風速は20m〜30m、しばしばホワイトアウトします、トレースも早々に消えてしまうので道迷いにも注意です（GPSがあると心強いです）。転倒・東壁などへの滑落や雪庇踏み抜きにも注意です。風との相対効果で体感気温は-30℃以上になります、凍傷・低体温症の対策は必須です。西天狗岳直下は胸ラッセル。雪崩れるリスクあり。

■その他
ひとたび樹林帯に入ってしまえばトレースも明瞭・風も無いので雪のモフモフを楽しむ穏やかなハイキングになると思います、たぶん。

その他周辺情報

■黒百合ヒュッデ
http://www.kuroyurihyutte.com/
混雑しているにも関わらずスタッフの対応が親切丁寧で驚きました、とても安心して利用出来ました。ただ利用客が多く、ザックの置き場・衣類の干し場・歩く道・腰掛ける場所の確保には少々苦労しました。食事の時間は小屋到着順に組まれます、なので早めに到着して全てを確保するのも一つの手ですね。布団は1人一枚は無かったです。/docomo可/水無料/お湯有料/お茶＆花林糖サービス/バイオトイレ/乾燥室は無し談話室を使用/更衣室は女性用のみで男性はトイレで

■渋御殿湯 http://www.gotenyu.com/
渋御殿湯（1000円）に入りました。お勧めの入り方は低温源泉と高温源泉を交互に入ること。浴場は風情があってホッとする雰囲気です。

■麺屋蔵人 http://menya-kuroudo.com/
冬山と言えばラーメンでしょう！『ヤマレコお勧めプラン』でも紹介されたお店で、…チャーシューが麺が味噌スープが身に染み渡ります。締めにライス（おかわり自由）を追加しスープを空にするのもまた幸せ。

写真

1/21 6:50

除雪の完了まで林道待機です、この間に車内で装備を整えていました。

1/21 7:22

動き出しましたが、登りで動けなくなる車が……林道こわい！

1/21 8:00

なんだかんだありましたが登山口に到着、登山届けを出して出発です

1/21 8:56

わーい、新雪ふかふかじゃ

1/21 9:25

モンスターに顔を描いてみたり（右下）

1/21 9:44

黒百合ヒュッデ！初入場ですね

1/21 9:44

おしゃれな看板

1/21 10:02

渡り廊下が素敵です

1/21 10:06

お茶とカリントウはサービス！一息入れます、バリバリ食べたい気持を抑え2つだけ、美味しかったです。

1/21 10:09

静かな時間、色も古さも年代と風情を感じます

1/21 10:12

ここ！渡り廊下が好きです

1/21 10:25

お土産コーナーは凄くお洒落な木製商品が充実

1/21 10:25

オリジナル財布、素敵ですな、買えば良かったよ

1/21 11:24

さぁ東天狗岳を目指します！

1/21 11:24

先行の隊列が上へ上へと進んでいきます、励まされました

1/21 11:41

天狗の鼻付近、少し晴れ間が見えてきました

1/21 11:45

そろそろ晴れるぞ！期待を込めて私も前へ前へ

1/21 11:48

おう！！西天狗岳見えたー(・∀・)ー！！

1/21 11:48

先を行く隊列もクッキリ、とても綺麗。

1/21 11:49

わぁぁ！！風は強いです！！

1/21 12:12

西天狗岳直下はラッセル、ラッセルは好き『─今、生きている！』と感じるから（笑）。

1/21 12:32

ついたー！！ポーズをとろうにも目に風雪が💦……ゴーグルが欲しい

1/21 13:42

風雪を避ける穴を掘りしばし晴れるのを待ちました、がなかなか晴れず……

1/21 13:51

よし！今日はもう帰ろう！

1/21 15:22

雪の山から帰ったらビーフシチューセット！……最高。

1/21 16:34

テント！テント！テント！綺麗です

1/22 5:24

歓談室はお祭り騒ぎ、各々酒盛りが始まっております！

1/22 5:24

冬山こんなにたくさんの登山者がいるなんてさすが八ヶ岳です

1/22 5:24

暗めの灯りは、太陽・風力発電を主力にし大半をバイトイレに使用している為にだそうで、静かで落ち着く明るさです。

1/21 17:36

夕飯、美味しかったです。もちろんご飯はおかわり。

1/21 18:44

空は満点の星空、モンベルのロゴが浮かぶテントの灯りが綺麗です

1/22 5:26

朝食、ご飯をおかわりし腹に詰め込みます、頭の中は『ご来光ご来光！』でした

1/22 5:32

卵かけご飯！贅沢な気持ちになります

1/22 7:51

西天狗岳！……よし！帰ろう！

1/22 8:25

天狗の鼻付近は下山者で渋滞していました、今日は昨日に増して容赦のない八ヶ岳に出会ってしまいました。

1/22 9:17

山小屋でコケモモのケーキセット、ほっ……

1/22 10:02

中山の展望台！大パノラマと聞いていたので残念です💦

1/22 10:59

白駒池、広大だぁ

1/22 11:04

対岸から人が歩いてくる！

1/22 13:37

本日の温泉は渋御殿湯さんです。良いお湯です

1/22 14:42

焼き味噌チャーシュー！冬山とラーメンは最高です

撮影機器：

F-02H FUJITSU

SH-3 OLYMPUS CORPORATION

感想

ナオト

■1日目【渋の湯➡西天狗岳】
青空はホントに少しの間でしたが綺麗で心に残りました。小屋に戻ってからの夜空は最高、宇宙だ……とただただ見上げていました首が痛くなるくらい。星々の間を移動していく小さな点『人工衛星』も肉眼で確認、ミジンコみたいでした。
黒百合ヒュッデはとても人気があり一つの布団を2人で分け合うほどの賑わい、足の踏み場のない山小屋の初体験となりました。ベテラン3人組の方としばしばお話しさせていただきました、登山情報も沢山教えて貰い楽しい時間を過ごすことが出来ました。

■2日目【➡西天狗➡白駒池➡渋の湯】
さらに悪天候な西天狗岳山頂では雪洞で晴れを待ちました。こんな日でも登山者が大勢なことに驚き、これが八ヶ岳なんだなぁと思いました。青空の天狗岳はまた今度に残しておくことにします。