焼山沢から美ケ原へ ー花の宝庫ー

2017年05月30日(火) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 8.4km
• 登り: 912m
• 下り: 172m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:50
• 休憩: 1:10
• 合計: 6:00

8:10 焼山沢登山口
10:00 10:10 焼山滝
12:00 12:40 お昼休憩
12:50 塩くれ場
13:10 13:20 王ヶ頭ホテル
14:00 14:10 美ヶ原自然保護センター
14:10 ゴール地点

時間はまるであてになりません。
私が3時間で登る塩くれ場までのコースを、4時間かけて歩いています。
写真を撮って花の解説聞いてばかりだったから。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

美ケ原の自然保護センターとナビに入れ、武石観光センターを通りすぎると、間もなく左手に「焼山の滝」と大きな看板があります。
車は3台位駐車可能。

コース状況／危険箇所等

道は苔むしているので、雨後の下りには要注意。
石も浮いているものが多い。

その他周辺情報

注：DoCoMoは、最初の大きな渡渉のあたりと崩壊地のみ2か所が繋がります。登山口は繋がらない。時々、勝手に繋がってますが＾＾；

武石観光センター　トイレあり　美ヶ原高原美術館への上り口にある。
武石温泉：うつくしの湯　500円・水曜日定休
岳の湯温泉：雲慶荘　源泉かけ流し　400円　ジビエ料理が売りのリーズナブルな宿です。

写真

今日のコース。
入り口にある案内板。

初めの20分は林道で、いつも私がサクサク歩いてしまう道。
花の宝庫だ喜ぶ、友の足は進まない。
あまりにいっぱいで、覚えきれないと分かっていたので写真は撮らなかった。

ここを渡ると山道です。
飛び石がランダムすぎて、滑ります。
滝までは、ここしか電波が繋がりません。

苔の美しさを見せたくて、雨が降るのを待ってから来た。
でも滑るので、翌日は避けた＾＾；

友は北八つのようだと感動の声。

渡渉が多い。

延齢草。
白い花が終わりに近づくとピンクに変わるそうです。

よくある花だが、これはことに綺麗だったのでパチリ。

ランを見つけた！　小さな淡い黄色です。
愛らしい「イチヨウラン」
盗掘されないで欲しい・・・

花弁が変わっていますね。

新緑の中にツツジも。

キノコ：食べられないよね。

トガのご親木（イチイ？）足元は苔苔苔苔・・・

登山道から渡渉して3分。
道に戻るって歩き始めると滝が見えます。

焼山の滝：雄滝
友が、凄ーい！　凄い！　綺麗！　の連発・・・

真夏でも、ここでお昼にすると寒くなる。
マイナスイオンがいっぱい。

雌滝
友：写真で見た印象とは、まるで違う、と。
私も、ここの滝は素晴らしいといつも思っている。
下の倒木でも片付けたら、ホント絵になります。

少し上がった所の小さな滝。名前はまだない・・
この苔！
道の脇なので写真が撮りやすい。

ずっと渓流添い。
途中は崖になりますが、下の渓流から風が上がり夏に嬉しい道。

渓流の音、苔。

「ヒカリゴケ」
見落とさない看板あり。
滝から15分くらい上がると崩壊地があり、そのすぐ先。
乾燥が続いた後には、光っていないこともあった。

コミヤマフウロ。

カエルの口のよう。
口の中に水が溜まるから水石？

さあ、美ケ原が近づいた。

牧場に飛び出した。

柵添いの、道まで出る坂がきつい。
日陰のあるうちに、この手前でに昼にした。

上にあった地図。
ここには、親木が「トガ」でなくて「イチイ」とある。

写真はいいと言う私に、いつも一人で歩いているのだからと友がとる。

王ヶ頭ホテルの裏から、武石峰を眺める。
あそこまで歩いても良かったのだ（ここから2時間弱）が、今日はその手前の自然観察センター（30分）に車のデポ。

筋がピンクなので、小さなコミヤマフウロはピンクに見えます。

下に風車が付いているで、「クルマバクツバネソウ」と教えらえれた＾＾；

緑色の花。

タデスミレ
日本では美ケ原のここにしか咲いてないそうです。

スラリとして、スミレとイメージが違う。

山芍薬は終わりかけ。

葉っぱの真ん中にゴミでなくて、花。

葵のご紋の元になった花だそうだ。

これが開き切った姿。

葉っぱをみれば、なるほどー

感想

emimaru

友だちがあまりに喜んだので、マイナーですが載せてみました。
友だちに言わせると、田中陽気さんが登って有名になったそうですが、平日はまず休日も稀にしか人に合いません＾＾；


***日記のコピペ***
友だちが歩きたがっていたコースを案内しました。
私が好きな「焼山の滝」への道から、美ヶ原の中の牧場に飛び出します。

ここは苔むしていて浮石が多いため、登りはいいのですが下りには気を使うので、1台を美ヶ原にデポしてから登りました。

いつも私がサクサク通り過ぎてしまう道を、友だちは、おおー！おおー！と立ち止まっては花の解説をしてくれます。
凄い！ここは花の宝庫だよ！って・・・

そのうえ、渓流添いの苔むした道に大喜び。
あれだけ喜ばれたら、案内した甲斐ありました。

以前、美ヶ原で笹刈りしていた人に「焼山沢の道も歩く」と話したら、「あそこには珍しいランがいろいろあるよ。地味で目立たないけれど、気を付けて歩いてみてね」と、教えて貰ったことを友には話してありました。

「ランには早いねー」と言いながらも、気にして歩いてた友が見つけました！

小さいけれど、とても美しい淡い黄色のランです。
ランって色が地味なこと多いけれど、これは見つかれば盗掘される綺麗さだねーと・・
その後にランは見つかりませんでしたが、幸福な山でした。


その友が、昨日日本ではここにしかないというスミレを見てきた話をし、案内してくれるというので寄り道。

タデスミレ、すらりとした小柄な愛らしい「スミレというイメージ」からは違う花でした。
近くには山芍薬や二輪草群落もあり、大いに嬉しい寄り道でした。

コメント

shara

ありがとうございます！
ラショウモンカズラにミツバオウレン、オトコヨウゾメにルイヨウボタン（黄緑の小さな花）　山シャクヤクにハナイカダ（葉っぱの真ん中に小さな花）
来年のこの時期に行きます。

emimaru

Re: ありがとうございます！
閉鎖しても読めるのでしょうか！？

おおー、みな教わった名ばかりです。
ヤマシャクヤクやハナイカダ、ニリンソウの群落は、移動してみたタデスミレの周辺です。
いらっしゃる時には、何かお手伝い出来ることあるかもしれませんから、お声がけ下さい。