唐松岳&不帰曲。最高のテン場GETで至福のまったり!
- GPS
- 24:08
- 距離
- 11.3km
- 登り
- 1,089m
- 下り
- 1,092m
コースタイム
- 山行
- 3:28
- 休憩
- 1:44
- 合計
- 5:12
天候 | 晴! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ザックは15kg以上で片道440円。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所無し。 不帰はII峰とI峰の間のみ注意。 唐松岳テン場は、1人1000円。トイレ代込み。山荘のものを利用する。 水は別途有料。トイレは立ち寄りでも300円なので、トイレに3回行けばテント代のモトは取れる。 公称25張。山荘から下にドンドン下がるので、遅くなればなるほど下になり、トイレへの登り返しが大変になる。 斜面に展開しているので、大きなテントは設営場所が限られるので注意。 |
その他周辺情報 | 八方の湯。8月のみ6時からの早朝営業あり。800円。 |
写真
感想
妻はまだ先週の火傷と転倒した左足負傷が完治していない。
自分もなんだか疲れているから、当然今週は山には行かないつもりであった。
しかし、金曜日の夜21時過ぎに帰宅した妻が、「明日の午前中には雨が上がって晴れるよ!久々の晴の週末なんだよ」と、出かけることを主張。
…火傷と負傷は大丈夫なのか??
「軽いところだったら平気」と言い張るので、日曜日の日帰りではと言ったが、日曜日は甥っ子の誕生日会がある。
「テントで唐松。これなら楽々だし。日曜日の昼には家に帰れる。」
うーむ。。。
確かに唐松岳は頻繁に行っているところであるが、
あまりに近いので、いつも日帰りか通過地点とするだけであった。
いつもここのテン場は景色が最高だなと思っていたので、ちょっと気持ちが動く。
「明日、雨が上がる9時頃から歩き出せばいいし。」ということで応諾してしまった。
翌朝。途中の高速では雨だったが、白馬に近づくと急速に晴れてきた!
「やーん、始発の7時にはまだ雨降ってるからゆっくりでいいと思ったのに」と妻。
「リフト乗場に着くのは8時になっちゃうね。始発の7時に乗った人たちから1時間後のスタートになっちゃうから、いい場所取れるかなぁ」
と言われても、もう遅い。
ということで8時スタート。
15kg以上のザックは荷物券が必要なのでこれも購入。
久しぶりの快晴の青空に白馬三山や五竜が映える。
今日は負傷中なんだからゆっくり行きなさいと言ったが、いつもとあまり変わらないペースの妻。
まあ、天気もいいし、気分も弾んでいるのであろうが、元気だな…。
扇雪渓はまだ残っていたが登山道にはもう流石に雪無し。
そして毎度お馴染の主稜線からの立山、剱の最高のスカイラインがドドーン!やはり山は晴れて遠望きいているのがいい。
今年の夏はスッキリしなかったのでよりそう思う。
頂上山荘でテント受付。1人1000円。トイレ代込み。
ここは立ち寄りトイレだけでも300円かかるから、3回トイレにいけばテント代のモトが取れるなとみみっちく考える。
水代は別。
「今日は天気がいいのでテント場も混むと思いますから、詰めて張ってくださいね。先週は場所がなくなって小屋泊にした方がいました」
ここのテント場は公称25張しかないからな。
テン場は山荘から下にジグザグに下ったところに点在している。
見下ろしたが、先客誰もいない!
やった!一番乗りで場所は選び放題である。
ここは下に行けば行くほどトイレに遠くなるので、1番近いところでいいと思ったが、妻は通り過ぎてドンドン下に駆け下りていく。
「ここ、ここがいい!」と妻が選んだ場所は、一張分のスペース。
「ここならプライベート保てるし、バルコニーお座り石つきでしよ。」
確かにここは一つだけ離れた別荘感覚の場所である。
先週は隣に押し付けられてウンザリしたが、ここならその心配もない。ということで決定!
登り返しもさほどではない。
百間洞や北穂のテン場は本当に小屋(トイレ)から遠いが、ここは全然許容範囲。
いやー、このままもうずっとここにいてもいいな、と思ったが、妻が散歩に行こうというので唐松山頂へ。
さらに「不帰II峰まで行こうよ」と言って嫌だと言ったのに歩き出してしまった。
まあ、例年であればいつも天狗のテン場まで行ってしまうので、それを思えば…。天狗山荘は今年は雪でやられて営業していない。
テントだけはお盆の頃より張れるようになったらしいが、倒壊した小屋の工事をしているとのことで、落ち着かなさそうなため今年はなんとなく足が向かず。
相変わらず強風であるが、不帰II峰まで散歩し、バクダンおむすびなど食す。
いつみても優美な白馬鑓やいつ歩いてもきつい天狗の大下りいや大登りを眺めて、唐松に戻る。
自分はテントで昼寝。妻はさらに牛首まで散歩に行ってしまった。
火傷負傷妻なのに元気である。
午後はずっとテントで最高の景色を眺めつつ、まったりと過ごすり
テントの数は増え、張る場所難民の方々が増えてきた。
遥か下の祖母谷温泉下山道の方まで下りなければ張れなくなってきた模様。
妻はバルコニーお座り石でコーヒー飲みつつ景色をずっと眺めてご機嫌。
「いいところに張られましたね!」と声をかけられていた。
なにしろ一番乗りであったから。
ものすごく下に張った方々はトイレへの往復も大変そうである。
そして、自分が最初に張ろうと言った山荘から1番近い場所は、ぎゅうギュウに7張ほど張られていた。
剱に落ちる夕焼けもテントに居ながら眺めるという贅沢。
一つだけ離れているスペースなので、他のテントの喧騒や鼾などとも遮断され、夜もぐっすりと爆睡。
先週酷い目にあったのとは雲泥の相違。
翌朝は甥っ子の誕生日会なので下山するだけなのでのんびり。
ご来光やモルゲンをのんびり眺めて、素晴らしい景色を満喫しつつ下山。
日帰りの方が続々と登ってくる。本当に久々に最高の登山日和。
下山後は温泉に入ってさくさく帰宅。
甥っ子の誕生日会には余裕で行けた。
最高のテン場に最高の天気。
火傷負傷妻もご機嫌であり、
いつも通過ばかりであったが、たまにはここでまったりというのも良いなと思った。何よりも周りから離れたプライベート感溢れるテン場をGETできたことが本当に良かった。
唐松岳のテント場は上から見てスペースが小さくとてもここでは張れないと思っていました。
ペンさんの今回のレコでほぼ様子が判りました。
ペン妻さんの場所決めの感覚、流石ですね。
火傷負傷妻と何度も言わないように(笑)。
少なくとも火傷はペンさんの所為なのですからね。
早く快癒されることを念じています。
参考になるレコありがとうございました。
hakkutuさん、
本当に唐松に張るならココですよ!
先着1組様限定なので競争率高いですが、GETできれば最高です
この日は妻の勘定によれば、公称25張のところ47張だったそうな。
確かにどう見ても道にも張られてました。
ウチは混雑とも無縁の場所で良かったです
そうでした、火傷に関しては全く申し訳なく…
妻をよく見ると顎に姉さんオススメのキズパワーパッドを貼ってます
甥っ子の誕生日会で「お姉ちゃん顎が長くなった?」と言われてましたよ
やっとスッキリ晴れましたよね。
気持ちのいい週末でした。
テント場、お気に入りの場所ってありますよねえ。
私も、白馬と大天井と甲斐駒七丈はいつも同じ位置に張ります。
今年のテント場は何処も空いていてイヤな思いはしませんでした。
笠もねえ、いい場所でしたよ。
今度行ってもまたあそこに張ると思うな。
でもトイレ遠いからイヤかも。
キズ早く良くなるといいですね
うちも今年はテン場で嫌な思いをしたのは、先週だけでした。
あそこはもう場所柄的に仕方ないですがね。
笠のテン場、当家も気に入りの場所あります。
いつも気に入りの場所に先客ありだとヤラレタと思います
将監のように気に入りの場所にトイレが建ってしまって残念というとこもありますが
以前はテント場が満杯なんてことはありませんでしたが、
ソロテン増加と軽量化で今は凄いですね
姐さんも無事ご帰還のようで何よりです。
晴れて 良かったですね!
理由色々あれどσ^_^;PENさん達にしたら
短い山行でしたが、いつにも増して
弾んでいる楽しげで爽快なレコ
ありがとうござい😊
青空のもと少し風は強そうですが
素晴らしい景色の数々を見せていただくと
無理してでも行けば良かったかな❓
と思いましたよ、羨ましい(^_-)
私は現在仕事の山に埋もれております(・・;)
次はロングでしょうか❓(╹◡╹)
今週は、まさか火傷負傷妻が行くとは思わなかったんですが
結果的に久々にスカッと晴れて良かったです。
風は、ちょうどテント張っている時間帯が1番強かったですね。
テントごと飛ばされそうになりました。
うちは妻と2人いるからいいですが、あの強風で1人で張るのは大変だと思います。
お仕事お忙しそうですね!
落ち着かれて 、早く にいかれればいいですね!
久しぶりにさわやかな土日でしたね。
こちらは、夏本番の縦走で、表銀座でしたので、鹿島槍にさえぎられ、そちらをはるかに眺められませんでした。
土曜日の雨上がりから歩いて、さわやかな青空、よかったですよね。
唐松は混むのでトンといってませんが、後館山の縦走は久しぶりにしたいですね。
そちらも遅れた方はテント難民だったようですが、燕も、ひどかったようです。我々は、いい場所に張りましたが、詰めずに張るやからや、スモーカーテントに囲まれ、居心地はよくなかったです。FM音楽大音量でかけているとかね。
テント場はそれでも19時過ぎれば、静まりましたが、山荘庭では、11時過ぎにも、声高に会話するカップルがいるなど、燕は都会なんだなと、普段来ないメジャー山域の文化の違いに驚きました。
でも、燕から、槍、南岳までの縦走は天気に恵まれましたから、いいや。
本当に久々にスカッと晴れましたね!
今週はまた悪そうですが
表銀座もさぞや爽快だったかと思います。
うちも燕には基本的に張らないことにしています。
いつぞやここで高校山岳部に囲まれて張られ、
朝飯を2時から作成され始めたことが
いくら早起ちがよいといっても、それは早すぎかと
その後もここで、夜22時過ぎても声高に喋り続けていた兄ちゃんに注意しに行ったこともあって、以来ここに張るのはやめてます。
でも23時というのは
下界と混同してるんでしょうね…。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する