高松山-酒匂川-新松田駅
- GPS
- 05:31
- 距離
- 13.9km
- 登り
- 942m
- 下り
- 970m
コースタイム
天候 | 晴れ、曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰りは松田山入口バス停で次のバスまで35分あったので、新松田駅まで徒歩(川沿い34分) |
コース状況/ 危険箇所等 |
・高松山入口バス停から東名高速をくぐったところのWCまで400m。とてもきれい。 ・登山口にビリ堂から山頂まで道が荒れていて注意が必要と警告あり。 ・崩落している箇所があるが、夜や雨天でなければ、特別に危険というほどではない。ハイキングコースとしては、要注意というレベルか。 ・台風15号の影響は随所に。倒木、落枝、水流による赤土のえぐれなど歩きにくいところ多数。 ・山頂までの上りは、開成町の街、酒匂川、相模湾を見渡せるところが何度も出てきてあきない。 ・山頂の草原は快適。丹沢の山並みは見えないが、箱根、伊豆と富士山の方向は視界が開けている。 ・山頂から尺里峠方面の下りが男坂、女坂に分かれているが、100m程度で合流。 ・尺里峠からの車道が終わって、再び山の中に入る最明寺史跡公園までの道は、じめじめしていて、クモの巣だらけで、とても歩きにくい。ジャングルが好きな人なら平気かもしれないが。 ・最明寺史跡公園は寂れています。桜の季節なら良かったのかも。 ・最明寺史跡公園からの下りは、杉の落ち葉がコンクリートの急勾配を埋めていて歩きづらい。 ・松田山入口バス停からは、酒匂川沿いが景色もよく、のんびり歩けてよかった。 |
写真
感想
今回の山行のテーマは、「自分と向き合う」。
体力トレーニングでも、スキルアップでも、景色を楽しむでもなく、ただひたすら歩く。
最近、映画「禅」のDVDで観た只管打坐になぞらえれば只管打歩。
といっても、長い距離を目標にしているわけでもなく、お遍路さんのように白装束で歩くわけでもなく。
事前のヤマレコレビューから、景色はよくなく、林道歩きが長いなど、あまり期待していないコースではあったが、台風後の単独山行で、それほど危険なところには行きたくなかった、かつ、今までに登っていない山、ということで選びました。
確かに寂れたハイキングコースでした。しかし、期待値が低かった分、十分満足のいく山行になりました。
10月に入っても、やや暑い気候ながら、1時間ほど登れば、風が涼しく感じるほどに。下枝が刈られた杉林は、明かりが入って、足元は乾いていて、見通しもいくらか利いて、植林の中を歩いている割には快適でした。
山頂の見晴らしもないと書かれているものをいくつか見ましたが、箱根、伊豆方向の山並みはよく見えました。北側の視界がないので、丹沢の山並みは見られませんが、富士山方向には大きな視界があります。今日は見られませんでしたけど。
町並みや酒匂川、相模湾が見渡せるのは、前衛の山ならではです。
登りと山頂が期待以上だっただけに、下りは少し残念でした。特に最明寺史跡公園への道は、とても歩きづらく、公園自体も桜の季節でもないと、厳しいかなと感じました。
帰りは松田山入口バス停からバスに乗ろうと、13:00のバスの10分前には着くだろうと思いながらも、急な下りで重力に任せてタカタカ降りてきたら、バスは13:08で、あと35分もある。
新松田駅まで3kmはなさそうだったので、酒匂川まで下りて歩くことにしました。
ひたすら歩くという狙いなので、これはこれでよかったです。
ただ、「自分と向き合う」というのはどうだったのかな?
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