平票山 ヤカイ沢

2018年03月03日(土) [日帰り]

• GPS: 04:37
• 距離: 9.6km
• 登り: 993m
• 下り: 1,039m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:12
• 休憩: 0:58
• 合計: 5:10

距離 9.6km 登り 1,003m 下り 1,042m

7:02 スタート地点
10:21 11:19 平標山
12:12 ゴール地点

山頂で1時間休憩

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

3/3 7:43

6:40分位に駐車場所に着いたら、すでに駐車場所はほぼ満車。
日の出前に来るべきだったか。
準備して朝7:00少し前にクライムオン

3/3 8:05

暫く進むと山が見えてくる。
松手山方面は亀裂が入っている。
ヤカイ沢は、まだかろうじて大丈夫そう。

3/3 8:37

そろそろ急登

3/3 9:12

急登ポイントは、雪面が固く、使い込んだシールが効かないのでスキーを担ぐことになった。
シールだと引っかからず、クトーは効かない位の柔らかさ。
ツボ足だと所々、足首辺りまで沈む事があり、かなり疲れた。

3/3 9:20

稜線に出ると、かなりアイシー。

3/3 9:36

少しそのままツボ足で登ったけど、コケたら滑落しそうなカリカリ斜面。
アイゼンがあった方が安心。

3/3 9:36

斜度は多少緩やかになるので、ここからシールとクトーに切り替えた。

3/3 9:36

クトーがザクッと刺さって効く程硬い雪面。
稜線を抜ける風で固まっているのだと思う。
クトーが無くても上がれたが、クトーは安心感あって良かった。

3/3 9:39

稜線から山頂までの風景

3/3 9:54

登っている稜線を振り返る。
今日は風もそれほど強くなく、天気は快晴で景色が最高。

3/3 10:27

山頂に到着。

3/3 10:27

雄大な景色

3/3 10:27

パノラマ

3/3 10:27

松手山方面、奥にかぐら、田代スキー場

3/3 10:28

手前に苗場スキー場
奥に浅間かな

3/3 10:28

仙ノ倉方面
仙ノ倉から土樽に向かうグループも。
一度行ってみたい。

3/3 10:28

パノラマ

3/3 10:29

西ゼンでしたっけ。
すでにシュプールがありました。
これも確か土樽へ続くルート。

3/3 10:38

エビの尻尾

3/3 11:24

今日のドロップポイントと登ってきたルート。

3/3 11:24

雪質は思ったよりは大丈夫そう。

3/3 11:24

ドロップポイントの雪質と滑り込む方角を確認するのに少しだけ進んでから、平票山頂方面へ振り向いた景色

3/3 11:36

滑り込んで中腹。
滑り出しは柔らかくて気持ち良い部分と多少カリカリする部分があり、中腹から先は重めの雪質で、滑るとそのままデブリ大発生。
ロールケーキのようなデブリがバンバン落ちました。
巻き込まれて危険というレベルの量は無し。
この日のヤカイの状況は、明らかに危険というような地形を避ければ雪崩のリスクはかなり低そうでした。

3/3 11:47

美味しい斜度は終了。
滑ってきた所を振り返る。
良い景色。

このまま駐車ポイントまで滑って帰る。
山頂に1時間近くいたが、12時ちょっと前には下山。

3/3 13:43

この後、1度行ってみたかった赤沢スキー場へ

3/3 13:09

お昼を食べて、回数券で少し滑りました。

その後、少し遠回りして遊神館でお風呂に入り、永井食堂でお土産モツ煮を買って帰宅しました。

撮影機器：

iPhone X Apple

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 バラクラバ 日よけ帽子 毛帽子 着替え ブーツ ザック ビーコン スコップ ゾンデ 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット ガムテープ 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ ビンディング スキー板 シール

感想

Atsushi

今回は、春先のテクニカルな登りを実感しました。
春先の暖かさで日中雪面が溶け、夜に凍ってという感じなのでしょう、途中の急登がシールでは滑ってしまい、直登を避けてジグザグに行こうとしても雪面が固くて斜面に平らな段を作りにくいのでシールが接する面積がとても少なく、これもシールが引っかからない。
クトーは持っていましたが、クトーが刺さって支えられるほどは雪面は固くないので、クトーも役に立たず。

シールも今回の板専用の物ではなかったので、若干幅が合っていない（板より狭い）事や、ちょっとくたびれて来ているシールという事もあり、早々にツボ足に切り替えました。

テクニックのある方は、何とかシールで登っていましたが、ツボにしている方も多かったです。

ツボ足も、つま先が3cm位しか刺さらない程硬い場所もあれば、足首くらいまで沈む場所もあり、急登はかなり疲れました。

その後の稜線は風が抜けるためかツルツル。
斜度は稜線に出るまでの急登よりはかなり緩やかなので、慎重に登れば大丈夫ですが、万が一滑落したらまずいなという感じ。
アイゼンを履いている方もいましたが、その方が懸命でした。

自分はここからシールにクトーというスタイルに戻しましたが、クトーがここではバッチリ刺さる硬さの斜面だったので、クトーの安心感がありました。

ハイシーズンは、急だったらジグを切ればなんとかなるという感じがありますが、このシーズンは春ならではのテクニカルな要素があるなと思いました。