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最終更新:ヤマレコ/YamaReco
展望と花を楽しむ谷川連峰の楽園
平標山は新潟県と群馬県にまたがる山です。両県の境に連なる三国山脈のうち、谷川連峰に属しており標高は1984mです。
高山植物が豊かなうえ、初心者でも比較的登りやすい山として支持を得ています。
山頂部は眺望絶佳の笹原
上部はなだらかな笹原です。木々は無く、開放的な気分で歩けるところも平標山の魅力です。
眺望に優れ、隣の仙ノ倉山から続く谷川連峰や、苗場山、尾瀬の山々に浅間山などを望みます。遠くは北アルプスや南アルプス、富士山も見ることができます。
最高地点は十字路で、4方向から道が通じています。
ここから北へ伸びる「平標新道」を見遣れば、のどかな丘に池塘の平標ノ池が静かに水を湛えています。
6月は花と雪が美しく共演
平標山は、高山植物をお目当てに訪れる登山者も少なくありません。
毎年6月から7月頃はハクサンイチゲやミヤマキンバイ、ハクサンコザクラなどの花が次々と咲き、見応えがあります。
片やまだ雪が残る箇所があり、お花畑と残雪のコラボレーションは楽園のような光景を展開します。
平標山登山のお決まりルート
平標山登山の王道プランは、新潟県の平標登山口から出発する道のりです。登山口までのアクセスが良く、また日帰り山行が可能なため抜きん出て歩かれています。
平標登山口から山頂へ向かう道は2パターンあります。一つ目は松手山を通過する「松手山コース」で、もう一つは林道から「平元新道(へいげんしんどう)」に入り、平標山乃家を経由します。
登りで松手山コース、下りで平元新道を選択し、周回登山とする行程が人気のようです。
松手山コースの序盤は、森の中の急坂です。梯子が設置されている箇所もあります。
6合目の松手山を越えれば、いよいよ眺望は素晴らしく伸びやかな稜線歩きが始まります。
もう一方の平元新道は、県境を成す主稜線に上がるまでは樹林帯です。
県境に着けば平標山乃家が建っています。「仙手(せんぺい)清水」と名付けられた水場があり、美味しい天然水を汲むことができます。こちらに宿泊すれば、時間に余裕を持って行動できるほか、星空や御来光などの特別な景色も堪能できます。
平標山から更に東へ足を延ばし、仙ノ倉山へ登るプランも一般的です。
仙ノ倉山の標高は2026mで、谷川連峰の中で最も高く、唯一の2000m峰です。日本二百名山の一山ですが、日本百名山に惜しくも選ばれなかったとして有名です。
平標山から仙ノ倉山の稜線は、木道が多く穏やかな道が続きます。足取りが軽いうえに高山植物の群落が見事で、写真を何枚も撮りたくなるような稜線漫歩が体験できます。
登山口 |
平標登山口 平元新道登山口 平標新道入口 三国峠登口 上越橋 |
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周辺の山小屋 | 平標山乃家 |
基本情報
標高 | 1984m |
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場所 | 北緯36度49分03秒, 東経138度49分18秒 |
山頂 | |
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分岐 | |
展望ポイント |
山の解説 - [出典:Wikipedia]
平標山 (たいらっぴょうやま)は、新潟県南魚沼郡湯沢町と群馬県利根郡みなかみ町の間に位置する標高1,983.8メートルの山。山名の平は山頂の形状、標は印や標識と同意で境界(=上越国境)を示す。
三国山脈谷川連峰主稜線の西端に位置しており、主脈縦走路の玄関口に位置する。ロープウェイ方面から来た場合はここから南に折れて三国山〜三国峠に繋がる。
山頂は東にある仙ノ倉からの縦走路(主脈)と、西の松手山からの登山道(松出ルート)、南の平標山の家からの登山道(三国山方面への縦走路)、北の土樽からの登山道(平標新道)が合流する十字路になっており、三等三角点が置かれている。なだらかな山容をしており、チシマザサや高山植物に覆われ、360°の展望が開けている。
谷川岳からの主脈縦走コースは1950年(昭和25年)、土樽からの登山道は1953年(昭和28年)、元橋もとはしからの登山道は1955年(昭和30年)頃の伐開。
三国山方面への縦走路と平元ひらもと新道の合流地点には宿泊も可能な平標山の家(管理・みなかみ町、営業は夏山シーズンのみ)があり、群馬県によって縦走路と同じ1950年に新築された後、2006年(平成18年)に建て替えられた。小屋の前に水場(仙平せんぺい清水)と「平標の鐘」、大山祇神社、避難小屋(冬季利用可)がある。
越後百山、新潟100名山、ぐんま百名山、花の百名山で、「ぐんま県境稜線トレイル」三国峠〜稲包山周回コースにもなっている。上信越高原国立公園に属している。
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