小楢山へ フフより母恋し登り父恋し下る 幕岩!


- GPS
- 05:00
- 距離
- 12.9km
- 登り
- 1,107m
- 下り
- 1,093m
コースタイム
- 山行
- 3:41
- 休憩
- 1:18
- 合計
- 4:59
4:50 安曇野穂高発 皷川温泉へ行くが変更 フフへ
8:00 保健農園フフ上部 登山者用駐車場
<復路>
13:20 駐車場発
16:00 自宅着
天候 | 麓は晴れ 登るにつれ曇る 雲の動きが早い |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
防獣ゲート手前に車を止め歩いたが、母恋し登山口まで車入れる |
コース状況/ 危険箇所等 |
母恋し道 登りに使うが草におおわれているところがある 幕岩 鎖場 足場が滑ったので緊張した 登らず通過することもできるが 360度展望 小楢山も岩を通して見られ、富士山と大沢山が並ぶ 父恋し道 急下降 白雲滝付近は緊張したが慎重に行けば問題ない |
その他周辺情報 | 皷川温泉 ここにも小楢山登山口がある |
写真
感想
2018年(平成30年)7月14日(土)
小楢山へ 母恋し道から父恋し道へ 幕岩!
「幕岩に 鎖でよじり 小楢見る」
保健農園ホテルフフ山梨へ
その上部に登山者用の駐車場がある。
防獣ゲートから先が林道となっていて、車はまだ先まで行けるが
今日は歩くことも大事とゲートから歩き始めた。
砂利道、舗装道が交互にあり
途中には座頭塚、それにかわいい顔のお地蔵さんが鎮座し、
杉・ヒノキの樹林帯を淡々と進んだ。
舗装された急登の林道の先に旧父恋し道の分岐が出てくる。
その先を100mほど進み、登りに使ったのは母恋し道だ。
比較的なだらかな登りを選んだ。
下りは調子が良ければ急下降という父恋し道をと考えた。
土曜日ということで登っている人がいるかと思っていたが
まったくその気配もなく、静かだ。
そしてじとっとした山道が淡々と続く。
草が生い茂り、登りだと道が見えなくなるところもあった。
蒸し蒸しとした登りに心地よい風が吹き始めた。
小楢峠だ。
明るい峠でここから10分ほどでなだらかな尾根を山頂へと向かう。
下界の気温からすると気持ちよい山頂だが
雲に覆われ目の前に見えるはずの富士山もお隠れになっている。
展望はないが広い山頂は気持ちよく晴れていれば最高の山頂だろうと思う。
春はツツジが有名というだけあってツツジが山頂を覆ている。
しばらく山頂にいると目の前の雲が取れ
眼下に街並みが見られるようになった。
遠くの山々は雲が覆い姿は結局小楢山頂からは見られなかった。
これから行く大沢山の姿は近いためにしっかりと確認することができた。
それに帯那山の平らな山容も大沢山の横に広がるのが見られた。
雲の動きは早くあっという間に白くなり、また街並みが見られるという繰り返しをしていた。
下山は父恋し道へと向かった。
途中に幕岩なる岩が出現。
岩と岩の間に鎖が設置されていて登れるようだ。
やめようとも思ったが
あまりこのような岩に鎖が設置されているところもなく珍しかったので
登ってみた。
垂直の岩で少し岩が湿っていたので滑る状態にあり恐々と登る。
登り切ると360度の大展望。
といっても雲に覆われた周りの山はほとんど見ることができなかった。
小楢山が見られる。
そして大沢山が真横に見られる。
そして何と雲の中から富士山が顔を出してくれたではないか。
大沢山と並ぶように諦めていた富士の姿を見られた。
幕岩に登った価値が高まった。
それでも幕岩への登りは良かったが、
下りははらはら足の置き場に時間がかかり怖い思いをした。
大沢山から父恋し道へと下る。
母恋し道に比べると急下降だ。
それに見応えのある岩が次々と出てきて変化に富む下山となった。
とくに三角形の窓岩、屏風岩などは迫力があった。
白雲の滝はいきなり水が見られ、その横を下るという少し緊張しながらの下降となった。
コースとしては父恋し道が変化があり面白いと感じた。
戦国の時代、父母を甲州の地で亡くし信州からやってきた姉弟
その悲話が残る小楢山だった。
山頂のツツジ、展望を期待して今一度登ってみたいと思う山だった。
ふるちゃん
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