ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 156523
全員に公開
雪山ハイキング
奥多摩・高尾

牛ノ寝通り

2011年12月17日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
05:45
距離
21.8km
登り
1,472m
下り
1,645m

コースタイム

大菩薩登山口(8:00)-上日川峠(9:10)-砥山(9:35)-上日川峠(9:45)-小屋平(10:05)-石丸峠(10:50)-榧ノ尾山(11:35-11:45)-大マテイ山分岐(12:35)-林道終点(13:20)-小菅の湯(13:45-15:35)
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2011年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
行き:JR塩山駅〜大菩薩登山口(山梨交通バス) 300円
帰り:小菅の湯〜金風呂(村営バス) 100円
   金風呂〜JR奥多摩駅(西東京バス) 680円

感想

前回に引き続き18きっぷを使って、山に登ろうと思う。
18きっぷは、案外、近場でも元は取れるので、前から行こうと思っていた、牛ノ寝通りを歩こうと思う。

上日川峠までバスで行こうと思ったけれど、このバス(甲斐大和〜上日川峠)は、11月で終了とのこと。仕方がないので、大菩薩登山口のバス停から歩くことにする。こっちの方が、バス料金が700円も安い。

めっきり登山者が減って、秋までは混み合った電車もガラガラになっている。大菩薩登山口までのバスに乗っている登山者は、私の他は1名だけだ。
バスから降りて、すぐに上日川峠に向かう。非常に寒い。

車道から登山道に入る所、道標もあって分かりやすい。この道は、以前、歩いたことがあるが、そのときは、豪雨に降られながらの下山時だったので、印象が違う。なんだか初めて歩く道のようだ。
深くえぐれた道を霜柱を踏みしめて登っていくと、登山道にちらほらと雪がでてきた。

途中、崩落地があるため、一旦車道に出て、再び登山道に戻る。
上日川峠に着くと、沢山の登山者がいる。広い駐車場があるので、車でここまで来る人が多いようだ。

少し予定より時間が早いということで、砥山の方に向かってみる。車道は、日陰になっていて、雪が10cm近く残っている。

しっかりした登山道を南に向かっていくと、道は山頂を巻いていく。しばらくぼーっと歩いていたせいで、砥山を越えて大分歩いてしまった。大菩薩湖がすぐ近くに見える。
1637ピークの手前まで来て、引き返す。来た道を戻り、砥山らしき山の手前に戻る。すごく薄い踏み跡をたどって山頂に到着。三角点があるだけで、展望もない。

すぐに上日川峠に戻る。先ほどまで溢れていた登山者の姿は無くなっていた。

笹で囲まれた登山道を小屋平に向かう。途中、沢を2回渡る所がある。今日の寒さでは、水はさぞかし冷たいだろうと、水に触れてみると、意外と冷たくない。

石丸峠まで2回車道を横切る。2回目の交差地点では、登山道崩落のため、車道を少し南下したところに新しい登山道が付けられていた。
ここを少し登って行くと、木がなくなってきて笹の野原となる。ここからの景色が素晴らしい。
富士、南アルプスがくっきりと見える。今日も富士は、立派な姿だ。小金沢山がすぐ近くに見え、眼下には大菩薩湖が見下ろせる。

景色は素晴らしいけれど、風が異常に冷たくて、露出した耳が、どうにかなってしまいそうだ。帽子をかぶる。

日差しの当たる笹原を進んで行くと、前に、犬連れの男性が1人見えてきた。犬がとてもかわいい。コリーだろうか。小さな荷物を背負って歩く姿が、健気で更に可愛らしい。自分の荷物は自分で持っているのだとか。

石丸峠は、以前も来たことがある。ここからの大菩薩峠に向かう笹原の景色がとてもいい。木がないので開放的な気分になる。

石丸峠から、小金沢山に少し登ったところに、牛ノ寝通りに向かう分岐がある。犬連れの男性は、小金沢山に向かって行った。

しばらく下りが続く。道はしっかりとしていて、間違うことは無い。
榧ノ尾山の手前から、道がなだらかになる。榧ノ尾山の山頂は、そのなだらかな道の途中にあり、あまり山頂という感じではない。
山頂は木が伐られて、少し開けている。日が当たり、明るい雰囲気だ。
切り株に腰をかけて、昼食をとる。いつもと変わらず、コンビニのおにぎりとゆで卵だけれど、飽きることがない。

小金沢連峰に遮られ、富士は見えなくなってしまったけれど、眺めはいい。
風が冷たくて、すぐに体が冷えてしまうので出発する。

ここからはひたすら平らな稜線(実際は少し南側)を歩く。牛ノ寝通りという名がぴったりな感じの、のどかな道だ。ここまで平らな道が続くところは、そうないだろう。
先ほどまで吹いていた冷たい風がやんで、なんだかぽかぽかしてきた。日が当たるため、雪はなくなっている。
何も考えずにのんびり歩いて行くと、大マテイ山の分岐まできた。大マテイ山に登る予定だったけれど、もう少し、散歩気分で平らな道を歩きたいと思い、鶴寝山に向かう巻き道を進む。大マテイ山は、以前登ったこともあるので、今回は行かないことに。

巻き道を進むと「小菅の湯」と書かれた道標のある所まできた。ここから、下山する。
北側の斜面を下り始めたとたん、雪が出てきた。1週間ほど前に歩かれたような足跡がある。
ここから巻き道を下って行くが、5cm程積もった雪が凍結していて危ない。巻き道は細く、右側は、急斜面だ。
軽アイゼンは持ってきたけれど、慎重に下れば問題無さそうなので、ゆっくり下る。途中、何度も転びそうになりながらも、なんとか無事に降りることができた。

後は、温泉に浸かって帰るだけだ。小菅の集落を歩いて、小菅の湯に到着した。

小菅の湯の前にあるバス停で、帰りのバスの時間を確認する。ここから上野原駅まで、バスで行ける。
15:20発のバスを確認すると、何やら注意書きがある。運行は12月の第2週の土日までとなっている。今日は、第3週だ。先週で終わってしまったらしい。
幸い、村営バスと西東京バスを乗り継げば、奥多摩駅まで行けるようだ。

バスが来るまでの2時間近く、五右衛門風呂に入ったり、昼寝をしてのんびりと過ごした。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:947人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら