牛ノ寝通り
- GPS
- 05:45
- 距離
- 21.8km
- 登り
- 1,472m
- 下り
- 1,645m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:小菅の湯〜金風呂(村営バス) 100円 金風呂〜JR奥多摩駅(西東京バス) 680円 |
感想
前回に引き続き18きっぷを使って、山に登ろうと思う。
18きっぷは、案外、近場でも元は取れるので、前から行こうと思っていた、牛ノ寝通りを歩こうと思う。
上日川峠までバスで行こうと思ったけれど、このバス(甲斐大和〜上日川峠)は、11月で終了とのこと。仕方がないので、大菩薩登山口のバス停から歩くことにする。こっちの方が、バス料金が700円も安い。
めっきり登山者が減って、秋までは混み合った電車もガラガラになっている。大菩薩登山口までのバスに乗っている登山者は、私の他は1名だけだ。
バスから降りて、すぐに上日川峠に向かう。非常に寒い。
車道から登山道に入る所、道標もあって分かりやすい。この道は、以前、歩いたことがあるが、そのときは、豪雨に降られながらの下山時だったので、印象が違う。なんだか初めて歩く道のようだ。
深くえぐれた道を霜柱を踏みしめて登っていくと、登山道にちらほらと雪がでてきた。
途中、崩落地があるため、一旦車道に出て、再び登山道に戻る。
上日川峠に着くと、沢山の登山者がいる。広い駐車場があるので、車でここまで来る人が多いようだ。
少し予定より時間が早いということで、砥山の方に向かってみる。車道は、日陰になっていて、雪が10cm近く残っている。
しっかりした登山道を南に向かっていくと、道は山頂を巻いていく。しばらくぼーっと歩いていたせいで、砥山を越えて大分歩いてしまった。大菩薩湖がすぐ近くに見える。
1637ピークの手前まで来て、引き返す。来た道を戻り、砥山らしき山の手前に戻る。すごく薄い踏み跡をたどって山頂に到着。三角点があるだけで、展望もない。
すぐに上日川峠に戻る。先ほどまで溢れていた登山者の姿は無くなっていた。
笹で囲まれた登山道を小屋平に向かう。途中、沢を2回渡る所がある。今日の寒さでは、水はさぞかし冷たいだろうと、水に触れてみると、意外と冷たくない。
石丸峠まで2回車道を横切る。2回目の交差地点では、登山道崩落のため、車道を少し南下したところに新しい登山道が付けられていた。
ここを少し登って行くと、木がなくなってきて笹の野原となる。ここからの景色が素晴らしい。
富士、南アルプスがくっきりと見える。今日も富士は、立派な姿だ。小金沢山がすぐ近くに見え、眼下には大菩薩湖が見下ろせる。
景色は素晴らしいけれど、風が異常に冷たくて、露出した耳が、どうにかなってしまいそうだ。帽子をかぶる。
日差しの当たる笹原を進んで行くと、前に、犬連れの男性が1人見えてきた。犬がとてもかわいい。コリーだろうか。小さな荷物を背負って歩く姿が、健気で更に可愛らしい。自分の荷物は自分で持っているのだとか。
石丸峠は、以前も来たことがある。ここからの大菩薩峠に向かう笹原の景色がとてもいい。木がないので開放的な気分になる。
石丸峠から、小金沢山に少し登ったところに、牛ノ寝通りに向かう分岐がある。犬連れの男性は、小金沢山に向かって行った。
しばらく下りが続く。道はしっかりとしていて、間違うことは無い。
榧ノ尾山の手前から、道がなだらかになる。榧ノ尾山の山頂は、そのなだらかな道の途中にあり、あまり山頂という感じではない。
山頂は木が伐られて、少し開けている。日が当たり、明るい雰囲気だ。
切り株に腰をかけて、昼食をとる。いつもと変わらず、コンビニのおにぎりとゆで卵だけれど、飽きることがない。
小金沢連峰に遮られ、富士は見えなくなってしまったけれど、眺めはいい。
風が冷たくて、すぐに体が冷えてしまうので出発する。
ここからはひたすら平らな稜線(実際は少し南側)を歩く。牛ノ寝通りという名がぴったりな感じの、のどかな道だ。ここまで平らな道が続くところは、そうないだろう。
先ほどまで吹いていた冷たい風がやんで、なんだかぽかぽかしてきた。日が当たるため、雪はなくなっている。
何も考えずにのんびり歩いて行くと、大マテイ山の分岐まできた。大マテイ山に登る予定だったけれど、もう少し、散歩気分で平らな道を歩きたいと思い、鶴寝山に向かう巻き道を進む。大マテイ山は、以前登ったこともあるので、今回は行かないことに。
巻き道を進むと「小菅の湯」と書かれた道標のある所まできた。ここから、下山する。
北側の斜面を下り始めたとたん、雪が出てきた。1週間ほど前に歩かれたような足跡がある。
ここから巻き道を下って行くが、5cm程積もった雪が凍結していて危ない。巻き道は細く、右側は、急斜面だ。
軽アイゼンは持ってきたけれど、慎重に下れば問題無さそうなので、ゆっくり下る。途中、何度も転びそうになりながらも、なんとか無事に降りることができた。
後は、温泉に浸かって帰るだけだ。小菅の集落を歩いて、小菅の湯に到着した。
小菅の湯の前にあるバス停で、帰りのバスの時間を確認する。ここから上野原駅まで、バスで行ける。
15:20発のバスを確認すると、何やら注意書きがある。運行は12月の第2週の土日までとなっている。今日は、第3週だ。先週で終わってしまったらしい。
幸い、村営バスと西東京バスを乗り継げば、奥多摩駅まで行けるようだ。
バスが来るまでの2時間近く、五右衛門風呂に入ったり、昼寝をしてのんびりと過ごした。
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