秀麗富嶽十二景・扇山(山梨県大月市)
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- GPS
- 05:29
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 884m
- 下り
- 881m
コースタイム
0:00 0:00 0902 鳥沢駅(入山)
1:10 1:10 1012〜1023 梨ノ木平
2:32 1:22 1145〜1215 扇山(昼食)
3:29 0:57 1312〜1320 梨ノ木平
4:40 1:11 1431 鳥沢駅(下山)
天候 | 曇のち雨・・・ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
↓ 新座駅 ↓JR武蔵野線 西国分寺駅 ↓JR中央線 高尾駅 ↓JR中央東線 鳥沢駅 鳥沢駅(八王子・新宿方面)時刻表 http://www.jreast-timetable.jp/1203/timetable/tt1076/1076021.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
鳥沢駅前には、ロータリから国道20号に出てすぐにデイリーヤマザキ、 国道20号に出て左折し、徒歩2分ほどのところにセブンイレブンがあります。 1.鳥沢駅〜梨ノ木平 鳥沢駅から国道20号を横切って直進し、住宅街に入ります。 (道標あり) しばらくは舗装路歩きの上り坂です。 危険は特にありませんが、序盤は住宅街を通りますので、 車の往来が時々あります。 梨ノ木平までは、ずっと道標が出ていますが、 1か所だけ、従うと藪のドン突きに当たります。(写真参照) とにかく、梨ノ木平まではずっと舗装路です。 梨ノ木平では、ベンチとトイレ(汲み取り式、紙はちゃんとあり)があり、 靴を洗うためのバケツ、ホースつき水道、ブラシがあります。 実にありがたいことです。 2.梨ノ木平〜大久保のコル〜扇山 稜線までかなり急な登りが続きますが、 コースが非常によく整備されていますので、 ゆっくり歩けば体力的な負担も少ないでしょう。 雪は前日の雨のためか、すべて溶けており、全くありませんでした。 湿ってはいますが、ぬかるんでおらず、歩きやすいです。 水場の直前は水浸しですが、気温が高いためか、凍結していませんでした。 稜線から扇山までは10分程度ですが、この間は泥濘が多いです。 ただし、ルートが広いので、回避も容易です。 3.大久保のコル〜扇山林道終点 復路は別ルートで下りました。 途中までは往路と一緒ですが、15分ほどで分岐します。 「つつじ野生地(4月末〜5月)」という方向に向かいました。 つつじが野生している季節以外はほとんど踏まれていないらしく、藪尾根です。 足場が緩いところも多く、斜面が急なところは落ち葉で滑るので、結構歩きにくいです。 ルートは全体的に不明瞭ですが、よく見ると分かる程度です。 基本的に整備されていない場所で、木段もところどころにありますが、 老朽化が著しく、いきなり地面から外れたり、 巨大な倒木があったりと、なかなかトンデモルートで、 個人的には結構面白かったです。 林道終点まで下りると、舗装路になるので、右手に歩いていくと梨ノ木平に戻れます。 |
写真
感想
今回は山友だちと一緒に、ゆったりと歩いてきました。
ここのところ、朝が早かったけれど、今回はゆっくりです。
今日は天気が午前中しかもたなさそうだったし、
短いルートを歩こう、ということになり、
アクセスが容易で、コースタイムが短い扇山を選びました。
高尾始発の甲府行き普通列車には、
登山客と思しき中高年がかなりいましたが、
ほとんどが上野原駅までで下車していき、
ぼくたちが降りた鳥沢駅では、10人程度でした。
天気は、曇。午後から雨との予報です。
扇山はなかなかよかったです。
ほとんどは植林されたと思われる杉ばかりでしたが、
上のほうに行くと、広葉樹が多くあって、
枯葉が敷き詰められた道を気持ちよく歩けました。
新緑の季節にまた登りたいものです。
頂上には、ものすごくゆっくり歩いて2時間半程度で到着。
2パーティーくらいいましたが、
頂上に着いた途端に、天気予報通り雨が降り出したため、
みな大慌てでレインウェアを着て撤収。
ゆっくりと昼食を摂るまでもなく、下山を開始しました。
下山路は、途中で分岐していた「つつじ野生地」方面へ。
こちらは、4月下旬から5月まで、つつじが野生している場所ですが、
普段はほとんど誰も通らないらしく、
踏み跡が薄く、藪や倒木があちこちある、なかなか面白い尾根でした。
ここ数日は、またぐずついた天気が続いていますが、
天気が悪いなら、悪いなりの楽しみ方があるものです。
霧に霞んだ木々の枝の姿は、まるで生きているかのように見えるし、
雨の音は、まるで山全体を包むかのように、
他のあらゆる音を薄いフィルターを通すかのように遠ざけていきます。
濡れるのはもちろんあまり好きではないけれど、
晴れた時以外にも山を楽しまないと、ちょっともったいないと思いました。
やはり「雨男」でしたか
>晴れた時以外にも山を楽しまないと、ちょっともったいないと思いました。
雨も降れば、風も吹く。
沈殿を余儀なくされることもあれば、撤退して再チャレンジの機会も巡ってくる。
どうせ逃れられないのなら、「楽しむ」しかないでしょう
山も人生も同じだよね。
なーんて言ったら、ちょっとエラそうすぎますかね
ricalonさん、こんばんは。
同行した友だちにも、「雨雲を運んでくる男」と言われました(笑)
個人的には、天候には抗えないのだから、
楽しむだけ楽しんでやろうと思ってるんですが、
その友だちはまだ登山歴が3年ちょっとで、
あまり悪天下での山行経験がないみたいなので、
今後は、雨男の面目躍如、悪天下での山の楽しみを分けてあげたいなー、
などと思っております(笑)
> 山も人生も同じだよね。
いや〜、まったくおっしゃる通りです。
わたしにとってはの人生は、まだ山ほど楽しめていない気がしますが、
前よりもだんだん楽しくなってきたように思います。
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