【口三方岳（石川・1269m）】白山・立山・剱を望む360度のパノラマ

2012年04月15日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 13.9km
• 登り: 1,123m
• 下り: 1,106m

コースタイム

7:00駐車地点→(奥地へ行き過ぎてしまう)→8:00登山口→10:30山頂10:50→12:05駐車地点

天候

晴れっ!

アクセス

利用交通機関：

自家用車

登山口…白山市河内地区、金沢セイモアスキー場手前の林道から数百m
　登山口前には4、5台停めるスペースがあるが、
　この日は、雪で埋まっていて、途中の林道に駐車。

コース状況／危険箇所等

道の状況　…　特に危険箇所はないが、下山時、谷に迷い込みそうと感じた。
　登るとき確認するかしておく必要があるのではないか。

登山ポスト　…　なし。山頂に登山者名簿と言う名のノートあり。

下山後の温泉　…　河内千丈温泉「清流」370円。
　※ボディソープだけある。あとは別途。

写真

白山市街の外れから、白山がはっきり見える

R157鶴来付近、桜がキレイ!

林道を歩きすぎてしまった

登山口。行きの時はあやふやだったが、戻った時は「そうそう、ここここ!」ってすぐに分かった。

こんな感じの道が続く

口三方岳はまだ見えない

振り返る。まだまだ向かいの松尾山と背比べしてる感じ。

烏帽子山

本日の山岳ガイド、カモシカさん

微動だにしない。

これを撮った時、はく製なんだと思いました。

通り過ぎて振り返ると、カモシカさんも振り返ってみていた

奥にあるのが口三方岳の片割れか?

白山も一望

金沢平野も一望、これは頂上からの景色が、楽しみ、楽しみ。

山頂

登山者名簿

白山

ゴロンとした撮った写真

寝ながら白山

「おいで、おいで」

金沢平野

荒島岳だっけかな?

登ってきた道

白山

白山

白山、何度も撮ってしまった

最後の下り

直海谷川

河内千丈温泉

浴場の中

感想

shirayama

2012年4月15日(日)

●登山口を通り過ぎて…

口三方岳は、標高1269m。
白山市旧河内村の直海谷(のみだに)川の奥にあり、
金沢と白山の中間点に位置し、山頂からのパノラマは素晴らしい。
口三方岳との相性が良いのか、時期が良いのか、いつも白山が見える。
毎年ゴールデンウィークに登っているが、今回はちょっと早めに登ることにした。

河内千丈温泉の手前で分岐する林道は、
数十メートルで雪崩のため行き止まり、トコトコ歩き出した。
ゴールデンウィークの時は、林道は整備されているので、林道を歩くのは初めて。
はて、登山口はどこだっけかな。
確か、ブルーシートで覆われた材木の先だったと思うが、見た感じ、登れそうな雰囲気ではない。

本来の登山口だったのだが、スルーしてさらに奥地へ歩いてしまった。
しばらくして、直海谷川にかかる橋まで来た。

あれ?こんなとこまで来たっけかな。
その先は土砂崩れになっている。
どう見ても、崩れてずいぶん経っている感じがする。

行き過ぎた(笑)
やっぱり、見覚えがあるあの場所だった。
標識がなければ、何でもない斜面にしか見えなかった。
登る前からアルバイトしてしまった。

うーん、相性は良いはずなのに(笑)

戻ってさっそく登り始めた。


●何回登ってもしんどい

登山口からは、いきなりの急登。
標高差は920mあるそうだ。
尾根に出てからは、傾斜も緩くなるけど、きつい。
雪が残っていたが、杉の原生林に入ったころには、次第に完全な雪道になっていく。

原生林を出ると平坦になるが、急な傾斜が待ち構えている。
傾斜を登ると平坦な道、そして、傾斜、その繰り返し。
ただ、展望がきくので、目は楽しめる。

途中、カモシカに遭遇。
微動だにせずに、じーっとこっちを凝視している。
「えっ、まさかのはく製?」
まばたき一つせず、
カモシカは、自分が通り過ぎていくのをずーっと見ていた。

足元は、急斜面では深いところが少しあったが、
あとは、かかとまで埋まるか埋まらないかくらい。
割と雪がしまっていたので、つぼ足で通した。

登山口から2時間30分で山頂に到着。
ホント、しんどかった。
山頂からの景色は素晴らしい。
白山はもちろん、県境の山々、金沢平野、遠くに立山・剱まで確認できた。
白山が「おいで、おいで」してる感じがしてならない(笑)

山頂には、標識の下に「ようござった」の看板と登山者名簿がある。
「ようござった」は、「いらっしゃい」っていう意味。

ここで、コンビニで買った「おにぎり弁当」を食べて、
雪の上でゴロンとする。
風もなく寒さを感じることなく、太陽の光でほんのり温かい。
実に気持ちがいい。

立山・剱を見て「船窪小屋」の歌の2番目のあのフレーズを思い出した。

変化に富んだ　長い　急な登り
小屋から見える景色、立山・剱・烏帽子・だ・け♪

船窪小屋を終点にした縦走を計画したいところですね。

そういえば、昨年の小屋番のときさん、今年も小屋番するそうですよー。

誰からも行けと言われたことはないけれど、
行かなきゃいけないところがいっぱいある(笑)

ずっと雪の上でゴロンとしていたいけど、
時間の都合もあるので下山。

しんどかった登りと違い、
雪の斜面の下りは、テキトーに歩いていけば良いのでラクラク。
登りの時以上に、景色も楽しめる。
でも、2、3回くらい踏み抜いてしまう。
白山を見ながらザクザク下りていった。

下山後は、河内千丈温泉「清流」へ。
入浴料がなんと370円と、何とも良心的!

満足、満足の山でした。

コメント

sakura

本当ですか
shirayamaさん　こんにちは

船窪小屋のトキちゃん今年も小屋番ですか、それは貴重な情報じゃないですか

今年もいくしかないですね

shirayama

本当ですよ
sakura0725さん、こんにちは。

この話題に、絶対反応してくれると思いました（笑）

船窪小屋のホームページの
お母さんの日記に出てましたよ！
http://funakubogoya.net/?m=201203

小屋閉めして１週間後からインド修行へ出かけていて、
トキちゃんが、メールで意向を伝えたらしいです。

ええ、行くに決まっているじゃないですかー