標高(ひょうこう)
最終更新:2022-07-31 13:17 - jj1xgo
基本情報
海面の延長であるジオイドからの距離。山頂には三角点が設置されている場合が多く、三角点より高い場所がある場合にはその標高点が山の高さとされる。
山の解説 - [出典:Wikipedia]
山(やま)とは、周囲よりも高く盛り上がった地形や場所のことをいう。地形学では丘陵や「台地」よりも周囲との相対的高度差(比高)や起伏が大きいものを指す。平地と比べ、傾斜した地形から成る。周囲とどの程度の高度差があれば山と呼ぶかについては、国や地域ごとの習慣、領域や研究者ごとに差異があり、一概に決まっているわけではない。たとえば日常生活で人々は、ある盛り上がった地形を指して、同じ人々が、あるときは「山」と呼んでみたり、またあるときは丘陵、丘、岡などと呼んだりすることがあり、区別は必ずしも明確でない。
ブリタニカ百科事典では、相対的に2,000フィート(610m)の高さを持つものを山としている。
国際連合環境計画において定義された「山岳環境」は、以下のいずれかの条件を満たす地点を山岳と定義している。
- 高度が少なくとも2,500m以上ある。
- 仰角が2度を越え、高度が少なくとも1,500m以上ある。
- 仰角が5度を越え、高度が少なくとも1,000m以上ある。
- 周囲半径7km以内で300m以上高度が上がっている場合、高度が少なくとも300m以上ある。
この定義を使用した場合、山岳地帯はユーラシアの33%、北アメリカの24%、南アメリカの19%、そしてアフリカの14%を占めている。また、地上の全陸地面積のおよそ24%が山岳地帯と定義されることになる。日本では、国土地理院が地図に示す名称に「山」をつける場合、地方自治体の申請をもって表示するとしている。