祠(ほこら)
最終更新:2022-07-31 19:23 - jj1xgo
基本情報
神社を簡略化した手のひらサイズの神殿。
社殿は木製か石造りで屋根と扉がついている。御神体は札や神像などで矢張り手のひらサイズ。
道祖神や地蔵信仰と同様に、集落の境・峠・辻などにも祀られるが、前者と一線を画すのは、1)個人の敷地内にも建立。2)稜線・山頂等の修験道にも多く見られ浅間神社・山の神等の名称を頂いていることも多い。これらは神社としての性格を良く表している。
山頂の祠は、山麓の神社(本社)と対をなし、山頂の上社として分祀されていることもある。
社殿は木製か石造りで屋根と扉がついている。御神体は札や神像などで矢張り手のひらサイズ。
道祖神や地蔵信仰と同様に、集落の境・峠・辻などにも祀られるが、前者と一線を画すのは、1)個人の敷地内にも建立。2)稜線・山頂等の修験道にも多く見られ浅間神社・山の神等の名称を頂いていることも多い。これらは神社としての性格を良く表している。
山頂の祠は、山麓の神社(本社)と対をなし、山頂の上社として分祀されていることもある。
山の解説 - [出典:Wikipedia]
祠(ほこら)とは、神を祀る小規模な殿舎。語源は神道用語の「ほくら(神庫、宝倉)」の転訛という。小祠(しょうし)、小堂(しょうどう)とも。もともとは古神道に由来する信仰であるが、神仏習合によって道祖神に関連した仏(地蔵菩薩など)も祀るようになった。神社の簡略形で、人が立ち入ることが難しい場所や、集落や個人が所有する土地に設置され、神職は常駐しない。神社と異なり鳥居はないか、あっても非常に小規模なものに過ぎない。社殿は木製の他、石造の場合もある(それぞれ木祠(もくし)、石祠(せきし)と呼ぶ場合もある)。多くは切妻屋根を備え、厨子に見られるような観音開きの戸を開けると内部に仏像、神像、あるいはご神体としての石・御幣などが収められている場合がある。
祭神は一定しないが、仏像が収められている祠は地蔵菩薩を祀るとされるものが多く、特に京都を中心とする近畿地方では地蔵盆の主体となるなど、地元の集落において素朴な信仰が保たれている。