ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

RECCO(れっこ) / RECCO救助システム

最終更新:2022-09-27 21:31 - jj1xgo
基本情報
雪崩により雪中に埋没した人の捜索のために作られた、スウェーデンRECCO社の遭難救助システムのこと。正式名は「 THE RECCO® RESCUE SYSTEM 」。

海外ブランドのハードシェルやスキー/スノボウェア、ザックには「RECCO」と書かれたリフレクタと呼ばれる反射板が縫い込まれているものがある。ディテクター発信器というもので915MHz前後の電波を発信すると、電波を受けたリフレクタ反射板が1830MHzにして返し、素早く遭難者を見つけられるというもの。リフレクタ反射板は後付けも可能。

海外では広く普及しているが、日本国内では電波法の規制によりディテクターの使用が認められず、普及していない。2016年3月2日に総務省・北海道総合通信局から「RECCO救助システム」の実験試験局が受理され、北海道や白馬エリアのスキー場で実証実験が行われた上で普及のための提言が行われていたが、その後の動向は不明である。

山の解説 - [出典:Wikipedia]

[logo.svg|frameless|right|RECCO-Logo]
RECCOは、雪崩により雪中に埋没した人の捜索のために作られた遭難救助システム。
[[file:RECCO®_reflector.jpg|thumb|スキーウェアに縫いこまれる反射器]]
作動原理は万引き防止システムと似ており、比較的指向性の強い極超短波 (UHF)に分類される915MHzと1834MHz前後の微弱電波を利用する。915MHz前後の周波数帯は比較的積雪に浸透し易く、電波は乾いた雪なら5m以上の深さにまで到達して信号を返す。反射器から返される1834MHz前後の周波数帯は比較的指向性が強いため、方向を特定するために役立つ。反射器の同調周波数はある程度の許容値があるため、915MHz前後の周波数帯であればその2倍の周波数を返す。
日本国内では電波法の規制によって使用が認められずにいたが、2015年6月からシステム運用の実用化に向け、2016年3月2日に総務省・北海道総合通信局から「RECCO救助システム」の実験試験局が受理された。探索に使用する場合、915MHzから917MHz前後の周波数帯で1.5W程度の送信出力なので付近のプラチナバンドの携帯電話に影響を与える可能性がある。この周波数帯は欧米諸国ではアマチュア無線で利用できるが日本国内で探索装置を使用するためには「陸上特殊無線技士3級」以上の資格が必要

その他の用語

アイスキャンディ 赤テープ アプローチ 石車 インクライン Windy 浮き石 駅からハイキング エスケープルート 枝道 堰堤 往還 温泉 下降点 乾燥室 関東ふれあいの道 極地法 鎖場 クマ棚 グラベル けもの道 ケルン 剣ヶ峰 健脚 コール 高山病 ココヘリ 強力 御朱印 砂防ダム 三角点 山岳信仰 山行 山座同定盤 三山 ザイル祭 しぶり腹 秀麗富嶽十二景 修験道 食害 処女峰 神木 森林セラピーロード 自炊場 自生 地蔵 ジビエ 水準点 遭難 杣道 ソロ ターマック タバスキー ダイダラボッチ 中部北陸自然歩道 鉄塔巡視路 天水 テント場 等高線 登山計画書 トラロープ TJAR トレース トレイルランニング トレッキング トンネル 道祖神 土留 ナイトハイク 梨百 にっぽん百低山 にっぽん百名山 日本の滝百選 ヌタ場 ハイキング 廃道 ハシゴ場 幕営 バディ 馬頭観音 バリエーションルート パーティ 避難小屋 火の用心 標高 踏み抜き プリンスルート ペミカン ホーロー看板 ほだ木 房州低名山 歩荷 ボルダリング mountain-forecast 巻き道 マタギ マッターホルン マツダランプ 纏リス 水場 弥山 道迷い 木道 モノレール 山ガール 山小屋 ヤマテン 山並み 山の日 リングワンダリング 林道 累積標高 RECCO ロープ場 ワークマン ワサピー ワンダーフォーゲル

「RECCO」 に関連する記録(最新3件)

北海道
  25   26 
2022年02月13日(日帰り)
東北
02:4017.4km1,807m5
  20    48  23 
2017年02月18日(日帰り)
札幌近郊
01:578.7km122m1
  32    77 
2016年05月08日(日帰り)