高山病(こうざんびょう) / 高度障害
最終更新:2020-03-01 18:45 - yoshiki01
基本情報
低酸素状態に置かれたときに発生する症候群。高山では空気が地上と比べて薄いため、体質や体格などにより発症に個人差はあるが、概ね2400メートル以上の高山に登って酸欠状態に陥いると、さまざまな症状が現れる。
高山病に陥りやすい状況として、一般に以下のことが言われている。
・寝不足や疲労がたまった状態での登山
・いっきに高度を上げるような行程やオーバーペース
・肥満ぎみの人は適正体重の人に比べて高山病になりやすい
・天気が悪い日は気圧が低くなる(=高度が擬似的に高くなる)ので、さらに高山病になりやすい
・呼吸器や心臓に疾患のある 人や貧血ぎみの人
高山病に陥りやすい状況として、一般に以下のことが言われている。
・寝不足や疲労がたまった状態での登山
・いっきに高度を上げるような行程やオーバーペース
・肥満ぎみの人は適正体重の人に比べて高山病になりやすい
・天気が悪い日は気圧が低くなる(=高度が擬似的に高くなる)ので、さらに高山病になりやすい
・呼吸器や心臓に疾患のある 人や貧血ぎみの人
山の解説 - [出典:Wikipedia]
高山病(こうざんびょう、altitude sickness)とは、高地で低酸素状態に置かれたときに発生する症候群。最近では(熱射病や日射病という病名が、より病態を表現した「熱中症」と呼称変更されたように)「高度障害」と呼ぶ場合も多い。高山では空気が地上と比べて薄いため、概ね2400メートル以上の高山に登り酸欠状態に陥った場合に、さまざまな症状が現れる。
主な症状は、頭痛、吐き気、嘔吐、眠気(めまい)である。他に、顔や手足の浮腫、眠気やあくびなどの睡眠障害、運動失調、低圧と消化器官の機能低下からくる放屁などが現れることもある。低酸素状態において数時間で発症し、一般には1日後 - 数日後には自然消失する。しかし、重症の場合は高地脳浮腫(High-Altitude Cerebral Edema; HACE)や高地肺水腫(High-Altitude Pulmonary Edema; HAPE)を起こし、死亡に至ることもある。