鶏頂開拓の道を行く
- GPS
- 08:03
- 距離
- 22.6km
- 登り
- 1,221m
- 下り
- 1,030m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
川治温泉薬師の湯駐車場からのスタート |
コース状況/ 危険箇所等 |
塩原地区の山周辺では、熊の糞を多数見た。 この時期は注意が必要! |
その他周辺情報 | ゴール地点に川治温泉「薬師の湯」があり、ここを利用 |
写真
感想
川治温泉から鶏頂開拓を経由して奥塩原温泉へ抜けるルートを今回はチョイスした。ちょうど紅葉狩りを行うのにもちょうど良いタイミングだろう!と、言う事は分かっていての山歩きだ。
まず川治温泉の駐車場を出発するとすぐに、薬師の湯に併設された露天風呂を見て川を渡る。いつも来るたびに気になっている温泉だ!遊歩道や周辺に建つホテルからは丸見え状態の露天風呂だ。入ってみたい気持ちはあるが、勇気がなくは入れない。「きっとおじいさんになれば気にせずに入ることができる」のであろう。
国道を渡り平方山方面に向かう。以前はちゃんと整備されていたのだろうと思われる「自然探索路」に足を踏み入れる。入口には案内板があったが、途中の分岐には標識はなく廃道に近い状況だ。遊歩道はすぐに終わって、駐車場から山道に入るとすぐに分かれ道があった。左に折り返して登って行けば正規のルートであっただろうが、そんな事は全く分からずに直進してしまった。そこは林業業者の作業道だったようだが、踏み跡がしっかりしており間違えて来てしまった。間違えに気付き、沢筋を直登して尾根道に合流した。この時点で汗が大量に噴出しておりしばらくの休憩を取った。
尾根道を進むと林道と合流した。しばらくは赤いモミジを見ながらの散策で、のんびり歩くことができた。小さな標識にしたがって林道から山道に入ると、そこは開拓時期に作られた街道跡だった。山の斜面がすり鉢状に削られて、いかにも昔道。分かりずらい所も多々あるが、電柱に沿って進んでいけば間違えることはないだろう。しばらく進むと開拓者たちが切り開いた土地に出た。フェンスの門があったのでそこを抜けるといくつもの農場が多々広がっていた。昔の人たちは良くこんな土地を開拓したもんだな〜と思いながら進んでいく。
現代道の「もみじライン」に出るとしばらくは、有料道路を歩いて行く。「もみじライン」と、言うだけあって紅葉が素晴らしい街道だ!こんなに綺麗なもみじを見ながら散策できるのに、車で走り抜けてくなんてもったいない道路だ。ハンターマウンテンの臨時駐車場がある脇道に入っていくと、駐車場では7頭のシカの群れが草牧をムシャムシャ食べていた。しばらく見ていると、こちらの事に気づき森の中に去って行った。このだだっぴろい駐車場で昼食をとることにした。いつもなら何処かの山頂で昼食とするが、何百台も停められそうな駐車場の真ん中で昼食にするのも新鮮な気持ちになる。
昼食後はナビを頼りに赤川遊歩道を目指す。踏み跡なのか、作業道なのか、獣道なのかは分からないが、方角を確認しながら谷を目指して下っていく。やがて比較的大きな沢の音が聞こえてくると、沢にかかるコンクリート製の人工物があった。ここが赤川で間違えないだろう。この赤川を対岸に渡らなくてはならないが、川を渡れるようなポイントは全くない。前方は切り立った絶壁になり、やむおえずズボンを脱いで川を渡ることとした。「冷て〜」の一言。やはりこの時期の川の水は非常に冷たかった。
沢を渡り後は整備された遊歩道と思いきや、台風のせいかと思われる、倒木や道の崩落が多数。あまり一般的には歩かれてはいない遊歩道のようだった。遊歩道も終わり、あとは適当に山中を歩いていく。国土地理院の地図にも道の記載はなく、カンで山中を徘徊。この周辺では人の立ち入りが少ないせいか、熊の糞を何度も見た。熊と、かちあったりする恐れもあるだろう。注意注意!
やがて道なき道を進み、箒川と合流して国道に這い上がり今回の山歩きは終了となった。
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