甲武信ヶ岳・三宝山
- GPS
- --:--
- 距離
- 14.8km
- 登り
- 1,292m
- 下り
- 1,278m
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2006年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
7月中旬に西沢渓谷から1泊で甲武信ヶ岳を目指す予定だったが集中豪雨のために遭えなく断念。そのリベンジ企画として日帰りで長野県側から甲武信ヶ岳を目指す。入山口の毛木平駐車場は整備状態も良く、途中の道も状態が良くアクセスしやすい。ここから千曲川・信濃川の源流である西沢沿いを登る。この西沢沿いの道は状態も良く登山道というよりも遊歩道で、傾斜も緩やかなので登山初心者にも安心して登れると思う。
この日は日差しも強く暑かったが、この遊歩道沿いはブナなどの高い木々に囲まれ日陰になって涼しかった。沢沿いだけあってシットリとした雰囲気が漂って、好みな感じの登山道である。結局、甲武信ヶ岳の山頂直前まで高い木々に囲まれているため、眺望はイマイチであった。途中、ナメ滝という岩場で沢登遊びをしている時に転倒して服を濡らす。ポケットに入れていた携帯電話とデジカメがお釈迦になった。
その後、千曲川源流を示す標識を過ぎ、出発から2時間半弱で甲武信ヶ岳山頂にたどり着く。ナメ滝から山頂まで1時間弱であったが、濡れた服は完璧なほどに乾いていた。山頂からは富士山や南アルプス、八ヶ岳、浅間連山などが望めた。西秩父の山に来て眺望が良かったのは今回が初めてのような気がする。それからこの甲武信ヶ岳には狭い山頂に山頂を表す標識が3本ある。甲武信ヶ岳は山梨(甲州)・埼玉(武州)・長野(信州)の3県境にあり・・・・3本の標識は各県がそれぞれ建てたものである。因みに一番立派なのは埼玉県が建てたものである。
山頂でチョイと長め休憩と昼食を取った後、下山を開始する。下山は埼玉と長野の県境沿いを行き、十文字峠を経由して毛木平に戻るルートを採る。一旦下った後に登り返して埼玉県最高峰の三宝山に到着する。眺望はイマイチだが山頂は甲武信ヶ岳よりも広く、整備が行き届いている。再び下って十文字峠を目指したのだが・・・・十文字峠までに大小7つ以上の登り返しがあって、このルートは結構キツイ。千曲川源流沿いのルートと同じくブナなどの高木に囲まれて強い日差しは避けられるのが救いである。
十文字峠直前からは単調な下りとなり、一気に高度を下げる。ここを一気に下って毛木平駐車場に戻った。下りは休憩を取らなかったにも関らず、4時間弱もかかった。千曲川源流沿いの道を登るよりも今回の下山ルートを下る方が体力的にキツイ。
さて、ナメ滝でお釈迦になったと思っていたデジカメは、帰路の車の中でダッシュボードに置いていたら・・・・ナンと生き返った。濡れた時に電源が入っていなかったことが幸いしたのかもしれない。一方、携帯電話は完全に逝ってしまった。という訳で、帰宅後にダッシュでドコモショップへ向かった。
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