三頭山


- GPS
- --:--
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 792m
- 下り
- 785m
コースタイム
政和温泉(8:50)→山頂(13:45-14:10)→政和温泉(16:20)
過去天気図(気象庁) | 2006年01月の天気図 |
---|---|
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
和寒インター経由で幌加内の政和温泉へ。寒々と冷え込んだ道北の小さな盆地だ。盆地の向かい側は北大の演習林でノムラさんがいるかもしれない。手持ちの五万図には深名線がまだ走っていて、三頭山には夏道記号も無い。温泉の駐車場に停めて一線川右岸尾根を末端から出発。 標高差は800だが、三頭山の前山の尾根を長く登るルート取りなので、なかなか近づかない。尾根はゆるやかで木の生え具合もちょうど良い。雪は新雪ラッセル10センチほどで晴れ。風もない。気温は氷点下7〜8度で、これまたちょうど良い。エゾマツもハルニレもダケカンバも、時折直径1m前後の太いやつが生えていて感激する。エゾマツの枝振りが見事で、良い間隔に生えている。こういう山のスキーは快調なのだ。 途中1140のポコが二つあり、その辺が細くなっていて進みづらいが、その二つを超えると急な大斜面になる。標高800mに北電の電波反射板のようなものが建っていて景観を壊している。山頂部は頭が二つ三つあるので視界がないと戻りがきついかも。山頂からは日本海が見えた。北の方へのびるこの山脈の延長には、1000mこそ切るものの白く堂々とした連山がつながる。釜尻山、小平蘂山(オビラシベ)など風格がある。厳冬期の現役メインの縦走に良いと思う。ピッシリが霞のかなたに。 山頂から標高差400の白い急斜面は最高だ。登山靴の靴ひもをぎゅぎゅっと締めて一気に滑り降りた。フワフワの上ナダレる気配無し、大胆なターンをしてバランスを崩しても雪が深いので転ばない。ちょん切らずに連続で降りたので膝の上筋がつってしまった。 登り返しのポコもうまいこと巻いたりして通り抜け、下りは予想以上にシールを付けずに済んだ。温泉めがけて滑り降りる期待していなかった最後の斜面もオマケとして楽しんだ。 政和温泉(500円)→深川駅前菊屋でカツ丼→札幌→函館(夜行バス)で帰る。寿司屋のカツ丼は凄くうまかった。肉、コロモ、タマゴ、飯、量も申し分なし。札幌ではバスセンターに近いディックの部屋で南極映像を見ながら時間調整した。 |
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感想
和寒インター経由で幌加内の政和温泉へ。寒々と冷え込んだ道北の小さな盆地だ。盆地の向かい側は北大の演習林でノムラさんがいるかもしれない。手持ちの五万図には深名線がまだ走っていて、三頭山には夏道記号も無い。温泉の駐車場に停めて一線川右岸尾根を末端から出発。
標高差は800だが、三頭山の前山の尾根を長く登るルート取りなので、なかなか近づかない。尾根はゆるやかで木の生え具合もちょうど良い。雪は新雪ラッセル10センチほどで晴れ。風もない。気温は氷点下7〜8度で、これまたちょうど良い。エゾマツもハルニレもダケカンバも、時折直径1m前後の太いやつが生えていて感激する。エゾマツの枝振りが見事で、良い間隔に生えている。こういう山のスキーは快調なのだ。
途中1140のポコが二つあり、その辺が細くなっていて進みづらいが、その二つを超えると急な大斜面になる。標高800mに北電の電波反射板のようなものが建っていて景観を壊している。山頂部は頭が二つ三つあるので視界がないと戻りがきついかも。山頂からは日本海が見えた。北の方へのびるこの山脈の延長には、1000mこそ切るものの白く堂々とした連山がつながる。釜尻山、小平蘂山(オビラシベ)など風格がある。厳冬期の現役メインの縦走に良いと思う。ピッシリが霞のかなたに。
山頂から標高差400の白い急斜面は最高だ。登山靴の靴ひもをぎゅぎゅっと締めて一気に滑り降りた。フワフワの上ナダレる気配無し、大胆なターンをしてバランスを崩しても雪が深いので転ばない。ちょん切らずに連続で降りたので膝の上筋がつってしまった。
登り返しのポコもうまいこと巻いたりして通り抜け、下りは予想以上にシールを付けずに済んだ。温泉めがけて滑り降りる期待していなかった最後の斜面もオマケとして楽しんだ。
政和温泉(500円)→深川駅前菊屋でカツ丼→札幌→函館(夜行バス)で帰る。寿司屋のカツ丼は凄くうまかった。肉、コロモ、タマゴ、飯、量も申し分なし。札幌ではバスセンターに近いディックの部屋で南極映像を見ながら時間調整した。
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