上高地〜涸沢〜奥穂高岳〜前穂高岳〜岳沢〜上高地

2012年08月09日(木) ~ 2012年08月10日(金)

• GPS: 32:00
• 距離: 26.1km
• 登り: 1,930m
• 下り: 1,924m

コースタイム

（一日目）5:50上高地バスターミナル-7:00明神池-10:30本谷橋-
12:20涸沢ヒュッテ-14:05ザイテングラート取り付き-15:20穂高岳山荘（泊）
（二日目）4:50穂高岳山荘-5:30奥穂高岳-7:15紀美子平-7:50前穂高岳-11:15岳沢小屋-13:45岳沢登山口

天候

（一日目）晴れ
（二日目）晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス

●往路
さわやか信州号
（新宿西口都庁大型バス駐車場23:00発-上高地バスターミナル5:40分ごろ着　7000円）
●復路
さわやか信州号
（上高地バスターミナル16:30分発-新宿駅西口21:00ごろ着　7000円）

コース状況／危険箇所等

●本谷橋〜涸沢ヒュッテ
わずかながら雪渓あり。

●涸沢パノラマコース〜ザイテングラート
お花畑のあたりに雪渓あり。
登山道がガレており、脚に堪えます。

●重太郎新道
長い急坂が続きます。
石がゴロゴロしており、浮石を動かさぬよう注意して下ります。
クサリ・はしごあり。

●穂高岳山荘
9日に宿泊。夕食のみ希望（7700円）。
1人でひとつの布団を独占できました。
平日、かつオリンピックも相まって宿泊客が少なかったのかもしれません。
なお、さわやか信州号を利用しても宿泊割引はありません。
・穂高岳山荘
http://www.hotakadakesanso.com

●森のリゾート小梨
河童橋あたりのキャンプ場で日帰り入浴ができます。
500円（タオルなし）。食堂あり。
http://www.nihonalpskankou.com/

写真

明神池。

本谷橋と北穂高岳。

本谷橋〜涸沢。わずかながら雪渓歩きが楽しめます。アイゼン不要。

奥穂高岳。

涸沢ヒュッテ。

涸沢・パノラマコース。

パノラマコースの雪渓。画像下部に人が歩いているのが分かるでしょうか。踏み跡をトレースします。

ザイテングラート取り付き。この尾根を上がれば穂高岳山荘です。

奥穂高岳への取り付き。

雲に隠れる笠ヶ岳。穂高岳山荘より。

常念岳。

穂高岳山荘の夕食。ご飯とお味噌汁のお代わりができます。
時間は夕方5時40分（2回目）。

穂高岳山荘から見るジャンダルム。

穂高岳山荘から見る笠ヶ岳。

奥穂高岳山頂。

吊尾根と前穂高岳。

紀美子平。ここに荷物をデポし、前穂高岳へ。

前穂高岳山頂。

岳沢湿原から見た穂高連峰。

感想

takenobi

8月9〜10日にかけて、奥穂高岳から前穂高岳を縦走しました。
9日早朝、上高地バスターミナルを出発し、明神池、涸沢を経由して穂高岳山荘に宿泊。
翌日早朝、奥穂高岳、前穂高岳に登頂。そして重太郎新道を下りました。

今回の山行は、私にとりて初の北アルプス。
涸沢パノラマコースや吊尾根、重太郎新道など、
石がゴロゴロした道が非常に多く、いっこうにペースが上がらず苦戦しました。
登山道を示す○や→のマークを探し、そして浮き石に注意しながらの歩きは精神も消耗させます。
いたるところで北アルプスの厳しさを思い知らされました。

ですが、両日にわたって最高の晴天に恵まれました。
奥穂・前穂からの眺望はまさに天下一品。
笠ヶ岳、槍ヶ岳はもちろんのこと、乗鞍、御嶽、果ては北岳や甲斐駒、富士など
同定が面倒くさくなるほどの数多くの山々がこれでもかと目に飛び込んできます。

そのほか、涸沢周辺の雪渓や沢、奥穂・前穂の岩登り、クサリ場など
全行程を通じて大変変化に富んでおり、飽きることなく山行を楽しめたと思います。