二度目の滑落でいろいろ考えてみた


過去天気図(気象庁) | 2020年04月の天気図 |
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写真
いくつか打ちみの痛みはあるけど、不幸中の幸い、
行動不能になるようなケガはなく、まずは一安心
深呼吸をして水分補給、失った装備を確認
木の根元に水色のタオルが見えたけどスマホとメガネが見当たらず
予備のメガネを使うことになるとは、まあ良かったのか
スマホは2mほど下に無傷であった
感想
二度目の滑落を機に山行きレポとは分けていろいろ考えてみた。
一度目は 2019.11.21に鈴鹿入道ヶ岳、池ヶ谷ルートからの下り、
50mほど先にテープを見つけ、そこまで傾斜20度ほどのトラバースで
10mほど登るルートに靴幅2つほどの踏み跡を見つけ進む。
路面はザレの上にガレで体重をかけると10cmほど沈み止まっていたが、
滑落した場所は止まらず路面ごと崩落。
体が回転してしまい3mほど落ちたところで、2本の木の間に当たって止まった。
右胸から当たり数日痛みがあったがダメージは少なくてすんだ。
このルートは序盤からザレ、ガレ、落ち葉で3,4回尻もちをついたので
転倒するときは山側にと思っていたが防ぎきれなかった。
元々下りは苦手だったので、以降は慎重に歩いていたが
二度目は 2020/4/4に旧長野峠から笠取山への破線ルート、
P684の尾根後半の下りで20mほど滑落、状況は写真とコメントを見てください。
思うに二度とも想像力が足らなかった。
一度目は、あの路面状況でルートを間違えた。
別ルート(トラバースせずに下を進み直登する)に気付くべきだった。
二度目は前半から緩くスベル路面に注意していたが、急斜面の下りで
左足がスベると進行方向には落ちず、左の斜面側に落ちることを気付けなかった。
これに気付けていたら、もう少し右側を下っていたと思う。
この滑落以降、もしスベったら、どこへ落ちるのかを確認するようになった。
それだけでも足の置き場が10cmほど変わり、もしスベっても
今回のように横への滑落を防げる場合もあると思う。
二度の滑落経験から最初の一秒で止まらないと自力では止まれないことが分かった。
最初は自力で止まれそうに思うほどユックリに感じるが徐々に加速していく、
木が視界に入り、ぶつかって止まれと思うが、体の中心から外れると止まれない。
ソロで行動不能、破線ルートの場合、登山届で救助を待つしかない状況に簡単に陥るので改めて細心の注意をはらうように心がけたい。
アプリの主旨「あなたのレポが誰かの安全に役立つ」に少しでも役立てばと思います。
それにしても5か月で二度の滑落、やはり下りは苦手だ。
もし同じような経験があり、コメントをいただける方がいらっしゃいましたら、お待ちしています。
もちろん滑落の経験のない方も大歓迎です。
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