鴨沢西〜丹波天平〜サヲウラ峠〜のめこい湯

2012年10月20日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 10.6km
• 登り: 1,015m
• 下り: 966m

コースタイム

7:40鴨沢西-8:40高畑の廃屋-9:10後山の廃屋跡-
10:20丹波天平-11:40サヲウラ峠-13:15のめこい湯

天候

晴れ時々くもり

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

●往路
奥多摩駅（西東京バス　7時00分発　鴨沢西行き）→鴨沢西（7時35分頃着）670円

●復路
丹波山温泉（西東京バス　16時32分発　奥多摩駅行き）→奥多摩駅　980円
※実際に乗車したのは約10分後到着の増便（奥多摩駅17時20分頃着）。

コース状況／危険箇所等

●後山の廃屋跡〜丹波天平
廃屋から植林の中をジグザグ登っていくと、雑木林のなだらかな平地に着きます。
落ち葉で踏み跡が分かりづらく、広い平地ということもあって道迷いの恐れあり。
南面の尾根をにらみつつ、わずかな踏み跡やテープを確認しながら、西北西に向けて歩きます。

南面のアカマツ林と北面の雑木林に囲まれた尾根に合流すれば、しっかりとした踏み跡のある登山道が見つかります。

●サヲウラ峠〜丹波バス停
サヲウラ峠からしばらくして、崖に面した細い道がしばらく続き、滑落に注意。

●のめこい湯
大変きれいな日帰り温泉施設で、実に快適です。
ぬるめの浴槽があるのが私には有難い。
大人1人3時間で600円。
http://www.nomekoiyu.com/index2.html

写真

10/20 20:46

丹波天平の登山口。付近に親川バス停があるようですが、見つかりませんでした。

10/20 20:47

高畑の廃屋。

10/20 20:47

高畑の廃屋、もう一軒。

10/20 20:48

後山の廃屋跡。倒木を乗り越え、植林の中をジグザグ歩いてきます。

10/20 20:48

廃屋跡を発ち、植林をジグザグ登ります。すると雑木林に。なだらかで広く、かつ落ち葉で踏み跡が分かりにくい。テープやわずかながらの踏み跡、さらに南の方角にある尾根を意識しながら歩いていきます。

10/20 20:49

尾根は南面のアカマツと北面の雑木林にはさまれています。はっきりとした踏み跡が現れ、かつ手作りの道標も発見し一安心。

10/20 20:49

10/20 20:49

丹波天平。

10/20 20:49

丹波天平。

10/20 20:50

丹波天平。

10/20 20:50

10/20 20:50

わずかですが、秋の気配が。

10/20 20:51

サヲウラ（サオラ）峠。

10/20 20:51

動物よけの柵をぬけて、丹波の集落へ下ります。

10/20 20:51

丹波山村の町並み。

10/20 20:51

丹波バス停。トイレあり。

10/20 20:51

丹波山村のマスコット「タバスキー」。
のめこい湯にて。

撮影機器：

NIKON D40 NIKON CORPORATION

感想

takenobi

10月20日、丹波天平（たばでんでいろ）を歩いてきました。
「でんでいろ」という変わった山名が印象的で、
以前から登ってみたい山の一つでした。

多くの方が指摘されているように、
「でんでいろ」とは奥多摩・甲州における「平らなところ」という意味があります。
そのほか、葬地を意味する「蓮台野」（れんだいの）の音が
変化したものであるとする説もあるそうで、大変興味深いものがあります。

その頂上は、確かに、木を切り開けば
サッカー場や野球場にもなりうる広大な空間が広がっています。
この空間に、人々の霊魂が集まっていると思うととても感慨深い。
山と文化の密接な関係を丹波天平に改めて見出しました。