2012年の登り納めは最高だった!大倉〜丹沢山ピストン


- GPS
- 08:29
- 距離
- 19.7km
- 登り
- 1,691m
- 下り
- 1,706m
コースタイム
07:51 見晴茶屋 07:56
08:30 駒止茶屋
08:50 堀山の家 08:57
09:44 花立山荘
10:04 金冷し
10:24 塔ノ岳 10:35
11:23 竜ヶ馬場 11:28
11:57 丹沢山 12:44
13:10 竜ヶ馬場 13:15
13:57 塔ノ岳 14:25
14:50 花立山荘
15:25 堀山の家 15:35
16:18 見晴茶屋
17:00 大倉
天候 | 曇り時々晴れ! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
渋沢駅から大倉までは神奈川交通(2番乗り場)始発は6:48 ※小田急線の大山・丹沢フリーパス(B)を購入しました。 バス片道分ぐらいはお得になるほか、伊勢原〜渋沢間は乗り降り自由。 バスも指定区間内は乗り放題です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【往路】 ・大倉から堀山の家あたりまでは、前日の雨でぬかっているところがありました ・花立山荘から先は雪があり。ただしアイゼン無しでも行けました。 ・塔ノ岳から丹沢山へ向かう道ではアイゼンを着用しました 【復路】 ・丹沢山で晴れたため、塔ノ岳へ向かう道はかなりぬかってました。 アイゼンは竜ヶ馬場で外しました。 ・堀山の家から大倉へはさらにぬかっていてドロドロでした |
写真
感想
もう1ヶ月以上前から、12/29を登り納めにしよう!
行き先はもちろん丹沢!と決めていました。
なぜかというと、
「塔ノ岳から富士山を見ていない!」
と、いうのが理由の1つとしてありますw
ここのレコで、みなさんとても良い富士山の写真を載せていて、
過去たった2回ではあるけど、山頂から富士山を見ていないのが
どうしても心残りだったからです。
しかし、今週頭からずっと週間天気をチェックしていたのですが、
どうも天気が悪いらしい・・・・うーん、翌30日も同じようだし、
大晦日はさすがに行けない・・・困ったと悩んでいたけど、
金曜日の予報を見たら雨は朝方にあがるらしいということで、
もう行こう!たとえ富士山が見えなくてもいい!と、
なんだか矛盾しているけど、要するに丹沢山まで行きたいと思っていたのです。
小田急線の始発を乗り継いで渋沢へ。
大倉からスタート。
大倉尾根、通称バカ尾根は相変わらずキツイ。
あの階段や岩がゴロゴロしているところを歩いている時は
いつも「何で俺はこんなキツイところ歩いてるんだ」なんて思ったりします。
でもなぜか惹かれてしまうわけですね、はい。
駒止茶屋を過ぎた辺りだろうか、ふと左のほうを見ると木々の間から
何やら大きな頂が・・・え!?まさか・・・富士山、見えてるの?
まだ頭のほうしか見えていないけど、青空をバックに白い頂が!
うおおおおおっ!これは期待できるじゃん!と心躍る俺。
だけど右側の表尾根を見ると、上の方がガスで覆われていて、
まだ油断はできない状況といったところでしょうか。
堀山の家からはくっきり見えて、頼むぞ、塔ノ岳でおまえに会いたいんだと
思いながら先を行きます。
しかし、花立山荘では辺りがガスで覆われてしまい、もう富士山なんて見えません。
まあ、もともと天気良くないんだから仕方が無いかと、先へ進みます。
花立山荘の先を登りきったところでチャンプとすれ違いました。
後ろを歩いている人が聞いたら「今日で4180回目!」と。
凄すぎる・・・・。
ちなみにペースは前回とほぼ同じで、塔ノ岳に着いたのも10:24と前回と大差なし。
尊仏山荘で、またしてもスタンプラリーの台紙を購入。
今度は冬バージョンをもらいますよ!
頂上は一部が凍っていてツルツル滑るので丹沢山へ向けてはアイゼンを
装着しました。これが初アイゼンです。
で、アイゼンをつけて歩き始めたのですが、歩き方がおのずと変わっていました。
なんだか、普段使わない筋肉を使っているような感じで、結構辛い。
ペースががた落ちになりました。
でも、さすがアイゼン、滑りそうなところでもしっかり止まってくれます。
あー、結構晴れていたと思ったのに、まるで冬山の様相だなと
思いながら歩いていると、出会いました!霧氷です。
期待していなかっただけに、わりとスルーしていたんだけど、
気がついてからは写真を撮ったり触ってみたりしてさらにペースがダウンw
アイゼンのおかげで、かなり疲れてきてしまい、
竜ヶ馬場で休んでいたらいきなりガスが晴れて青空に!!
これはもしかして・・・と歩き始めると、見えた!!!!
そう、富士山です。
丹沢の山から真っ白な富士山をついに見ることができた俺は、
かなり興奮してしまい、写真を撮っては「いいね!いいね!」と声に。
誰もいなかったから良かったけどw
立ち止まっては富士山を見て、霧氷を見て、落ちてきた霧氷が頭にあたったり、
なんかもう楽しくて楽しくて!
あー、なんて山っていいんだろうって思ってましたね。
そして丹沢山。
山の神様は俺にこの富士山を見せてくれた!
なんて大げさなことを思っていましたよw
太陽が暖かく、外のベンチらしきところの雪をどけてカップヌードルと
おにぎりで昼食。
塔ノ岳の方を見ると同じく晴れている!
もしかしたら今度こそ!と期待を胸に丹沢山を後に。
もう心躍ってしかたなかったですね、ホント、どんだけ富士山が見たかったんだよw
しかし、、歩みを進めていくにつれて再びガスが。
またしても冬山の様相へ変わってしまい、やはり塔ノ岳では無理なんだろうと。
ところでアイゼンは戻る時しばらくは装着していましたが、
やたらと木道でひっかかるのと、雪が解けてぬかるみっぽくなってきたので
竜ヶ馬場で外しました。
塔ノ岳への最後の登り、ヒーコラしながら歩いていたら
再び太陽が姿を現そうとしているじゃないですか。
山の神様は俺の味方か!と期待するも、
山頂に着いた時はうっすらと陽がさしているだけで周りはガス。
尊仏山荘でサイダーを飲みながら小屋の人としばし会話。
俺が富士山を見たいと言ったら「丹沢山で見てきたならいいじゃない」と。
なので「いや、ここで、この目で見たいんです(キリッ)」とw
そんな会話をして、まあ結局見ることはできないだろうと思ったので下山へ。
外へ出てからも富士山の方角をしばし見つめて立っていると、
徐々に青空が見えてきて、ああ、やはり山の神様は俺のために!とか思ったものの、
頭の部分がちょっと見えただけであとは厚いガスに覆われて、
それ以上は見ることができませんでした。
そういえば、尊仏山荘を出たら前からチャンプが40kgほどの荷物を
背負ってやってきました。あれ、午前中に花立ですれ違ったのにもう!?
やはり凄いな・・・。
そして、俺が下り始める前にチャンプは下りていって、
金冷しの手前まではロックオンしていたのですが、
あとはどんどん先へ行って視界からは消えてしまいました。
さて、バカ尾根を下りるのはこれで2回目なのですが、
やはりここは膝にきます!ただでさえ下りはいつも膝にくるからアレなんですが、
特にここは、延々と続くので辛いですね。
何度か休みながら17:00に大倉へ到着。
こうして2012年の山行はおしまいです。
丹沢は「ヒル」がいるって聞いていたから敬遠していたんだけど、
9月に表尾根から塔ノ岳、11月には丹沢山や鍋割山と歩みを進めて、
すっかり魅了されてしまいました。
今振り返ってみると、山を歩くのが「楽しい」と本当に思ったのは
9月の塔ノ岳がターニングポイントだった気がします。
山へ登ることの魅力、そして自然、チャレンジしがいのある山。
それを再確認したくて今年の締めは丹沢山と決めていたというのが大きな理由です。
そして、富士山を見ることができたこともね。
まだ塔ノ岳からってのがあるけど、今日は本当に心躍った!楽しかった!
最高の登り納めとなりました。
また来年も行くぞ!
コメント
この記録に関連する登山ルート

ないんだからね!
…布団かぶって寝ます。
冗談です。
昨日雨降ったし、今朝は寒かったからひょっとしたらと思ってたんですが、やっぱり。
いいなあ、見れて。霧氷も富士山も。
いい登り納めでしたね。
私だって今度こそ!
来年もよろしくお願いします。
よいお年を〜。
青空に富士山と霧氷・・・
最高の組み合わせじゃないですか
ボクも見たいです
初めてのコメントにて失礼します。
土曜日はよかったですね〜
私もそうですが、かなりの人は天気悪いと信じて諦めていたと思いますが、大正解でしたね
富士山も霧氷も・・・たくさんのお土産もあり・・・
ところで、最後の写真のネコの、hiroumiさんに何か微妙に語らいかける、瞳というか、まなこというか、目線というか・・・ちょっとシビれちゃいました
おつかれさまでした
霧氷は本当に期待してなかったので驚きでしたw
やはりアレですよ、期待して行っちゃダメってことですね
よいお年をお迎えください。
また来年もよろしくお願いします。
おかげさまで良い締めになりました。
akaisuiseiさんはどうでしたか?
また来年も絡んでくださいね、よろしくです!
年末だし、しかも天気悪そうだから・・・って思った人は多いと思います。
昨日は思ったほど人が歩いてなかったので。
今日(日曜)は雨降りだから、
昨日にして本当に良かったです
大倉のねこちゃんはずっと自分の周りをウロウロしてました。
まあ他に人がいなかったからかもしれませんがw
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