百々ヶ峰 権現山〜東峰〜西峰 恐怖のスケートリンク道


- GPS
- 02:55
- 距離
- 6.2km
- 登り
- 437m
- 下り
- 433m
コースタイム
13:25 展望台
14:00 権現山
14:16 百々ヶ峰 東峰 着
14:53 百々ヶ峰 東峰 発
15:15 百々ヶ峰 西峰
15:35 三田洞展望地
16:00 ふれあいの森駐車場 着
天候 | 快晴で日なたはポカポカ陽気 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
≪道の状況≫ ・登山道はよく整備されており、危険個所無し ・日があたるところはほどんど残雪がないものの、百々ヶ峰の北斜面で常時日陰になる箇所は雪が圧雪状態で残っておりスケートリンク状態。転びたくなければアイゼン等滑り止めが必要。金曜土曜の陽気でかなり融雪は進んだと思うが…。 ・権現山経由のルートには凍結箇所が無いので大回りになるがこちらの方が安全。 ≪登山ポスト≫ ・見当たらず ≪トイレ≫ ・長良川ふれあいの森キャンプ場、東峰直下の管理林道に有り。 ≪火気の使用≫ ・百々ヶ峰では山火事防止の観点から火気の使用は禁止とのことです。したがって、山頂等で温かいものを飲食したいばあいは魔法瓶を持参する必要があります。 ≪温泉≫ ・長良川ふれあいの森入り口付近に三田洞神仏温泉有り。 http://www.group-sanwa.co.jp/mitahoraspa/ |
写真
感想
年始に山に登って以来、山に行く時間が取れなかったり、いざ行こうとすると天気が悪かったりして、約一か月ぶりの山行となりました。
先週末の大雪で雪化粧した近場の低山も、パッと見では雪が無くなったように見えたので、これなら安心して登れるかなと思って出かけてきました。
しかし、この目論見は後程見事に裏切られることになるわけですが。
今回はこれで3度目になる百々ヶ峰へ。
長い階段で登っていくという権現山経由のルートはまだ未踏だったので今日はこのルートから。
道中百々ヶ峰を見るとすっかり雪も無くなってこれならのんびり登れると思いきや、山の北側の日陰にはバッチリ雪が残っていました。
まあそれでも新雪にトレースが付いているような状態なら心配あるまい、と思って気楽にスタート。
まずは権現山から続く尾根上にある展望台を目指して登ります。
スタート地点から日陰には雪が残るものの、南斜面に付いていて日当たりがいい登山道はポカポカ陽気。
久しぶりの登山で早くも汗だらだらでしんどくなり、体が鈍ったなと実感しました。筋トレはしてるんですですけどね。もう少し鍛えないと夏にアルプスに行ったときに泣きを見そうです。
20分程で展望台に到着。
ここは東と北方向の展望が開けおり、東には小津権現山をはじめとする小津三山、北には御嶽を望むことができました。
さらに権現山へ尾根上の道を20分程の登り。
途中から見渡す限りの階段ゾーンとなりました。
ちょっとしんどい階段歩きですが、登山道保全のためには階段で土止めをしておいたほうが良いのかも。
途中、道端にロープが張ってあり、危険個所でもないのに何故だろうと思っていたら下に坑口があるとのこと。
帰ってから調べるとかつてはマンガン鉱を採掘していたようでした。
しかし登山道以外に道路は無く、どうやって鉱石を運び出していたのでしょう?
樹林帯の中をジグザグに登るとまもなく権現山山頂に到着。
山頂も木々に囲まれていて展望は無し。人も少なく静かな場所でした。
ここから百々ヶ峰山頂へ管理林道へ一旦下ってから登り返しです。
プラスチック階段が作ってある急斜面を降りると林道は一面の雪道でした。
しかもフカフカの雪ではなく踏み固められてカチコチになった雪道。
ここから山頂までは北斜面に道が付いているので登山道は雪というより氷に覆われていてツルツル滑ります。初めてアイゼンが欲しいと思った次第です。
雪が薄い部分を慎重に辿って、山頂に到着。今日は天気が良いので大展望が待っていてくれました。
北には圧倒的な存在感のある御嶽山。その隣、遥か彼方に乗鞍、北アルプスの山並み。
東を見るとかすかに中央アルプスや恵那山も
西には先週末の大雪で一層白くなった伊吹山
3度目の登山にして初めてこれだけの贅沢な展望が得られ来て良かったと感じました。
絶景を見ながらどん兵衛を食して遅めの昼食休憩の後、下山開始。
トレーニングがてら西峰に寄り道して帰りました。
帰りのルートは最後に駐車場に着くまでほとんど日陰で、登りに通ったところよりも凍結はひどく、まるでスケートリンクのような状態でした。
一旦すべるとストックをついていても効果なし。あとはいかに怪我をしないように上手に転ぶかという問題でした…。
一応、道の端の新雪が残っている部分と、山側の斜面寄りで土と氷がミックスされている部分が安全地帯ですが、場所によっては安全地帯が無いところも。
そういうところは凍結している通らざるを得なくなり、だいたいそこで転倒することになるのでした。車に帰り着くまでに何回転んだことやら。
駐車場に出る最後の最後まで凍結路は続き、安全地帯を探して慎重に歩いたのでかつてなく下山が精神的に疲れる山行になりました。
今回の教訓としては、低山をはいえ残雪が懸念される場合は滑り止めを用意すべきだということでしょうか。
アイゼン、買わないといけないですね〜。
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