雲取山(バリルート、↑奥甚介尾根↓鴨沢)
- GPS
- 23:28
- 距離
- 33.6km
- 登り
- 2,650m
- 下り
- 2,648m
コースタイム
- 山行
- 6:03
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 6:33
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
後山林道は崩落のため通行止 ヨモギ尾根は破線ルート 奥甚介尾根は地図に記載のないバリルート(リボン皆無だが踏み跡しっかりしており迷う懸念なし、ただしつづら折れを直進しないように、ある程度のルーファイと地図読みは必要) |
その他周辺情報 | 雲取山荘、テント場1人500円、外トイレ、水場あり |
写真
感想
★本日のコース★
雲取山のバリルートで未踏の奥甚介尾根です。翌週末のOMMのロゲイニングの大会に備えてテント泊の練習のため、雲取山荘でテント張りました。
★行動の記録★
留浦の駐車場はまだ数台空きありました。寧ろ上の小袖の方が標高稼げるから人気あるのでしょうか。
予定通り、7時半にスタート。まずはバス停を5つ程、お祭まで歩きます。そこから後山林道へ入ります。通行止は上の方だと思っていたら、案外手前でした。崩落箇所は晴天続きで安定しており、通過の跡もあったので、一人ずつ慎重に通過しました。雨天の後はやめた方が良いと思います。
林道は、そこ以外は快適でした。塩水橋を渡ると標識があり、右へ入ります。すぐにヨモギ尾根との分岐の階段が左手に出てきます。直進は作業道の表示ありますが、奥甚介尾根は、こちらを直進した方が近いと思います。
ヨモギ尾根へは、よく整備された道で、途中分岐もありますが、標識もあり実線ルートにしても良いくらいでしょう。
所々林界区分の赤い標識が出てきます。東京都水道局の水源林監視道なのでしょうか。紅葉の間からのぞく木漏れ日が美しいので、何度も足を止めました。
ルートは左右に大きく蛇行しており、左に屈曲する場所からヨモギ尾根を外れて、沢の方へ向かいます。そこから先も良く整備されており、危険箇所はありません。ただ谷側は木が少ない場所もあり、滑落すると止まらないでしょう。
落ち葉でフカフカの道を踏みしめながら先を急ぎます。次は沢を渡るはずですが、なかなかそのポイントに着かないまま、身体の向きは進むべき尾根から外れていきます。おかしいと思い、GPSを確認すると、塩水橋の分岐の方へ戻っています。どうやら左へ曲る分岐を1つ見逃したようです。あわてて登り返しました。
つづら折れの屈曲部分を丁寧に確認すると、ありました。標識9/10の部分で木の根に隠される形で分岐が。スピード上げて下ると、よく犯すミスです。本番では気をつけないと。少し高度を上げた後は沢に下って木橋を渡り、いよいよ奥甚介尾根に取り付きます。最初はジグを切りながら高度を上げますが、やがて尾根に乗るとほぼ直登になります。
途中熊の落としものが3箇所にありました。気配は感じませんでしたが、いかにも出そうな雰囲気でした。空が開けて正面に石尾根が見えると道は左に曲がり、傾斜が緩み、奥多摩小屋の水場に出ます。水量は多くないですが、充分に汲める量が出ていました。3分ほどで石尾根に飛び出すと、あとは高速道路。
山頂に寄り、写真を撮影したあと雲取山荘に向かいます。1人500円を払いテント場に向かうと既にぎっしり。小屋番が言ってた、張れる場所に張ってください、の意味がよく判りました。
遅い昼食の後は、疲労困憊で昼寝。予定していた午後のトレーニングはパスしました。テン泊装備がこんなにしんどいとは思いませんでした。でも、ほぼ登りで7時間。大体レース当日の行動時間もこんなものです。
夕方目が覚めると、既に薄暗くなっており、山頂の夕陽も諦めて夕食にしました。メニューは本番と同じフリーズドライのおこわ。山荘で購入したハイボールで流しこみ、翌日早いので19時には就寝。
寝袋は来週使用予定の夏用にシュラフカバーを重ねて、ダウン上下を着込みました。カラダは寒くないですが、足先は寒い。仕方なくシュラフカバーの上からザックに足を突っ込んで漸く寝つけました。
夜間トイレに起きるとハロウィンムーンが綺麗。山頂まで往復して星空を楽しみたい衝動を抑えて、再びシュラフに潜りこみました。
起床は3時半。30分程で撤収し、山荘へ。トイレを済ませて、パッキングをやり直して、4時20分出発。山頂でもまだ真っ暗です。
下りでも、暗いうちは、なかなかスピード上がりません。
七ツ石は巻きで、先を急ぎます。地図読み講習会が高尾であるので、7時には下山したいところ。
明るくなるとスピードは上がりますが、逆に紅葉が見事で、足が止まりがちです。とりわけ澄んだ空気の中、富士山の眺めは最高でした。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する