記録ID: 28982
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
大雪山
大雪湖⊃忠別岳⊃石狩岳→ヌプントムラウシ川→音更川→十勝三股
1990年12月30日(日) ~
1991年01月09日(水)


- GPS
- --:--
- 距離
- 66.0km
- 登り
- 2,927m
- 下り
- 3,095m
アクセス | |
---|---|
コース状況/ 危険箇所等 |
大雪湖⊃忠別岳⊃石狩岳→ヌプントムラウシ川→音更川→十勝三股 1990/12/30〜1/9(7-4) L:さいとー AL:おしょう 大のむら M:こじま、まっつあん、いはら、はにまる 12/30 冬型で雪時々晴れ:大雪湖高原大橋(8:00)→音更橋(10:00)→ヌタクヤンベツ左岸尾根標高1260m地点(13:30)C1 前日上川駅に泊まり層雲峡からタクシーで入山、高原大橋から歩く。 林道のラッセルはくるぶし位。この時期にしては気温高め。 12/31 曇り上部ガスカゼ:C1発(8:30)→Co1740 (10:30-11:00)→C1=C2(12:30) 忠別岳アタックに出るが天候悪く引き返し。 帰りのスキーメンバーのKが木に激突し、軽いむち打ちになる。 天場は焚き火が快調。 1/1 高曇り:C2発(7:00)→東尾根Co1750mシーデポ(8:40)→忠別岳(9:30-50)→C2=C3(11:50) Co1750mにシーデポ、忠別岳ピーク着-10℃。 東尾根は白くてタラ-としていて目標物も何もなく視界が利かなければ面倒なルート。 下りは状態によって雪崩がやばいとされている1500m付近も今回は状態良く、絶叫スキー。 1300m付近の湿原帯は美しいタンネ帯。 昨日むち打ちのメンバーは終日寝込む。 1/2 雪:C3発(8:15)→沼の原橋(9:45)→大石狩沢出合C4(11:15) 移動日。 石狩岳のアタックキャンプ入り。 1/3 小雪、-12℃:C4=C5 冬型で寒気入り、停滞。 1/4 小雪:C5=C6 冬型決まり停滞。 テント内で風邪が大流行。 1/5 曇り:C6=C7 冬型続き停滞。 病人パーティに変身。 1/6 快晴:C7発(6:30)→石狩岳(10:10〜25)→C7=C8(12:30) 石狩湾低気圧が発生、冬型緩み、無風快晴。 朝から気合を入れて歩く。 が、すぐにメンバーのKが調子を崩し、苦しみ始めたので独りテントに帰す。 山スキー部は途中で抜かす。 カンバ限界1700m。 ポコは南をトラバース。 コルから少し登ってシーデポ。 それより上部は雪面硬く、アイゼンがバシバシ利いた。 全員が風邪気味で調子はイマイチだったが、高度感があって楽しめた。 1/7 雪風強し:C8(8:00)→本流(11:00)→林道上 小屋C9(12:00) 再びバリバリの冬型になった。 石狩川の源流域からヌプントムラウシ川へのっこす。 ニシキ沢のコルからトラバース気味に水線の二股に下りた。 思ったより快調。 1000m付近からブル道があり、本流からは対岸の林道に乗った。 少し歩いたところの工事用プレハブ小屋にもぐり込む。 ストーブも防寒服もあり、快適。 トランプをして遊ぶ。 外は吹雪。 1/8 晴れ:小屋C9(7:30)→最低コル(12:40〜13:10)→音更川1000m地点C10(15:25) 今度はヌプントムラウシ川から音更川へのっこす。 冬の沢旅。 9の沢まで立派な道がついている。 1000mの二股まで一応道はあるが、徒渉を繰り返すブル道。 スノーブリッジで渡るが、下手なメンバーのスキーはすぐ下駄となる。 そのまま沢中をつめ、思った程の薮も倒木もなく、音更川流域とのコルに至る。 音更川の下りは、ブッシュと沢の徒渉に思ったより時間をくってしまい、岩間温泉までたどりつくことが出来なかった。 寒中入浴は断念。 だけど、冬の沢中行動もなかなか良いものだ。 ニペが美しく見えた。 1/9 晴れ:C10(8:00)→十勝三股(13:30)下山 音更川上流は右岸の台地上を行く。 岩間温泉はいい湯加減。 帰り道、岩間御殿跡から背後に見える石狩岳はシブい。 みんな満足して三股までスキーを滑らせた。 |
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