記録ID: 29342
全員に公開
沢登り
磐梯・吾妻・安達太良
南会津・楢戸沢
2002年08月21日(水) ~
2002年08月22日(木)
まっちゃン
その他1人
- GPS
- 32:00
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 1,108m
- 下り
- 1,111m
コースタイム
南会津・楢戸沢
08.21-22
パーティー;成瀬、松原
8/21 林道終点発(715)下降沢出合(930)標高1050m着(1330)[曇り時々晴れ]
8/22 発(650)会津朝日岳(1030~1130)稜線下降開始(1230)本流出合(1430)着(1600)[晴れ]
08.21-22
パーティー;成瀬、松原
8/21 林道終点発(715)下降沢出合(930)標高1050m着(1330)[曇り時々晴れ]
8/22 発(650)会津朝日岳(1030~1130)稜線下降開始(1230)本流出合(1430)着(1600)[晴れ]
過去天気図(気象庁) | 2002年08月の天気図 |
---|---|
アクセス | |
ファイル |
(更新時刻:2018/09/09 22:53)
|
写真
感想
安定せぬ天候の下、飯豊よりは望めるであろう南会津へ。
長い林道の終点からブナの疎林に続く踏み跡を辿って降り立ち遡る沢は、道南・梯子沢を思わせる渓相、岩盤主体の沢床を緑がかった渓水が穏やかに滑る。また、両岸は潅木の少ない草付で、高捲くと意外に悪かったりもする。唯一の記録である百名谷の情報は、事実に忠実なもので有用であった(おっと、故榎並君の記録も有ったわい)。
この沢の核心は、標高1050mで支流が右から出合ってから始まる。日高の直登沢に似た形状の小憎らしい滝が暫く続き、ロープを四度出し、鐙にも乗った。標高1360mで右に入りしばらくで「北壁」が大らかに展開、実際には「北面スラブ」と呼ぶべき傾斜のもので、フリーソロで駆け上がることができた(最後の稜線への詰めで、シュリンゲを垂らしてもらった)。登り詰めた稜線からわずかにして会津朝日岳へ。初めて目にする名も知らぬ山々、そして山並み。叶の高手手前の稜線からは、登ったラインが丸見えで、満足した。車を回収すべくそこから北へと沢を下降し、本流に合流した。行きとは違って秋を思わす晴天の下、この雰囲気こそが南会津らしさなのだろうと、この地を愛好する岳人の想いが少しだけ理解できた気がした。成瀬と「疲れが取れたなあ」と、ブナに囲まれた渓流で話した。
<岳人676号に投稿済み>
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2031人
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する