冬の奥多摩縦走ヽ(・∀・)ノ
- GPS
- 27:20
- 距離
- 26.4km
- 登り
- 2,380m
- 下り
- 2,461m
コースタイム
天候 | 晴れてたきがする。二日目は軽く吹雪いていた。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
稲村岩あたりになると雪が圧雪と凍結でアイゼン着用。なれていれば6本で十分だが そうでない場合は8本以上が良いだろう。 七ツ石小屋の水場は出ていたが小屋まで引いている方は凍結する。富士山が綺麗なテント場で気持ちが良い。 奥多摩の山雲取山でも吹雪くとなかなか大変で初心者は迷わず下山行動に入るのが良いでしょう。まつげが凍りました。 赤指尾根は小留浦のルートは現在使用すべきではない。留浦か峰へ下るのが良いでしょう。 |
写真
感想
赤指尾根を歩いてみたかった。
だから絡めてどう歩こうか悩み。結果まだ歩いたことのない鷹ノ巣山の稲村岩尾根と合わせて歩いてきた。
初日は天気がよくとても気持ちが良かったのだがバスの時間を勘違いしてしまい駅でだいぶ待つことになってしまった。
テント装備だったので石尾根に上がってさえしまえば どこにでもテントは張れるので気ままな山旅であった。
稲村岩の直下のトラバースは圧雪と凍結でガリガリとなっておりアイゼンに慣れていないものは軽アイゼンでも8本以上のとストックはあったほうが良いであろう。
足を滑らすと大怪我をする。実際にトラバースで滑落し救助を読んだ事例もある。
石尾根に上がると景色が開け気持ち的にも楽しくなる。
どこまでも広がる青い空と白い道が冬の冷えた空気の中色を強くする。
七ツ石小屋のテント場は広く明るくなって久しく一度は泊まってみたいと思っていたのだが場所的に鴨沢からだと中途半端なので泊まらずになっていた。
泊まってみると水場は近いし、奥多摩小屋の水場よりは綺麗で、富士山の眺めもよくとても良いテント場であった。
翌日はテント片付け、途中デポし雲取山を目指した。
風が強く少し雪が降っており 地吹雪のような状態であった。
雪山を全く知らない状態でこの環境下に突入したら命の危険すら覚えるのではないだろうか?
現にすれ違ったパーティがそのような反応を示していたのだが
私にとっては至って気持ちの良い感じであった。
これくらいの荒れ具合でなければむしろ冬山感がないので物足りなかったかもしれない。
日光を歩いていると冬はこれが平常運転のような状況であるので焦ることなどは当然あるわけもなかった。
飄々と雲取山まで行く間に 大変ですねーや厳しいですねーと声をかけてくる登山者数人とすれ違った。
気温は差ほど下がっておらず確かマイナス10度から15度くらいだったと思う。
体感温度的にはマイナス25度前後だろう。
登山靴がゴアデュラサーモ入ではあるが残雪クラスの断熱性の低いものだったので足は少し痛かった。そして、まつげが吐息で凍った。
山頂をピストンし千本ツツジから赤指尾根に入り込む。
トレースはないかと思ったが一人最近歩いたようでうっすら残っていた。
はなからトレースなど当てにはしていなかったが折角なので踏ませてもらった。
順調に尾根を下っていく。ただ、予想より時間が掛かりどうもバスには間に合いそうになかった。なので下山先は変わらずだが深山橋のバス停まで歩かなくてはならなくなった。
尾根から小留浦に下り始めると藪っぽくなっていった。廃屋に出る直前ではやや無理して下る感じだ。
廃屋からは雪で古い踏み跡は見とれずどうにも進路を決めあぐねる。
悩んでも仕方ないので歩きやすい場所を下っていく。沢を下っていくだけなので迷うこともないだろう。
心配だったのは滝の存在だが廃屋があるということは 滝があったとしてもどこかしらに迂回ルートがあるはずだ。なければ斜面をトラバースしてよければいい。
それに電線が上を走っているのでそれほどの悪場は出てこないであろうと予想していた。
そして、その予想は当たった。
ただ問題があった。
国道に出るにはどうしても民家の軒先を抜けなくてはならない。
これはあまりよろしくない。沢床を詰めていっても良かったのだが
どうも道路に上がれそうにない。こればかりはどうにもならないので
軒先を抜けさせてもらった。 一応、家人がいれば一声断りを入れようと思ったのだが全く気配が感じられなかった。
ちょうど出かけていたのだろうか?
おかげでトラブルを起こすことなく下山することができた。
後後調べてみると
ここから登ろうとした登山者が家人に怒られたこともあるようだ。
私はラッキーだったのだ。
今後このルートを使うことはないだろう。
赤指尾根は反対側に降りるルートもあるようでそちらを使うか
少し手前から留浦へ下るのが良いのであろう。
一番は峯へ下ることなのだが それではこの尾根を歩いたとは言い難いだろう。
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