粟鹿山


- GPS
- 03:57
- 距離
- 9.0km
- 登り
- 886m
- 下り
- 885m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2021年08月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
粟鹿山の登山道は整備されているが、山頂付近は下草が背丈より大きく藪漕ぎ状態になるので林道の使用がおすすめ(途中にトイレもある)。 粟鹿滝へは少々厳しめのルートで渡渉は緊張するかも。ここはヒル生息地なので注意。 |
写真
感想
ふるさと兵庫100山の80座目。通常は周回ルートを計画するのだが、粟鹿山は良いルートがなくてなかなか行けなかった。そこで、諦めて往復ルート+滝見で計画してみた。この山は「山頂に電波塔」やら「林道多い」などネガティブなログが多い。でも行ってみると、快適な登山道とよい眺めで満足度の高い山だった。
山東自然の家に車を止めたが、どうやら下の神社の方が正解らしい。とりあえず舗装路を進み、少し先の滝への分岐点から本格的な登山道に入る。コースは整備されていて危険な箇所や急登はないが、昨日同様に気温26℃で蒸し暑く、汗が流れ落ちる。この山は基本的に赤松の林で、途中から広葉樹の林も混ざってくる。多くの低山が杉林が続くだけの道なので、ここは何となく気分がいい。
林道交差箇所は入口がわかりにくいので注意。しばらく登ると舗装路と出会い、ここから少し坂を登ると後は穏やかで気持ちの良い尾根道になる。再度、山頂手前で林道と出会った後は木が少なくて下草が伸び放題。背丈より大きな草が道を塞いで藪漕ぎ状態となっているので、ここは林道を行く方がよい。山頂には電波塔があり空調の音も漏れていて興醒めするが、山東地域が一望できて眺めはとても良い。この山は晴天時に行くべきだ。
軽食を取った後、下りは藪漕ぎを避けて少しだけ林道を使用した。下山後は滝見観光。雌滝までは普通の登山道だったが、雄滝への道は少々厳しい。まず、渡渉が緊張する。十分行けるのだが、あちこち水を被っているので、いかにも滑りそうな雰囲気。ここでドボンはしたくない。そもそも木の橋の上に水が流れているので、防水シューズは必須だ。何とか雄滝に到着したが、滝の上部が見えない。対岸には滝見岩があって、そこだと全景が見れそうだが、たっぷり水に浸かっている橋をローカットシューズで渡るのはさすがに厳しそうだ。ここは諦めて滝見を終了。
分岐点に戻り、舗装路の上でヒルチェック。靴やズボンの上を這っていた2匹をアルコールで撃退。駐車場に戻り、靴の中やズボンの裏側まで調べると、既に噛みついているのを含め追加4匹。今日は大漁だな...
この山は単調に登って単調に降りるので、標高差の割には疲れが少ない。急坂もなく赤松の林を堪能できるし、電波塔を気にしなければ眺めも良いので、結構おすすめだ。しかし、滝は覚悟して行った方がいいかも。
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