庚申山・鋸山・皇海山
- GPS
- 32:00
- 距離
- 34.1km
- 登り
- 2,375m
- 下り
- 2,617m
コースタイム
通洞(10:50)-タクシー-かじか荘<庚申山バッジ>(11:09)-銀山平キャンプ場<皇海山バッジ>(11:12)-庚申山登山口(11:32)-天狗の投石(12:08)-一の鳥居(12:16)-庚申七滝(12:18)-百丁目(13:01)-旧猿田彦神社跡(13:35)-庚申山荘(13:39/雨宿り/14:30)-めがね岩(15:32)-お山巡りコース分岐(15:51)-庚申山荘(16:20)
2日目
庚申山荘(5:10)-お山巡りコース分岐(5:38)-庚申山(6:02)-鋸山(7:45)-不動沢のコル(8:11)-皇海山(8:42)-不動沢のコル(9:20)-鋸山(9:47)-六林班峠(10:47)-天下見晴分岐(12:29)-天下見晴(12:37)-天下見晴分岐(12:43)-庚申山荘(12:48)-旧猿田彦神社跡(13:22)-百丁目(13:39)-一の鳥居(13:50)-天狗の投石(13:58)-庚申山登山口(14:32)-原向(15:39)
天候 | 1日目は大方晴れ、一時雨。2日目は晴れ。 |
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過去天気図(気象庁) | 2008年10月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
庚申山祭りを来週に控える10月11日、庚申山登山を決め、電車と気動車を乗り継ぎわたらせ渓谷鐵道に乗り込む。
徐々に高度を上げるディーゼルカーにカタコト揺られること80分、通洞駅で下車する。
通洞からはタクシーで銀山平へ向かう。普段タクシーはまず利用しないのだが、庚申山・皇海山への関心が節約志向に勝る。かじか荘前まで2420円也。
山バッジを入手できるかが今回山行のヤマバのひとつであった。
かじか荘で庚申山の山バッジを入手できたのは良かったのだが、皇海山の山バッジは無いという。
他に山バッジを置いていそうなところを探す。かじか荘からやや下ったところにキャンプ場があり、入口に「あしお土産」の看板がある。
確か皇海山の山バッジにも「足尾」の文字が刻まれていたはず、ということで売店に入ってみる。誰もいない。
店内にバッジは見当たらず、諦めようかと思うが、念のため外にいたキャンプ場の方に訊いてみる。
皇海山の山バッジを扱っているとのことで一安心。盗難防止のため山バッジは人目につかぬところに置いてあったらしい。
庚申山の山バッジよりも重厚感に欠ける点が気にはなるが、これで落ち着いて山に入れる。
庚申渓谷から始まり、要所に立札があり、見所は多い。
雨との予報だが、庚申七滝までは良い天気であった。しかしながら、庚申山荘が近づくにつれて雲行きが怪しくなる。
にわか雨が降り始めたので、足早に庚申山荘に向かい、様子を窺うことにする。
雨が止んだので、小屋に荷物を置いてお山巡りコースへ向かうことにする。
変化に富むコースだが、道を失いそうなところもある。とりわけ吊橋のあるところでは、道なりに岩にへばりついて進んでいたら、行き止まりとなってしまった。
テープ(たしかピンク)を頼りに進むのが無難だろう。
途中カモシカに出会いつつも、庚申山荘に戻る。夕食を済ませて就寝する。
寝具付素泊2000円はありがたい。後日、日光市から領収書のはがきが送られてきた。
2日目は4時過ぎに起きる。長丁場なので5時には出発することにする。
薄明の中、前日下った道を登り返す。遠くには富士山が見える。
庚申山山頂を少し過ぎると、皇海山が現れる。鋸山まではささくれたトラロープを利用する岩場や急なはしごを上る箇所もある。
展望の良い峰もいくつかあったように思う。鋸山からの展望も良い。
不動沢のコルから登山者が増える。危なげな栗原川林道からの入山らしい。
車で登ってきたらパンクした、というような会話も耳にした。
皇海山は眺望が良くなかったので長居せずに下り始める。
途中、すれ違う登山者に皇海山からの眺望はどうか尋ねられ、疲れのためか、思いのほか良かったと思います、と言ってしまったのだが、
今思えばいい加減なことを言ってしまったものだと思う。この場を借りてお詫びしたい。
鋸山から六林班峠までの道中には、背丈を越える笹藪もある。倒木に足をとられ転ぶこと複数回。
やや穏やかな笹道になると、まもなく六林班峠に到着となる。庚申山荘までの長い道のり、天下見晴まで、結局誰にも遭うことはなかった。
庚申山荘に戻り、後は往路を戻るのみ。帰りはノリで原向駅まで歩いてみる。
鉱山系の遺物多数。最後の方は早歩きになりながら、15:46発の列車に何とか間に合う。逃せば次は17:26。
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