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Yamareco

記録ID: 425799
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山滑走
日高山脈

チロロ岳

2014年04月07日(月) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
28.9km
登り
1,565m
下り
1,555m
天候 晴れ / 稜線は強風
過去天気図(気象庁) 2014年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
除雪最終地点に駐車可
コース状況/
危険箇所等
07:10パンケヌーシ林道除雪最終地点 - 10:20尾根取り付き - 12:25標高1300m地点 - 13:35標高1620mスキーデポ地点 - 14:20チロロ岳山頂着 - 14:25チロロ岳山頂発 - 15:00標高1560m滑降開始地点 - 15:40林道合流 - 17:50下山
夏の林道ゲート
林道には雪崩跡も多かった
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林道には雪崩跡も多かった
山頂稜線が見えた
山頂稜線が見えた
まだ真冬のような風景だった
まだ真冬のような風景だった
ペンケヌーシ岳方向だと思う
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ペンケヌーシ岳方向だと思う
標高1500m辺りから山頂方向
標高1500m辺りから山頂方向
山頂へ続く稜線
強風で雪が舞っている
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強風で雪が舞っている
山頂で
とりあえずストックを置いて写してみた
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山頂で
とりあえずストックを置いて写してみた
山頂から
チロロ西峰方向
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山頂から
チロロ西峰方向
山頂から
幌尻岳方向
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山頂から
幌尻岳方向
山頂から
ルベシベ山へ続く稜線
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山頂から
ルベシベ山へ続く稜線
山頂から
ペンケヌーシ岳方向
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山頂から
ペンケヌーシ岳方向
シュプール
帰りの林道から
相変わらず稜線は風が強そうだった
右に見えているのはチロロ西峰
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帰りの林道から
相変わらず稜線は風が強そうだった
右に見えているのはチロロ西峰
朝歩いた林道をひたすら戻る
ラッセルした分の雪は既に無くなっていた
朝歩いた林道をひたすら戻る
ラッセルした分の雪は既に無くなっていた

感想

パンケヌーシ林道からチロロ岳を登って滑ってみた。

パンケヌーシ林道の除雪最終地点からスタート。このルートはまず尾根の取り付きまで約11kmの林道歩きが必要。ひたすら黙々と林道を歩く。林道は横の斜面からの雪崩跡で道が塞がれているところも多かった。

この日は前日までの降雪でまさかのラッセルだった。雪は足首くらいとそんなに深くはなかったが踵のところに雪が詰まって常にクライミングサポートを使っているような状態になってしまいかなり歩きにくかった。取っても取っても詰まってしまう雪にかなりイライラした。おかげで変なところが靴擦れしてしまった。

奥の方まで進むと正面に山頂稜線が見えてくる。林道は穏やかな雰囲気だったが稜線付近は雲の流れが早くて風がかなり強そうな感じだった。僕が登るころまでには「風が止んでくれないかな〜」と都合のいいことを考えながら歩いていた。

曲り沢の奥から林道を離れて広い沢地形のようなところに入って行く。そこからは雪が深くてスネからヒザぐらいのキツいラッセルとなった。この時期の深いラッセルは想定外だった。スーパーファットの板を履いてくれば良かったかなと少し後悔した。ペースが上がらず山頂までたどり着けるか不安になってしまった。

標高1300m辺りで細い尾根に上がるとようやくラッセルから解放される。しかしこの尾根はデコボコが激しくて結構面倒な登りだった。登るにつれ徐々に風も出てくる。
標高1500m辺りまで登るとようやく右側に真っ白な山頂稜線が見えてくる。この辺りまで登るとかなり強風になってきた。顔が痛くなったので厚手のバラクラバへ交換する。

森林限界付近の標高1620m地点でスキーをデポしてアイゼンに履き替える。スキーは風で飛ばされないよう紐でシッカリと木に括り付けておいた。凍った稜線を進むが、あまりの強風に何度も吹き飛ばされそうになってしまう。正直少し恐怖を感じた。それに寒くて手の指先が痛くなった。

山頂に到着しても相変わらずの強風だった。立っているのも辛かったので写真だけ写したら急いで下山する。山頂での滞在時間は5分ぐらいだろうか。天気がいいだけに残念。

デポ地点でスキーを回収したらそのまま手に持って安全地帯まで急いで下りる。標高1572mの小ピークを回り込んだところでようやくシールを外す。

滑降開始。重めだが深い雪で超楽しい滑りだった。この時期にこんなパウダーを滑れるとは思わなかった。下の方はかなり重い雪で木も多かったけど滑るのに問題は無かった。林道まで一気に滑り降りた。

最後の林道は小さい登り返しも多いが良く滑る雪で意外と楽チンに戻ることが出来た。全体の3分の1ぐらいは滑って戻れたと思う。どうにか日没前までには車まで戻ることが出来た。

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