朝日連峰 山仲間と梅雨の晴れ間に恵まれて
- GPS
- 104:00
- 距離
- 39.4km
- 登り
- 3,524m
- 下り
- 3,409m
コースタイム
- 山行
- 6:10
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 6:10
- 山行
- 6:50
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 7:20
- 山行
- 6:16
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 7:06
- 山行
- 6:45
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 7:05
天候 | 1日目 くもり、時々雨、雨 2日目 くもり 3日目 晴れ 4日目 ガスのち晴れ、通り雨 主稜線は3日目以外全てガス視界なし |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー 自家用車
夜行バス 東京駅〜山形駅 4200円 高速バス 山形駅〜月山口 1300円 タクシー 月山口〜南俣沢 6720円 帰り 乗車券+新幹線(福島-東京)自由席特急券 9730円 ※タクシー代を除き全て一人当たりの料金 |
コース状況/ 危険箇所等 |
〇天狗小屋の水場は豊富で、水洗トイレも使用可能になっていた。 〇二ッ石尾根は足場が悪いので、天気が悪いときは特に注意が必要。 〇狐穴小屋のすぐそばに雪渓から豊富に水がでているので水自体の心配はない。小屋前の水は管理人さんのお陰でチョロチョロと出るようになったが、このまま出ているかはわからない。 〇竜門小屋はまだ水が出ていない。 |
写真
感想
当初の計画では、泡滝ダムから入山して大鳥池でヒメマス釣りを楽しみにしていた。しかし吊り橋が壊れているとの情報なので無理をしないで南俣川出合からの入山に変更。
1日目
出発から雨量観測所まで雨が降ったりしていたが幸い雨具を着ることなく済んだ。
竜ヶ岳のトラバース帯にはまだ雪が残っていたが、視界が良かった、トレースがあった、テープ印があったといい条件が3つも重なって、迷うことなく歩けた。
粟畑への最後の登り残雪部分になった所で、本降りの雨になり雨具を着た。
天狗小屋に到着すると柴犬がいて驚いた。
しかも、平日に関わらず管理人さんもいた。
また、12人のグループがいて大賑わい。お陰で天気が良くなかったが小屋の温度が適度に上がり暖かく快適だった。
水場の水もドバドバ出ていた。
柴犬は管理人さんの犬で、名前は「ポチ」。よく躾されていてとてもかわいい。
管理人さんとポチと親交を深めて夜は更けていった。
2日目
朝から雨が降っている。小屋の中でスマホが通じるので、天気予報を取ると9時ぐらいから雨雲が抜けるらしいのでのんびり過ごす。
名残惜しいがポチともお別れ。元気でな!
二ツ石尾根は相変わらずの静けさ。見付川側が切れ落ちている箇所が多いので、注意しながら歩く。
今年は積雪が多かったせいか、外傾している所はこれまで以上に外傾し、コバラメキなどの岩場の岩が浮き石になっていたりして、今までで一番緊張した。
高松峰直下の岩盤剥き出しの急登は相変わらずきつかった。
稜線に近づくとガスガスになって一切の視界がなくなった。
狐穴小屋の小屋前の水場は出ていなかった。近くの雪渓の融雪水から水は取れた。
小屋には誰もおらず、その後も結局誰も訪れないで我々のみの貸切となった。小屋の気温は8℃で寒かった。
小屋の中でスマホが通じたので天気を確認。明日は晴れ。計画では葉山まで縦走するつもりでテントも担いできた。しかし、モコモコさんは「ここが気に入った、別に行かなくていい」と言いだした。
モコモコさんの快楽に関する勘はなかなか侮れないので、従うことにした。
二人だけの静かな夜が更けていった。
3日目
今日は天気が良いとのことだか、起きるとガスガスだ。天気予報を信じてのんびりしているとガスが次第に晴れてきた。
先に相模山、余力があれば以東岳に行くという計画にした。今の時期、三方池、源蔵池、善六池はすべて雪で覆われていた。
モコモコさんは善六池までで、山人だけ単独で相模山に向かう。善六池の先、尾根に取り付く箇所がまだ雪の斜面になっていて分かりにくかった。天気が良くて助かった。
ニセピークを3つほど越えて最後にようやく相模山の三角点に到着。
三面まで、気の遠くなりそうな尾根が延々と伸びていた。
モコモコさんは雪渓にステップを作って待っていてくれた。満足して狐穴小屋へ戻る。
天気も良いし小屋で落ち着くにもまだ時間も早いので、山人単独で以東岳に向かうことにした。
以東岳に向かうにつれ、上部のガスが取れてすっかり雄大な姿を表した。山頂を兼ねた、標柱の「以東岳」プレートが雷の影響の為か、溶け落ちようだ。そこから少し先の三角点に大きな木製の以東岳の看板があった。お目当ての大鳥池もよく見えた。
足を伸ばして以東小屋にも寄ってみた。ドアを開けるとクモの巣が張っていて、しばらく人の出入りはないようだ。綺麗な状態で保たれていた。
以東岳の帰りは多くの人とスライド。素敵な出会があった。
小屋に戻るとモコモコさんが出迎えてくれた。なんと更にうれしい出会い。maki2015さんとの再会だ。
モコモコさんの勘が当たった。
その夜は多くの皆さんと親睦を深めることができた。ご馳走様でした。
4日目
朝起きるとガスガスだ。竜門小屋で休憩に立ち寄る。遅足の我々を待っていてくださってありがとうございます。管理人さんからコーヒーを美味しく頂き、エネルギーチャージ。ごちそう様でした。
お先に出発する。竜門山からすぐに雪渓の急な下りに入る。モコモコさんはアイゼン、山人はチェーンスパイク装着。ガスっていてルートが非常に分かりにくい。何とか先行者の足跡を拾い下ることが出来た。
竜門パーティーと前後しつつ、日暮沢小屋まで無事に下山することが出来た。
当初の計画では、下山後、日暮沢小屋泊。翌日朝早く根子まで3時間ほど掛けて歩き。6:45発の道の駅にしかわ(水沢温泉)行きのバスに乗るというものだった。
竜門パーティーのSさんのご厚意にお世話になり、山形駅まで送って頂き非常に助かりました。ありがとうございます。
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