鎌倉沢橋から南天山
- GPS
- 04:26
- 距離
- 5.6km
- 登り
- 714m
- 下り
- 714m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険個所はありませんが、鎌倉沢沿いはゴルシュの中の道ですので、落石等には注意です。 |
写真
感想
南天山は、かつてはガイドブックにあまり載っていないマイナーな山という印象でしたが、いつの頃からか良く見かけるようになった気がします。道が整備されていて、手頃な周回コースが取れるというのがいいところなのでしょうか?ただ、登山口のアプローチはかなり長く、この日は出遅れたうえに所沢インターから向かったので、よけいに時間がかかった気がします。
登山口から、さっそく鎌倉沢に沿った道を登っていきます。木橋で左右に何度も沢を渡り返しながらの道でした。前半は小滝や滑滝が連続し、沢音も涼しげで、久々の沢沿いの道の風情を楽しみました。やがて立派な法印の滝の前に出て、道は右岸を高巻いていきます。そこからは、流れも細く滝も少なくなって、やがて植林地に入っていくと、間もなく分岐が現れました。ここで沢を左岸に渡り、尾根コースの登りに備えて休憩しました。
尾根コースは、九十九折りの歩きやすい道で、そこそこの傾斜もあり、どんどん植林地の斜面の中を高度を上げていきます。登っていることが実感できる道でした。この辺りはずっと手入れされた植林地が続いていきます。かなり登って植林も途切れ、自然林が出てくると、道も少々自然な感じになっていきます。そして、ほどなく稜線に出ました。ここからは時折露岩が現れて、手も使いながら登っていき、たどり着いたのも、露岩の狭い山頂でした。
山頂の展望は、北と東が大きく開けていました。ここでは、青空の下に両神山が大きく目立ちます。誰もいない静かな山頂で、ゆっくり弁当を広げながら、展望を楽しみました。下りは予定通り沢コースへ。尾根コースへの分岐を過ぎて、さらに尾根を緩やかに下降していきます。稜線上ですが、標高が下がると左側は植林地に変わりました。そして下降点では、これより先は通行止めと書かれた看板が設置されていました。沢コースの下りも前半は植林の中の九十九折りの道で.尾根コースとほとんど同じでした。高度を下げるとやがて分岐点の上流の沢に出て、枯れた沢を下り、尾根コースとの分岐点に到着しました。
既に午後の谷底には陽の光が差さない時間になっていました。そんな分岐で一人休憩します。あたりは静かで、森の雰囲気を色濃く感じる時間帯を感じます。じっと静かに座っていると、存在が森と同化していくような感覚に襲われます。あとは、来た道を下りますが、法印の滝を過ぎると、再び沢の底を左右に折り返しながら進む道となり、途中で、頭上でガサガサと音がしたと思うと、こぶし大の石がかすめて飛んでいきました。何か動物が落としたのかは判りませんが、何者かに襲撃された気分で、改めて気を引き締めて、沢沿いの道を下っていくのでした。
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