南ア南西部・蕎麦粒山〜高塚山

2013年12月01日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 10.0km
• 登り: 730m
• 下り: 712m

コースタイム

山犬段7:56-8:36 蕎麦粒山8:44-9:10 五樽沢コル-9:58 三ツ合分岐-10:34 高塚山頂（昼食）11:09-11:41 三ツ合分岐-12:06五樽沢コル-12:57 蕎麦粒山13:02-13:20 山犬段

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

往路：東名〜新東名・島田金谷IC〜川根温泉・道の駅（仮眠）〜山犬段（朝食）
復路：山犬段〜川根温泉（入浴）〜新東名・藤枝岡部IC〜東名・秦野中井IC手前より渋滞（30km！）避け246号線にて実家に立ち寄り後、帰宅

コース状況／危険箇所等

山犬段までの林道はデコボコ（水たまり多数・・）＆路肩悪く、慎重に通過。山犬段の先の林道も本来は歩けるはず（五樽沢コルまでショートカット可）が、土砂崩れで「通行不能」の表示が。地形的に何とか通過できないことはないように思われたものの、事前のヤマレコ情報も参照し、諦めて稜線ルートを単純往復しました。

写真

蕎麦粒山頂到着。他に登山者ナシ。

南ア深南部。大無間が一際大きく鎮座、寸又3山の一角・朝日岳も尖って立派。

こちらは天下無類の富士の高嶺。世界遺産登録Congraturation！（こんな絶景、独り占めして良いんでしょうか・・・）

うっすら霞む駿河湾の向こうには、遙か天城山地が浮かび上がる。

三ツ合分岐の手前稜線より、堂々の黒法師岳の右奥に、南ア主稜の赤石〜聖が登場。こちらは雪雲がかかり、はや冬山・白銀の様相・・。

これも憧れの300山の一つ・黒法師岳から主稜を挟み、不動岳までの深南部を一望。

稜線上より、目指す高塚山がもっこりと眼前に。

僅か2時間半のアルバイトで、300名山の一つ・高塚山に到着。雰囲気の良い落ち着いた山頂で、一人ゆっくり昼食を取っていると、後続のパーティが次々到着。そそくさと下山開始。

帰路、稜線より再度大無間（右端）〜不動岳〜遠く主稜の山々（聖？）を仰ぐ。

赤石（右端・真っ白！）〜黒法師。（高塚山の稜線と尾根はつながっているが、縦走は熟達者の領域・・？）

下山後、往路で仮眠した道の駅・川根温泉で入浴・休憩。週末のSL運転日で、雲一つない青空に紅葉とSLの白煙が映える。

感想

さとなお

　今シーズンの300名山ツアー締め括りは、南ア深南部の領域ながら、車で稜線直下の登山口までイージーアクセスの高塚山をチョイス。仮眠した川根温泉では、あまりの寒さに早朝起床、山犬段までの林道は想像通り相当の悪路。登山道に入ると前を行く登山者もなく、静けさと絶好の晴天の中で、快適な尾根道歩きが続く。蕎麦粒山からの富士山〜天城までの大展望は、これまでの冬場の「富士見ツアー」の中でも屈指の絶景。久恋の黒法師岳や早くも白銀の南ア主稜線を眺めながら、高塚山頂まではすれ違う先客もなく、静かなツアーが続く。セルフタイマーで記念撮影を済ませ、雰囲気の良い山頂で一人昼食を取っていると、さすがに好天の週末、後続部隊が続々到着。賑やかになる前にそそくさと身支度し、下山に入る。巻き紙を戻すような復路をたどり、再度の蕎麦粒山大展望を脳裏に刻んで、早々に山犬段へ帰着。
　川根温泉はSL運行日とあって、さすがに大混雑。「ニワカ鉄ちゃん」した後、新東名は快適ながら、案の定東名の御殿場から先が大渋滞。秦野から国道246号に逃げるも、こちらも片側1車線で更にひどい目詰まり状態。ようやくたどり着いた多摩区の実家に手土産を残し、ドライブ疲れを引きずって深夜に帰宅。後片付けを終えて、明日からまた仕事全開モードです・・・！