60年ぶり御開帳・北条政子の多宝塔から富野北アルプス（高沢山 大仏山 本城山）

2022年09月24日(土) [日帰り]

• GPS: 03:35
• 距離: 8.0km
• 登り: 575m
• 下り: 567m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:03
• 休憩: 0:24
• 合計: 3:27

距離 8.0km 登り 575m 下り 567m

12:04 日龍峯寺展望台
12:12 12:31 日龍峰寺「高澤観音」
12:45 高沢山
13:11 13:13 大仏山
13:54 13:56 本城山
15:08 日龍峯寺展望台
15:11 15:12 日龍峰寺「高澤観音」
15:31 ゴール地点

天候

台風一過、快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

高澤観音（日龍峯寺）の駐車場（無料）から周回。

コース状況／危険箇所等

ログは日龍峯寺境内の散策も入っています。

その他周辺情報

北条政子建立の多宝塔の御開帳は2022年9/23-25の3日間、60年振り。大河ドラマは文化財の扉まで開けてしまうのだから、大したものです。

https://www.takasawakannon.com/

写真

9/24 12:02

台風一過の青空の下、やって来たのは岐阜1番の古刹・関の日龍峯寺。仁王門。

9/24 12:05

参道まで溢れる流水。

9/24 12:11

あれっ？

9/24 12:25

清水寺？

9/24 12:15

階段、急すぎる。

9/24 12:16

『美濃の清水寺』と呼ばれる本堂。

9/24 12:21

横蔵寺はよく知られていたけど、この古刹はノーマークでした。

9/24 12:24

お目当ての北条政子建立の多宝塔前は御朱印を求める人の列が。

9/24 12:24

今年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』はとにかく面白い。傑作だと思います。そして、ゆかりある文化財の扉を開けてしまう…60年ぶりとは、この先もうないかも。ドラマの影響は見過ごせないですね。

9/24 12:26

中には大日如来坐像。

9/24 12:28

水煙をアップ。

9/24 12:31

本堂に戻ります。縦走路はなんとこの建物の二階から山に取り付きスタートする。

9/24 12:32

縦走の出発地点が『清水の舞台の上』とは、面白い。

9/24 12:35

すぐにある龍神の池。

高沢山山頂。

9/24 12:47

北に展望が開ける。

9/24 12:51

ディスクに書かれた案内が時々現れる。道はよく踏まれている。

9/24 13:11

大仏山の山頂はこの通り、入れません。

9/24 13:13

親切な案内が続く。

9/24 13:23

途中、案内に従って脇道に入り円空が修行した岩屋へ寄ってみる。

9/24 13:23

これをかつぎあげた彫師の方のブログを見つけました。
https://heisei35.hateblo.jp/entry/2022/06/01/214216

9/24 13:37

山城があったのか…

9/24 13:41

神滝。

9/24 13:47

石垣跡からの素晴らしい展望。

9/24 13:55

なるほどね… 岐阜県生まれなのに知らなかった。ふむふむ。

9/24 13:56

美濃加茂アルプスから右奥に岐阜城のある金華山まで。山城置いたのも分かるなぁ…美濃の国が一望だもの。

9/24 13:56

麓から攻めるのもこの石垣なら守りが堅いはず。

9/24 13:57

本城山の山頂。

9/24 13:59

高賀三山は手が届きそうに近い。

9/24 14:28

下りは藤谷集落へ下山。白山神社。

9/24 14:33

下山した藤谷はヒガンバナ咲く美しい集落でした。

9/24 14:41

今でもゲンジボタルが飛ぶ水の清らかな土地。円空仏でも知られていますけど…

9/24 14:45

歩いてきた大仏山。

9/24 15:11

藤谷から尾根を乗り越して日龍峯寺へ戻りました。

9/24 15:12

忘れずに、もう一度多宝塔へ。

9/24 15:14

ありゃ、日が陰ってしまった。

9/24 15:20

政子さん、鎌倉から遠く離れた岐阜の地に旦那様（源頼朝）を分骨したのは、夢のお告げだとか。

9/24 15:44

せっかくなので3日間だけ限定の御朱印をいただき、帰りました。

撮影機器：

iPhone 13 Pro Apple

装備

個人装備

ズボン 靴下 靴 サブザック GPS 保険証 携帯 時計 カメラ

感想

kenny

今年の大河ドラマは文句なしに面白く、ハマってしまっています。そう、『鎌倉殿の13人』。朝ドラ『ちむどんどん』をもじって『死ぬどんどん』とネットで言われるほど毎回誰かが消えていく…鎌倉時代ってこんなに生き死にが激しい時代だったのか？？　
ドラマでは小池栄子が演じる尼将軍・北条政子がそんな殺伐とした幕府の中で主人公の北条義時とタッグを組む。そして混沌とした政治の世界を荒くれものの坂東武者達と渡りあっていく。
まるで、マフィアのファミリーを描いた『ゴッドファーザー』のドン・コルレオーネのような存在のような気がしないでもない。
そんな政子が建立した多宝塔が、なぜか岐阜の山中にあるとは不思議。
60年ぶりにたった3日だけ開帳する情報に現地に向かったが、おあつらえむきにハイキングルートが伸びているらしく、軽い足慣らしを兼ねて久々に山を歩きました。
気がつけば、もう麓の山里にはヒガンバナの花。台風が洗い流してくれた今年のジメジメしたムシ暑い夏はもう終わり。
あったかなかったか、今年は夏山は僕にはやって来なかったし、不安定な天候で、求めもしなかった。
重い腰があがったのは、久々の山トモからのアルプスの誘い。
来週は立山？白馬？　どこを歩いているだろうか。
さすがに少しは歩いておかないと… 足鳴らしには軽すぎたハイキング。明日は鈴鹿でも行こうか。
ようやく山に気持ちが戻りつつあります。