ピンクテープに導かれ、近江百山-三国岳
- GPS
- 08:29
- 距離
- 11.3km
- 登り
- 1,203m
- 下り
- 1,198m
コースタイム
- 山行
- 7:13
- 休憩
- 1:17
- 合計
- 8:30
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
揖斐川町HPに案内ページがあり、参照させていただきました https://www.town.ibigawa.lg.jp/kankoujyouhou/0000006101.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
・夜叉ヶ池登山口〜夜叉ヶ池 整備された登山道です。今の時期、紅葉真っ盛りでした。 ・夜叉ヶ池〜夜叉丸 池から滑落注意の道で気を使います。すぐ、ササヤブの道になりますが、多く歩かれているようです。 ・夜叉丸〜夜叉姫ヶ岳 ササヤブが高くなってきます。でも道はちゃんと続いています。 ・夜叉姫ヶ岳〜三国岳 ヤブが濃いです。でも、思いのほかピンクテープがたくさんあり、助かりました。 |
写真
感想
山歩きを始めて、近江百山を知り歩いていますが、その本の中に、難易度★★★★★(最高難度五つ星)の山が二つあります。一つは、上谷山。そしてもう一つが三国岳です。
いろんな山を登ってみましたが、余呉の最も奥の地にそびえるこの二つの山には行くことができないだろうと思っていました。
しかし、今年の3月、山の師匠のyoshikunさんecopasoさんhanabanaさんたちに連れて行ってもらい、上谷山に行くことができました。
もう一つの難関の三国岳は、wataharuさんBeggioさんhanabanaさんが、10月に登られており、その山の状況を教えてもらいました。そこでは、ピンクテープがあり辿ることができる、登るなら今の時期、とのことでした。
2013年から山歩き始めて、だんだん山に慣れてきてはいますが、体力は徐々に落ちてきていることを考えると、もう、今、行かないともう行けなくなるなと思い、頑張って行ってみようと考えました。
過去、blackさんのレコから、最近のレコまで見てみると、最近は目印のテープも増え、歩きやすくなっているのかと、淡い希望が繋がります。
朝、落石や穴に気を付けて、町道 川上〜池ノ又線をとおり、登山口到着後、体にダニ除けをたっぷりかけて、登山開始。
夜叉ヶ池までは、登山客多かったです。登山道は紅葉真っ盛り、帰りにゆっくり見ることとして、あまり写真も撮らず進みます。岩場、ロープ場も気を付けて、なんとか夜叉ヶ池到着。
そこから、夜叉丸めざします。とっかかり、断崖ぽいとこ歩きますが気を付けて滑落しないように登ります。徐々にササヤブのルートになります。夜叉丸山頂は切り開きがあり、は展望が開け、目指す夜叉姫ヶ岳〜三国岳も見張らすことができました。
そこから、夜叉姫ヶ岳へ。途中、夜叉姫ヶ岳から帰ってこられた方とすれ違い、山頂までのルートのアドバイスをもらいました。ありがとうございました。
夜叉姫ヶ岳までは、ササヤブが背丈を越えるところもありましたが、足元にはしっかり道が続いていました。
夜叉姫ヶ岳で、英気を養うべく少し休憩。休憩していたら、数名のパーティが来られました。少し話をしましたが、やはり、ここで引き揚げるとのこと。やはり三国岳に行く人はいないですね。三国岳に行ってみようと思ってると話をすると、お気をつけて、頑張ってと、励ましの言葉をいただきました。ありがとうございました。
正念場の三国岳へ。踏み出してみると、以外にも道っぽく、ピンクテープもついてます。しかし、夜叉姫ヶ岳までのルートと比べると、とても厳しそう。でも、歩を進めてみると、教えてもらったように薄い道らしきところ、ピンクテープが続いていました。序盤の下りは向う三国岳の展望もあり、助かりました。
下っているとき、前方から、動く物音と鈴の音が聞こえました。挨拶をして少し話をすると、三国岳に登って帰ってきた方でした。山慣れている方のようで、戻って三周ヶ岳にも行ってみようと思っているとのこと。あちらの方はこちらよりだいぶんマシと思いますと、何年か前の記憶を思い出し、話をしました。
お気をつけてと声を掛け合い、分かれます。歩いている方がおられたというので、少し元気が出ました。
下って、鞍部に下りると、少し川なのか水が溜まっているところありました。
そこから、三国岳へ登っていきます。ピンクテープは、ほぼ尾根上のササヤブのたくさんあるあたりに続いていました。ササヤブもそれほど高くなく登っていく方向も定められます。山頂近くになると、道が続いている感じでした。
とうとう、ヤブを掻き分け、山頂へ。山頂は、切り開き、掘り返しのような広場で、端っこのように、三国岳1209mの山名板がありました。
山頂は、上谷山方面は低灌木があったりしますが、ほぼ、360度の展望がありました。ここで、昼ごはんをノンアルとともにとり、少しのんびりします。こんなとこにこれたんだと、少し感慨にふけります。
でも、折り返しもことも考え、少し早めに下ります。基本的に行きと同じルートを通りました。鞍部から夜叉姫ヶ岳に登るとき、北側左手にササヤブのなさそうなところも並行してあったように思えましたが、ルートを外れるのが怖く、行くのはやめました。
hanabanaさんも書かれてましたが、ササヤブは、下りは生える方向が同じでまだ歩きやすいのですが、登りは笹がこちらに向かってくる方向なので、かき分けに苦労します。夜叉姫ヶ岳にたどり着くあたりが、いちばんしんどかったです。
なんとか夜叉姫ヶ岳に到着。少し休憩して戻ります。夜叉姫ヶ岳から夜叉丸の笹薮が、とても歩きやすく思えました。夜叉ヶ池に到着するともう遅い時間。日が傾いてきていました。でも夜叉ヶ池の畔で少し休憩。あとは、転倒しないように、ストックを初めて出して、紅葉の中を帰りました。
何とか歩けた、三国岳。
イメージでは、ひたすら行き先の見えない薮の中をGPS見ながら方向を定め、かき分けていくというのかと思ってました。継続力・メンタルとの闘い。
でも歩いてみると、ピンクテープがあり、薄い道も分断されながらも続き、今の時期だからなのかもしれませんが、歩いているポジションも風景の中で分かり、という感じで、助かりました。当日にも歩かれた方がおられたという安心感もあり、何とかメンタルくじけず、行けました。
今まで歩かれた方、ピンクテープの道しるべをつけられた方、参考となるレコをあげてくださった方、皆さんに感謝します。ありがとうございました。
凄い!一人で行かれたんですね。流石です!
y_yoneさんが歩かれた日は青空が広がり素晴らしい日となり羨ましいです。
私達が訪れた日はどんよりとした曇があり華やかさに欠けました😅
近江百山もゴールが見えてきましたね。
達成される日を楽しみに待っています🤗
こんばんは、
天気がいい日でよかったです。山頂からは違う角度で、周りの山が見張らせました。
見晴らしがよかったのは、あそこまで行かないといけないと思ってげんなりするのか、あそこまでいけたら頂上だと励みになるのか、この山では微妙ですね。
私歩くのが遅いので、人とペースが合わず、単独行が多いんですけど、大勢で行くと楽しいですよね。一人でいくと、笑顔で歩くは無かったです。でも一人で、笑いながら歩くって、変態ですね。
近江百山は鈴鹿がたくさん残っています。いくならヒルがいなくなった今なんですけど・・・。先長いです
難関国見岳を踏破おめでとうございます♪
こんにちは。レコ参考にさせて行ってきました。思いのほかピンクテープがあって助かりました。
時間かかりましたけど。
道中、笑いは無かったです。やっぱり、グループで行くのがいいですね。
また、レコ参考にさせていただき、未踏の山に行ってみようと思います。ありがとうございました。
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