深田久弥氏終焉の地は騒がしかった・茅ヶ岳〜金ヶ岳周回


- GPS
- 05:55
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 1,160m
- 下り
- 1,156m
コースタイム
- 山行
- 5:38
- 休憩
- 0:16
- 合計
- 5:54
過去天気図(気象庁) | 2022年12月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
「日本百名山」の著者、深田久弥氏が1971年(昭和五47年)山頂手前で脳溢血で倒れ亡くなったのが、この茅ヶ岳(1,704m/日本二百名山)。氏は、妻が病気で寝たきりなのに初恋の女性と子供をつくってしまい離婚・再婚したり、前妻の小説を焼き直しして自分の作品として世に出したり、ちょっとちょっとちょっと!という面ある一方で、大正から昭和にかけていまほど交通インフラが発達していなかった時代に、日本各地の山々に登り百名山を選出し随筆にした稀有な登山家である。
スタートは深田記念公園の駐車場。女岩は落石多発のため立ち入り禁止で、そこからは急坂。途中振り向くと富士山がドーン。稜線に上がってすぐに深田久弥氏終焉の地の碑が立つ。実は土曜だからかすぐ近くのスポーツランドやまなしというレース場がすぐ近くにあり、爆音がずっと響いている。深田氏がここに眠るわけではないだろうが、全く落ち着かない山歩きとなる。
碑から山頂はすぐ近く。富士山、甲斐駒、八ヶ岳がバッチリ、ちょこっと間ノ岳も見える素晴らしい展望。定年祝いの元気なおじさんグループを記念撮影!そこから一度下り、後衛の金ヶ岳(かながたけ)1,764mへ登り返し。金ヶ岳からは滑りやすい岩場と歩きにくいフカフカの落ち葉(下に岩や木の根が隠れている)で歩きにくく気を遣う。林道三叉路からは大失敗。ここから舗装の林道が1時間以上続くうえ、後半は緩く登りになる。ふと気が付くと「ちょいとハイヤーハイヤー♪」と口ずさみながらドンちゃんが田中陽希さんのように走り出した!山歩きを始める前は運動を一切しなかったのに、なんてこった!
最後のルートに合流し走ったおかげで6時間切りで茅ヶ岳〜金ヶ岳を周回してきた。深田氏の終焉の地は絶景だったけど、レース車で騒々しくてちょっと残念な山歩きでした。
帰りは双葉SAスマートインターの近くの湯めみの丘で温泉に。男子露天からは富士山、女子露天からは甲斐駒や八ヶ岳がバッチリ(でも、ぬるい)。サウナ、水風呂、熱い内湯もあるでよ。@500円
コース定数はヤマケイのヤマタイムで28。
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