手稲山
- GPS
- 05:10
- 距離
- 13.5km
- 登り
- 862m
- 下り
- 859m
コースタイム
(11:30)-(12:55)手稲山(13:00)-(14:00)布敷の滝(14:00)-(14:45)平和の滝登山口
(14:45)-(15:05)平和の滝入口バス停
天候 | 曇後晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年11月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
登り下りとも平和の滝コース 平和の滝登山口へは地下鉄東西線発寒南駅よりバス200円。 1時間に約2本と比較的便利。 終点平和の滝バス停より20分程車道を歩くと登山口に出る。 (登山口に駐車場有) 登山口より雪道となるが、布敷の滝までは比較的平坦で歩きやすい。 布敷の滝よりやや急になり、雪も深くなる。 正面にリフトが見えてきて、それと平行に登ると山頂は近い。 一旦、スキー場のゲレンデに出て、左手に見える鉄塔群に向かう。 (スキーヤーやボーダーが入ってこないように、立入禁止のロープが張ってある) 鉄塔の間を通り抜けるようにして進み、道の行き止まりが手稲山山頂だ。 登りにアイゼンは必要ないが、下りは軽アイゼンがあった方が良い。 また、天候や季節によっては大きく状況が変わることは言うまでもない。 (札幌近郊の冬山ハイキングでは藻岩山に次いで人気の山だが、天候によってはトレースが消え、ラッセルが必要になるようだ) |
写真
感想
先日、藻岩山に登った時、更に高く見える手稲山を見て「次はあそこかな?」と思っていた。
藻岩山同様、冬でも多くのハイカーが入っていると聞いて、雪が積もったのを狙って出かけた。
今回の登山口へは札幌市街から公共の交通機関でも1時間とかからない。
バス停に着くと車道には雪はなかったが、登山口まで来ると道にも雪が積もっていた。
登山口のゲートを越え、林道のような広い道を歩き出す。
当面はなだらかな道である。
普通の林道なら飽きそうだが、雪をさくさく踏みしめて歩いていると何故か気持ちが良い。
沢沿いの気持ちの良い道を暫く歩くと、布敷の滝に着く。
登山道沿いにある小さな滝だが、布敷の言う名前が理解できる滝だ。
登りでは必要ないかも知れないが、ここから道が急になるので、念の為軽アイゼンを着けた。
結局、登りでは必要なさそうだったが、外すのも面倒なのでそのまま登った。
周りの木が落葉樹に変わると、一気に視界が開けてくる。
山頂直下まで登れば、札幌市街を始めとした石狩平野が一望できる。
標高が藻岩山の倍近くあるので、視界の広がりが違う。
山頂近くでスキー場の脇に出る。
苦労して登ってきた景色を、リフトで登ってきたスキーヤーも見れるのは複雑だが、このスキー場は良さそうだ。
札幌の市街地や石狩湾を眺めながら滑る事が出来る。
考えれば海を見ながらのスキーなんてなかなかないだろう。
山頂はもう少し先。
鉄塔の間を登ると、山頂の展望台に辿り着く。
山頂からの展望は秀逸だ。
本日は雲が多いものの、今迄見えていなかった西側の山々が顔を出す。
山名が判らないのが残念だ。
しかし、何といっても見事なのは、石狩湾越しに見える増毛山塊。
海に浮かぶ真っ白な山々に心を奪われた。
「いつかはあそこにも行ってみたい…」
手稲山は山頂までスキー場が広がり、鉄塔が乱立していて俗っぽさを感じる山だった。
しかし、これまでの山頂にはないその不思議で美しい景色には、ただただ驚くばかりだった。
コメント
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とらさん、こんばんは。
manabuです。
北海道での生活、少し慣れてきましたか?
札幌近郊の手稲山、写真を拝見しましたが、
関東の2000メートル級以上の山々の景色ですね。
手軽に行ける距離だけど細心の注意を、
そんな感がいたします。
それにしても山頂からの石狩湾、
とても素敵です。
山頂での滞在時間が短いみたいですが、
バス運行時間のかね合いですか?
manabuさんこんばんは、とらです。
もう、北海道は完全に冬山ですね。
先週末、多くのスキー場がオープンしたようです。
そうですね。
manabuのおっしゃる通り、気軽に行けるからこそ気をつけなければいけませんね。
山頂での短い滞在時間は寒さのせいです。
晴れていましたが雲が多かったので、写真だけ撮って早々下りてきました。
今度は快晴の日に登りたいです。
manabuさん、紅葉の巻機山に行かれたのですね?
私も昨年行きました。
あの紅葉の美しさは一生忘れません。
本当に紅葉の名山です。
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