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Yamareco

記録ID: 537942
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無雪期ピークハント/縦走
富士・御坂

【初クマニアミス】滑落落事故もあり…不安で一杯!「毛無山」

2014年10月26日(日) [日帰り]
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iamclimber その他1人
GPS
05:54
距離
9.2km
登り
989m
下り
981m

コースタイム

日帰り
山行
3:30
休憩
1:30
合計
5:00
10:20
70
11:30
11:50
0
11:50
11:50
80
13:10
14:20
60
15:20
15:20
0
15:20
ゴール地点
天候 曇り
登山口(10時の段階で17℃)山頂の気温は12℃。
過去天気図(気象庁) 2014年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
▼駐車場
毛無山登山口横にある文化洞トンネルの駐車場が閉鎖とのことで、
「いずみの湯」の駐車場(60台の駐車スペース/駐車料金 無料※)を利用。
※入浴することを条件に、無料で駐車ができます。
※文化洞トンネル(毛無山登山口)との送迎を行っているようです。
≪カーナビで設定するなら以下参照≫
【名称】西湖いずみの湯
【住所】山梨県南都留郡富士河口湖町西湖987
【電話】0555-82-2641
【料金】900円 
【URL】http://www.hamayouresort.com/hotspa/izumi/
コース状況/
危険箇所等
▼コース状況
十ヶ岳〜十二ヶ岳はロープや鎖場がありますが、気を付けて歩けば特に問題ありません。

▼熊情報
十二ヶ岳山頂と登山口の中間地点で熊が3匹(親子?)が出没しました。
熊鈴を持参しましょう。

▼電波
Docomo⇒○
その他周辺情報 【今後のための備忘録】
▼気になった温泉「富士展望の湯 ゆらり」
登山口付近の温泉でクチコミが良いが、入浴料金が高い・・・。
【住所】山梨県南都留郡鳴沢村8532-5(いずみの湯から15分程)
【電話】0555-85-3126
【料金】1500円(貸バスタオル・タオル付)
    ※HPの割引券を持参すると1300円
【URL】http://www.fuji-yurari.jp/

▼飲食店
ほうとうの名店「不動」が気になります。付近に何店舗もあります。
【住所】山梨県南都留郡富士河口湖町河口707いずみの湯から20分程)
【電話】0555-76-7800
【URL】http://tabelog.com/yamanashi/A1903/A190303/19000116/
「いずみの湯」の駐車場をお借りしました。
青空の下に紅葉が広がっており、この時点では心躍ってました。
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「いずみの湯」の駐車場をお借りしました。
青空の下に紅葉が広がっており、この時点では心躍ってました。
やっぱり麓で見ると、富士山は大きくて力強いっ!
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やっぱり麓で見ると、富士山は大きくて力強いっ!
「忠魂碑」が何のことか分からなかったのでGoogle先生にて確認。なるほど!勉強になりました。
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日清戦争や日露戦争での戦死者の供養のために、自治体で建立した碑。第二次世界大戦で敗北すると、GHQの指示で、かなりのものが撤去された。
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「忠魂碑」が何のことか分からなかったのでGoogle先生にて確認。なるほど!勉強になりました。
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日清戦争や日露戦争での戦死者の供養のために、自治体で建立した碑。第二次世界大戦で敗北すると、GHQの指示で、かなりのものが撤去された。
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思った以上の急登が続き、樹林帯を抜けると、いつの間にか崩れた天候、そして眼下には西湖が見渡すことができます…。
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思った以上の急登が続き、樹林帯を抜けると、いつの間にか崩れた天候、そして眼下には西湖が見渡すことができます…。
そして逆側には河口湖。本来なら正面に雄大な富士山が見えるはずが、ぶあつい雲に覆われてしまいました(泣
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そして逆側には河口湖。本来なら正面に雄大な富士山が見えるはずが、ぶあつい雲に覆われてしまいました(泣
ススキもいい感じです。
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ススキもいい感じです。
山頂に到着。
これから向かう十二ヶ岳でヘリがホバリング中・・・。
嫌な予感満載です。。。
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山頂に到着。
これから向かう十二ヶ岳でヘリがホバリング中・・・。
嫌な予感満載です。。。
気を取り直して十二ヶ岳に出発!
気を取り直して十二ヶ岳に出発!
今日の目的であった、十二のピークを越える尾根歩きを堪能しますぜっ!
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今日の目的であった、十二のピークを越える尾根歩きを堪能しますぜっ!
アップダウンの連続する尾根で、御坂山塊随一の険路と言われているようです。
アップダウンの連続する尾根で、御坂山塊随一の険路と言われているようです。
尾根の各ピークには表示板が立てられています。
尾根の各ピークには表示板が立てられています。
突如現れたススキの通り道。
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突如現れたススキの通り道。
1つ1つのピークまでは距離が短く、十二ヶ岳まで約1時間となります。
1つ1つのピークまでは距離が短く、十二ヶ岳まで約1時間となります。
半分まで到着!「せっかく看板を撮影してきたので、ここから先見逃さないようにしないとっ!」と余計な事に注意してます。
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半分まで到着!「せっかく看板を撮影してきたので、ここから先見逃さないようにしないとっ!」と余計な事に注意してます。
おぉ、7ヶ岳ボルダーか!
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おぉ、7ヶ岳ボルダーか!
「八ヶ岳」という名前の山はないので、、、
ココが八ヶ岳なんだっ!!
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「八ヶ岳」という名前の山はないので、、、
ココが八ヶ岳なんだっ!!
すれ違った登山者に確認したところ、やはり滑落事故があったようです・・・。「ココから危険になるので十分に注意してくださいね」と言われ、内心不安で一杯でした・・・。
すれ違った登山者に確認したところ、やはり滑落事故があったようです・・・。「ココから危険になるので十分に注意してくださいね」と言われ、内心不安で一杯でした・・・。
食われちゃってるよ・・・。ギリギリ「十」だと分かりますね。
食われちゃってるよ・・・。ギリギリ「十」だと分かりますね。
岩場が出てきました。落葉を踏むと滑りやすいため、慎重に足場を確保して登ります。
岩場が出てきました。落葉を踏むと滑りやすいため、慎重に足場を確保して登ります。
十ヶ岳以降は、クサリ・ロープ場が増えるので、慎重に歩きましょう。
十ヶ岳以降は、クサリ・ロープ場が増えるので、慎重に歩きましょう。
あまり高度感がないので、本来なら平気なんですが、
俺…吊り橋…ニガテナンデス!!
揺れるし、隙間あるし怖かったです。。。
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あまり高度感がないので、本来なら平気なんですが、
俺…吊り橋…ニガテナンデス!!
揺れるし、隙間あるし怖かったです。。。
うん、頼まれなくてもそーするから大丈夫だよ。
それよりさ…何で命令口調なんだッヾ(゜Д゜;)
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うん、頼まれなくてもそーするから大丈夫だよ。
それよりさ…何で命令口調なんだッヾ(゜Д゜;)
無事に山頂へ到着し一安心。
注意してればそれほど危険だとは感じませんでした。
事故の詳細は聞いてないため、どこでどうなったかは分かりません。
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無事に山頂へ到着し一安心。
注意してればそれほど危険だとは感じませんでした。
事故の詳細は聞いてないため、どこでどうなったかは分かりません。
十二ヶ岳は富士山の外輪山として形成された山のようです。
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十二ヶ岳は富士山の外輪山として形成された山のようです。
今日のお昼ご飯「親子丼」
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今日のお昼ご飯「親子丼」
なかなかの紅葉。
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なかなかの紅葉。
滑りやすい落ち葉の細道をくだっていきます。
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滑りやすい落ち葉の細道をくだっていきます。
道中でクマの親子が3頭出たため、写真撮る余裕なく下山。
緊張感いっぱいの山行でした。
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道中でクマの親子が3頭出たため、写真撮る余裕なく下山。
緊張感いっぱいの山行でした。

感想

毛無山山頂付近から風切音が鳴り響いていた。
「山頂の風が強いのかな?」ぐらいで特に気にもしていなかったが、樹林帯を抜け、ふと見上げると十二ヶ岳頂上付近でヘリがホバリングしているのが見えた。
青空はいつのまにか灰色の雲に覆われており、より不安な気持ちに駆り立てられた。

十二ヶ岳に向う道中ですれ違った登山客に確認したところ、やはり滑落事故があったとのこと。詳細は何一つ分からなかったが、無事であることを願い、気を引き締めて山頂に向かった。

吊り橋付近で岩に接触した際、ザックに取り付けていた水筒がハズれてしまい、谷底に落としてしまった。「頑張れば取りに行けるか?」とも思ったが、先の事故のこともあったので、山には悪いと思ったが諦めることにした。その後は無事に登頂し、休憩をとって下山を開始した。

半分ぐらい下ったところで出会った登山者を抜く際、軽く挨拶をし駆け足で通り過ぎたところ「先ほど熊が3頭出たので気を付けてください!」と声をかけられた。
「ありがとうございます」とほぼ反射的に答えたものの、言われた言葉を理解するのに少し時間がかかってしまい、数メートル進んでから足を止めた。
「え?今なんて?クマですか??」
「さっき3頭出ました!」とのこと。

その後仲間と二人で先を急ぐのも怖くなり、道中であった方々とまとまって下山することにした。

先頭を自分が歩き、皆が後ろをついてくる陣形になってしまい、内心「誰かリードしてくれないかなぁ」という気持ちで一杯だったが、熊鈴を高々と鳴らし、注意深く進んだ。「子熊を守るために襲われるのでは?」など、最悪なケースを考えていると、
恐怖心からか、黒い影が見えると過剰に反応してる自分がいた。
その後は特に出没することなく、無事に下山することができたのだが、今回の山行は精神的にとても疲れた。

登山にも馴れてきた今、改めて危険性を感じ気が引き締まりました。

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技術レベル
3/5
体力レベル
3/5

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