本仁田山〜川苔山
- GPS
- --:--
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 1,385m
- 下り
- 1,406m
コースタイム
13:49川苔山⇒15:29大根ノ山ノ神⇒16:05鳩の巣駅
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年01月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
コブタカ山から大ダワにかけて積雪がありましたが、危険ということはありませんでした。 雪も霜も溶けて、少しぬかるみがありました。 鳩の巣までの下りが少し凍結していましたが昨日は滑るほどではありませんでした。 |
写真
感想
青梅線内で爆睡していたところ、眩しい朝の太陽の光に起こされたら車窓は山、でした。
今日はかねてからの憧れの川乗(苔?)山、体力もさることながら、凍結していたら怖いなあと不安一杯で奥多摩駅に降りましたが、
空気は冷たく澄んで透明だし、抜けるような青空が今日の山登りを大きく包んで見守ってくれるような気がして真っ白な鼻息あげて出発しました。
そんな意気揚々気分も安寺沢までで…
ホニタ山なんて可愛らしい名前なのに、ひたすら急な上り坂がずーっと続き、息上がりっ放し。前を登る健脚同行者は相変わらずハイペース↑ターボエンジンバリバリ全開。
登りに登って、傾斜がゆるんだ時の嬉しさったらなかったです。
エンスト多発の這い這いペースでなんとかホニタ山頂上。あー、しんど。
だけれど本日の目的は川苔山。
いつもより少し長めの一服ののち、なだらかに下って少し登ったところにコブタカ山、とまたまた可愛らしい名前の山頂に出ました。
眺めがよくて姿かたち美しい山がよく見えるのですが、悲しいかな名前がわからない…
ここで健脚同行者が、少し疲れたと弱気の発言。この急坂急坂急坂加えてかかとが靴ずれしたのです。これからまた2時間近く急坂の連続を想像したみたい…なのですが、ハンデイ抱えているはずなのにタッタカ足取り軽いのは何故だ!?
かくれんぼや鬼ごっこが出来そうな枯れたヤブを抜けて再び、いえ、三度?四たび?の急坂。大きな岩がごろんごろんしているし、今回何回目かの「よいしょ!」
と掛け声かけながら脚を上げて、登るっきゃない状態。
荒っぽく歩いたらザックが岩肌に当たって、あわや滑落!しそうな尾根を緊張しながら進みました。
どなたが命名したのかわかりませんが、「船井戸」の手前で健脚同行者が鹿を発見!!斜面をかろやかにスキッピングしてこちらを見ていました。こんなにいいお天気なんですもの、遊び回りたいよね。
それからしばらく♪小鹿の〜バンビ〜はーかわあーいいな〜♪が頭のなかでぐるぐるリフレインして登っていたら、頂上か!?と見紛う明るく開けたところに出ました。
小屋の跡と思しき廃材の山を健脚同行者が指摘。
頂上はもう間もなく、明るい広い空が広がって丘のような、英国映画に出てきそうな景色なのに、これがまた…
なだらか〜に見えるのに、ぜーぜーはーはーして、や、やっと辿り着きました!
遮るものも音も人もなく、360度見渡せて貸切状態でした。
あんなに苦しい思いをして、なんとか登ってこられたのもこの景色を見たいため。なのに私はどこを眺めていたのか、「富士山だ」と方向指されるまで気がつかなかった…
大きく、白く、険しく静かに息ついていました。
下山は歩きにくい石がごろごろした鳩の巣駅方面へ。大根ノ山ノ神の社に今日の御礼とこれからの安全と健康と幸せともう少し私も健脚にして下さいなと…
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