剱岳：早月尾根：松尾平にて撤退

2014年12月28日(日) ~ 2014年12月29日(月)

• GPS: 32:00
• 距離: 19.7km
• 登り: 674m
• 下り: 663m

天候

1日目：晴れ　二日目：雨時々雪

アクセス

利用交通機関：

自家用車

※伊折終点林道沿いに駐車

コース状況／危険箇所等

※本コースは上級者向けのコースとなります。
　初心者、初級者のみでの入山は控えた方がよろしいかと思います。
※松尾平までトレースがありました。
　ありがとうございました。

その他周辺情報

※温泉：グリーンパーク吉峰（大人：610円）
　https://www.yoshimine.or.jp/relax/01.html

写真

Wリーダー撮影

12/28 6:38

滑川駅から剣岳のシルエットが拝めました。

12/28 7:10

滑川駅から剣岳のシルエット2

12/28 7:12

滑川駅から剣岳のシルエット3

12/28 8:18

伊折へ向う道すがら。車の中から

12/28 8:44

伊折から剣。

12/28 8:59

伊折の集落にはたくさん雪が積もっていました。

12/28 9:10

伊折から馬場島までは9kmの林道歩きです。

12/28 9:32

冬のあお

12/28 9:43

剣山頂では雪を飛ばすほどの風が吹いていたそうです。

12/28 9:54

12/28 10:00

12/28 11:44

12/28 11:44

馬場島の建物は雪に埋もれていました

12/28 13:35

松尾平にテントを張ります

12/28 13:54

テント張りました。

12/28 14:17

本日のお宿です。

12/28 14:17

ストックやヘルメット、ピッケル等は外に置きます。

12/28 15:58

まずは雪を溶かして水を作りたい。

撮影機器：

RICOH WG-20 RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 ゲイター バラクラバ 毛帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー アイゼン ピッケル ビーコン スコップ ゾンデ 行動食 非常食 飲料 水筒（保温性） 食器 調理器具 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 針金 常備薬 ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ナイフ カメラ テントマット シェラフ ヘルメット

共同装備

ポール テント ガスカートリッジ コンロ コッヘル 調理用食材 調味料

備考

※行動食がまだ少し多すぎる。もうちょい削れる。

感想

がく

予定では以下のように考えていました。
　28日、晴れの中松尾平まで
　29日、小雪の中早月小屋まで
　30日、弱い冬型気圧配置の雪の中、早月小屋〜山頂往復
　31日、冬型気圧配置と寒気が夕方に本格的になるまでに一気に伊折まで

しかし、実際は、
　28日、晴れの中松尾平まで、
　29日は南岸低気圧が温かい空気を持ってきて28日夜から雨。
　30日〜4日まで強い冬型低気圧＋寒気が下がってきて大荒れを予想。

冬山での雨は雪崩のリスクを高め、
停滞しても今後登れるチャンスは来そうもない。
朝飯を食べ、テントを片付け、撤退と致しました。

残念ではありましたが、
僕の経験ではトライすることさえおこがましい山域です。
経験と技術を積んで、自信を持ってまた挑戦させてもらおうと思います。



※良かったこと
・冬の剣の懐に入れた。
・剣の姿が見れた。
・無事に帰宅できたこと。
・冬山の難しさをまた経験できたこと。

※感謝すること
・山岳会の先輩方がいないと、僕のレベルでは入ってはいけない山域。
　同行させて頂いたことがありがたいことです。
・下道で行ったので、交通費がかなり節約できたこと。

※学んだこと
・冬にバイルとアックスって言ったら登攀用のアイスのことだよ。
　沢のバイル持って行っちゃダメよ。ダメ、ダメ。
・テルモスは500ml〜750mlぐらいでOK。1Lは大き過ぎ。
・熟練した人達は45Lザックで行っている。
・夏シュラフとシュラフカバーで冬もなんとかなると思う。
・山で雨が降ると雪崩れる。
　気温が上がりすぎても雪崩れる。