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記録ID: 5732939
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ハイキング
九州・沖縄

長岩城跡 銃眼のある石積櫓の中世城

2023年08月27日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
2.5km
登り
343m
下り
341m
天候
過去天気図(気象庁) 2023年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
長岩城駐車場。
4台。
トイレあり。
コース状況/
危険箇所等
観光気分の山城見学ではなく、山歩きレベルの装備が必要な場所でした。
が、標識はふんだんにあります。
弓形砲座へは、石積櫓経由は危険との表示があり断念。その代わり、下山後の林道からのアプローチが推奨されていましたが、林道に入る前に地元の方に伺ったところ、以前に比べて林道経由でも危険度が増しているので独りで入るのはお勧めできないとのご助言。取り付きまで行きましたが、藪漕ぎ状態になっているのでギブアップして、次の目的地の桧原山へと向かいました。
駐車場からの長岩城址。
右の山が本丸、左の山が陣屋や石積櫓のある出城。
2023年08月27日 07:54撮影 by  OPPO A73, OPPO
8/27 7:54
駐車場からの長岩城址。
右の山が本丸、左の山が陣屋や石積櫓のある出城。
2023年08月27日 07:55撮影 by  OPPO A73, OPPO
8/27 7:55
二之城戸。
本丸側と石積櫓側の間の谷川沿いに一之城戸・二之城戸・三之城戸と呼ばれる城戸(城門)が3段構えで設けられています。
2023年08月27日 08:06撮影 by  OPPO A73, OPPO
8/27 8:06
二之城戸。
本丸側と石積櫓側の間の谷川沿いに一之城戸・二之城戸・三之城戸と呼ばれる城戸(城門)が3段構えで設けられています。
陣屋跡。
この先は、馬蹄形に切り立った高い岩に囲まれた天然の防備の地。
そういえば、城井谷城でも同様の地形を利用していた。
2023年08月27日 08:18撮影 by  OPPO A73, OPPO
8/27 8:18
陣屋跡。
この先は、馬蹄形に切り立った高い岩に囲まれた天然の防備の地。
そういえば、城井谷城でも同様の地形を利用していた。
砲座跡。
2023年08月27日 08:21撮影 by  OPPO A73, OPPO
8/27 8:21
砲座跡。
石積櫓ルートからの弓型砲座は通行禁止。
林道経由がおすすめとの説明書き。
2023年08月27日 08:28撮影 by  OPPO A73, OPPO
8/27 8:28
石積櫓ルートからの弓型砲座は通行禁止。
林道経由がおすすめとの説明書き。
陣屋の奥を登り切ると、アルミ梯子。
2023年08月27日 08:29撮影 by  OPPO A73, OPPO
8/27 8:29
陣屋の奥を登り切ると、アルミ梯子。
アルミ梯子を登り、天然の擁壁を越えると。
ここから黒田軍を視察していたんでしょうね。
奥の三角錐の山はこの後に訪れる桧原山か?
2023年08月27日 08:33撮影 by  OPPO A73, OPPO
8/27 8:33
アルミ梯子を登り、天然の擁壁を越えると。
ここから黒田軍を視察していたんでしょうね。
奥の三角錐の山はこの後に訪れる桧原山か?
擁壁から少し下ると石積櫓。
飛び道具を使うにしては、「銃口」の位置が低すぎ?
2023年08月27日 08:36撮影 by  OPPO A73, OPPO
1
8/27 8:36
擁壁から少し下ると石積櫓。
飛び道具を使うにしては、「銃口」の位置が低すぎ?
下側から。
「銃眼」にしては、下から痩せ尾根を伝って登って来る敵を撃つ角度にはなっていない。
2023年08月27日 08:41撮影 by  OPPO A73, OPPO
8/27 8:41
下側から。
「銃眼」にしては、下から痩せ尾根を伝って登って来る敵を撃つ角度にはなっていない。
谷まで戻って、本丸へ。
2023年08月27日 09:17撮影 by  OPPO A73, OPPO
8/27 9:17
谷まで戻って、本丸へ。
本丸までつながる竪掘の石垣が壮観。
2023年08月27日 09:22撮影 by  OPPO A73, OPPO
8/27 9:22
本丸までつながる竪掘の石垣が壮観。
こんなところにマムシグサ。
2023年08月27日 09:30撮影 by  OPPO A73, OPPO
8/27 9:30
こんなところにマムシグサ。
なかなか興味深い山城巡りでした。
登山口に戻ってきました。
2023年08月27日 09:40撮影 by  OPPO A73, OPPO
8/27 9:40
なかなか興味深い山城巡りでした。
登山口に戻ってきました。
林道経由、弓型砲座を目指しましたが、地元の人に「一人では危険」と言われたのと、登山口から藪漕ぎ状態になっていたので、ギブアップ。次の桧原山へと向かいます。
2023年08月27日 10:05撮影 by  OPPO A73, OPPO
8/27 10:05
林道経由、弓型砲座を目指しましたが、地元の人に「一人では危険」と言われたのと、登山口から藪漕ぎ状態になっていたので、ギブアップ。次の桧原山へと向かいます。
撮影機器:

感想

今村翔吾さんの直木賞受賞作「塞翁の盾」で引用されていた山城を訪問。

下毛郡の支配者であった豪族野仲氏22代390年間の居城ですが、1588年、黒田長政の大軍に攻め落とされ廃城。
銃眼のあったとされる石積櫓「楕円型砲座」は、石造の櫓としても、のぞき穴の設置としても、わが国最古のものであり、全国に類例を見ない貴重な遺構の由。

野仲氏のボスである宇都宮氏の城井谷城同様、耶馬渓の独特の地形を生かした奇城でした。

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