雨飾山(大網道〜小谷温泉側登山口周回)
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- GPS
- 06:46
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 1,262m
- 下り
- 1,039m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
好天が約束されたので紅葉がバッチリのはずの雨飾山へ、行ったことのない大網ルートから登ってみた。
まずは腹ごしらえ。朝6時、前から気になっていた糸魚川の「ラーメンショップ」で朝ラー。これが食べられるのも平日だから。
塩分と背脂をしっかり補給、味はまあまあかな。
雨飾高原のノーマルルート登山口にMTBをデポして、湯峠経由で大網登山口へ。駐車場には先客無し。
歩き出しは渡渉点までのトラバース。そこからが本格的な登りだ。道はしっかりしていて迷うようなところはない。
そしてこのルートはナラタケ天国! 登りなのにザックがキノコで一杯に…(重い)
1673まで来るとピークが見えるようになる。
稜線は切り立ったようなところはないが、全体的にはちょっと細め。
マイナールートだけに誰にも会うことなく頂上到達。さすがに頂上は人がたくさん。それでも平日だけに休むスペースは十分確保できた。
天気は予想外に雲が多く、最後まで北アルプスや金山、焼山などは拝むことができなかった。うーん想定外。
紅葉は予想通りちょっと茶色(枯れた)だったけど1600〜1800mあたりが盛りだったかな。
ガスが上がってきてしまい展望がよくなることが期待できないので昼飯を食べたらすぐ下山した。
笹平から荒菅沢に下る途中でヘリがやってきた。
少し下ったところで要救助者と同行者に会う。後で分かったが、上腕部骨折で自力歩行不能になったとのこと。
https://www.fnn.jp/articles/-/599979?s=09
ヘリが要救助者を発見できてなかったので数人で手を振る。しばらくして上空をホバリング、どうやら僕たちを発見できたようだ。
せっかくなので(野次馬だが)救助を見守らせてもらうことにした。
ヘリの扉が開き救助隊員2名が降下、やや平坦な笹地に着地した。
救助隊員から、ヘリの下降気流が強いのでピックアップ終了まで下山はせず、頂上側(ヘリから遠い側)の風を避けられる道端で待機するよう要請される。
なのでファーストエイドの実際は見ることができず。
10分くらい経過したろうか。ピックアップ用のワイヤーが下され、隊員1名と要救助者をピックアップ。しばらくしてもう1名の隊員もピックアップ。
無事完了し、ヘリは去っていった。
一部始終を見ている間、ちょうど4年前(台風19号で千曲川が決壊、私がヘリで救助される)がフラッシュバックした。
救助隊員は仕事とはいえ命懸けで救助に当たる。実際、隊員の転落事故も起きている。
こちらは趣味で来ているのだから、事故、救助はなくさなければ、そのように注意・努力しなければならないと改めて感じた。
(台風19の時も早めに避難していれば救助されることはなかったのだ)
下山後、駐車場〜湯峠までは緩い登り。MTBで15分ほどだがちょっときつい残業だ。
湯峠からは下りで楽ちんだ。無事駐車場へ。
帰路は小谷温泉側には戻らず、林道をそのまま大網集落まで。途中大きなシカを2頭見た。
天気はもう一つだったけど紅葉見れたしキノコいっぱい採れたし冬に見る大渚北面の林道を初めて通れたし、まずまずのサボリーマンな1日だったかな。
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