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Yamareco

雨飾山(あまかざりやま)

北アルプスと日本海を望む信越国境の名山

"雨飾山"
"雨飾山"

雨飾山は新潟県と長野県にまたがる山です。ピラミダルで分かり易い形をしており、古くは日本海の漁師らの目印でもありました。

"ブナ林"
"ブナ林"

"あまかざり"という美しい山名の響きと、ブナの森や高山植物が魅力で日本百名山に選ばれています。また信州百名山新潟100名山などの一座でもあり、両県の地元から親しまれています。

"山頂部の紅葉"
"山頂部の紅葉"

紅葉の時期が最も賑わいますが、登山道が渋滞することもしばしばです。
春はバックカントリースキーも盛んです。

北アルプスを望む"猫の耳"

"北峰より日本海を望む"
"北峰より日本海を望む"

雨飾山は"猫の耳"と称される双耳峰で、北峰と南峰を持ちます。
北峰は4体の石仏と小さな祠が並び、山岳信仰の山であることを明らかにしています。古くより、山には風の神が宿るとされ五穀豊穣が祈願されていました。また、山頂で雨乞いの祭事をしていたことが、山名の由来の一説と言われます。

"南峰より北峰を望む"
"南峰より北峰を望む"

一方の南峰は、最高地点で標高は1963mです。二等三角点が設置されており、小さな祠も祀られています。
両峰の距離はとても近く、どちらも見晴らしに優れています。

"山頂より北アルプスを望む"
"山頂より北アルプスを望む"

山頂から間近に見るのは火打山や焼山です。また北アルプスの雄大な山脈も眺めることができ、北方を見遣れば日本海もよく見えます。

温泉地より登山開始

"雨飾温泉:雨飾山荘 外湯「都忘れの湯」"
"雨飾温泉:雨飾山荘 外湯「都忘れの湯」"

"小谷温泉:山田旅館"
"小谷温泉:山田旅館"

よく利用される登山道は、北麓と南麓から通じています。
出発はそれぞれ、北は新潟県の「雨飾温泉」からと、南は長野県の「小谷(おたり)温泉」からです。名の通りどちらも温泉が湧いており、登山前夜や下山後に湯あみを堪能することができます。温泉地を繋いで南北に縦断するルートも、人気を得ています。

山頂付近に広がる草原

"笹平"
"笹平"

「笹平」は山頂手前に広がる笹原です。
傾斜は緩やかで、目指す山頂と周りの景色を楽しみながら歩くことができます。

"女神の横顔"
"女神の横顔"

山頂から笹平を見下ろすと、登山道がまるで横を向いた女性の顔のようです。"女神の横顔"や"雨飾の乙女"などの愛称で評判を呼んでいます。

迫力ある岩壁も見どころ

"布団菱"
"布団菱"

南斜面に現れる巨大な懸崖は「布団菱」と呼ばれています。命名は"布団を干すのにちょうどいい岩場"からとの言われがありますが、定かではありません。
白っぽく豪快な姿は、アルパインクライマーらにとっては格好の登攀対象です。
小谷温泉から登ると、荒菅沢の谷の奥に見ることができます。
登山口 雨飾山登山口
雨飾山荘
大網登山口
周辺の山小屋 雨飾荘
雨飾山荘
山田旅館
基本情報
標高 1963m
場所 北緯36度54分06秒, 東経137度57分45秒
カシミール3D
雨飾山は、長野県北安曇郡小谷村中土(南麓にある雨飾高原)と新潟県糸魚川市梶山(根知谷の奥)との県境に位置します。雨飾山とその周辺の高原や温泉地は、妙高戸隠連山国立公園(※1)に属し、公園の最西端を占めています。また、頸城山塊(くびきさんかい、別称:頸城アルプス※2)の最西端の山でもあります。南麓の長野県側の登山基地は「雨飾高原・小谷温泉」。北麓の新潟県側の登山基地は、根知谷の奥に所在する「雨飾温泉」になります。山頂からは、2本の主要な登山道が南北に伸びていることになります。南麓の長野県側では、小谷温泉(雨飾高原)から『小谷温泉道』に進みます。北麓の新潟県側では、雨飾温泉(旧梶山新湯)から『薬師尾根道(梶尾道)』を登ります。また、小谷村大網(姫川温泉の東隣の集落)から入る登山道(大網道)もあります。
日本百名山に選定されている「雨飾山」の山頂には、二等三角点「雨飾山」(標高1963.27m)が設置されています。また、山頂部分は小さな双耳峰になっていて、「猫の耳」と呼ばれています。小谷温泉ないし雨飾温泉からの登山道を山頂に向かって進むと、先に「北峰」に辿り着きます。「北峰」には石仏が並んでいます。また、北峰から西方向に下る『大網道』が出ています。北峰からわずか40mほど進むと、山頂である「南峰」に到着します。

※1:妙高戸隠連山国立公園は、新潟県南部と長野県大北地域にまたがる国立公園です。2015年に上信越高原国立公園から分離して成立したばかりの公園です。「妙高山・焼山と妙高高原」、「黒姫山・戸隠山・飯縄山と飯綱高原」、「野尻湖とその周辺」、「雨飾山と周辺」〜を含んでいます。

※2:頸城山塊(頸城アルプス)は、「妙高戸隠連山国立公園」内にある連峰です。妙高山−火打山−新潟焼山−雨飾山〜が主な峰々です。

ーーー< アクセス >ーーー

「北陸道糸魚川IC」からと「長野道安曇野IC」から〜の2通りのアクセス方法があります。いずれも、国道158号線から横道に入り、登山口に進みます。

ーーー< 登山口と登山道 >ーーー

 〔師尾根道(梶山道)の登山口=雨飾温泉登山口

糸魚川ICから約7.5km南下した所の「根知谷口」交差点から、「新潟県道225号線」に入ります。約11.0km進むと、薬師尾根道(別称:梶山道)の登山口がある「雨飾温泉(1軒宿)」に到着です。

◆‖臾崙察覆あみどう)の登山口

糸魚川ICから約19km南下した所の「平岩」交差点から、「林道姫川妙高線」に入ります。この林道を約12.3km進むと、大網道の登山口です。この登山口は、雨飾高原の西側に位置し、姫川の支流の横川の上流域になります。

 小谷温泉道の登山口=雨飾高原登山口

糸魚川ICから約30km南下した所の「小谷温泉口」交差点から、「長野県道114号線」に入ります。約18.5km進むと、登山口です。途中通過する小谷温泉からは、雨飾高原を4.5kmほど登ると、小谷温泉道の登山口のある雨飾高原キャンプ場に到着します。
山頂 北峰、南峰(山頂)

山の解説 - [出典:Wikipedia]

雨飾山(あまかざりやま)は、長野県北安曇郡小谷村と新潟県糸魚川市との県境にある、標高1,963.2 mの山。妙高戸隠連山国立公園の西端にあり頸城連峰に属している。
深田久弥が選定した日本百名山のひとつ。山名は雨あるいは天を祀る意味の「アマ山」から来ているとする説や、双耳峰で「両飾山」や「両粧山」と呼ばれていたが「両」が「雨」になったという説もある
山頂は360度の展望があり、二等三角点が設置されている。「猫の耳」と呼ばれる双耳峰となっており、南峰には標柱と三角点が、北峰には石仏が並ぶ。これらの石仏が北に向いているところから、元々は越後、日本海側の信仰の山だったと推測される。

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    麗しき日本百名山。 「雨が飾る山」という名が付けられた秀峰は、秋になるとブナとカエデの紅葉に彩られます。 山頂からの展望は素晴らしく、総じて満足度の高い山と言えるでしょう。

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