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Yamareco

記録ID: 6052506
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無雪期ピークハント/縦走
東北

風鞍 秋田県から岩手の山150に登る

2023年10月14日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:11
距離
10.9km
登り
707m
下り
708m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:28
休憩
0:43
合計
5:11
距離 10.9km 登り 710m 下り 713m
8:56
147
小路又分岐付近
11:23
12:06
121
14:07
小路又分岐付近
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
アプローチの真木渓谷林道はよく整備されたフラットダート。普通車でも通行可能です。しかし風鞍の登山口へ至る支線は分岐点から間もなく崩落していて通行不能でした。7月の山行記録にはそのような記載はなかったので、例の秋田豪雨の被害でしょうか。そのため予定していた場所よりも2km近く手前から歩く羽目になりました。
コース状況/
危険箇所等
危険な場所は特にありませんが、あまり整備もされていません。
その他周辺情報 登山後は温泉ゆぽぽに立ち寄り湯しました。一人700円ですがmont-bell会員だと100円引きになります。
林道脇に車を止めて歩き始める。
ツ「いきなりアクシデント!」
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林道脇に車を止めて歩き始める。
ツ「いきなりアクシデント!」
右に行くと風鞍。左に行くと薬師岳・和賀岳。
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右に行くと風鞍。左に行くと薬師岳・和賀岳。
この崩落のためにこれ以上車で進むことができなかった。
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この崩落のためにこれ以上車で進むことができなかった。
徒歩で突破。ここから登山口まで2km…。
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徒歩で突破。ここから登山口まで2km…。
木材の出荷という目的があるようなので林道復旧の可能性は高い?
ツ「どうだかねぇ」
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木材の出荷という目的があるようなので林道復旧の可能性は高い?
ツ「どうだかねぇ」
岩手・秋田県境の山並みが見えてきた。
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岩手・秋田県境の山並みが見えてきた。
さらに林道は分岐する。風鞍にはまっすぐ進む。
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さらに林道は分岐する。風鞍にはまっすぐ進む。
分岐から間もなく、今度は倒木で林道が塞がれていた。実質、さっきの分岐が駐車場といっていいだろう。
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分岐から間もなく、今度は倒木で林道が塞がれていた。実質、さっきの分岐が駐車場といっていいだろう。
どんどん細くなる林道。そして唐突に現れる登山口。
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どんどん細くなる林道。そして唐突に現れる登山口。
しかもその登山口の案内が「岩手百名山」刊行のお知らせときている。
ツ「どこから突っ込んでいいんだっぺ?」
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しかもその登山口の案内が「岩手百名山」刊行のお知らせときている。
ツ「どこから突っ込んでいいんだっぺ?」
茶「おい、道、細くなりすぎだろ!」
林道はついに両側からの草木の進出に屈してしまった。
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茶「おい、道、細くなりすぎだろ!」
林道はついに両側からの草木の進出に屈してしまった。
ツ「あえsrdとkpl@ふぎほjk!!!」
ツートンの大嫌いな藪に突入…。これが濡れている上に棘の付いた植物が混ざっていて不快この上ない。
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ツ「あえsrdとkpl@ふぎほjk!!!」
ツートンの大嫌いな藪に突入…。これが濡れている上に棘の付いた植物が混ざっていて不快この上ない。
樹林帯に入ると藪は鳴りを潜めて細いながらも道型が復活。一息つくことができた。
ツ「もう少しで『帰ろう!』と言いそうになったっぺよ」
茶「うん、背後からそんな気配をひしひしと感じてた」
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樹林帯に入ると藪は鳴りを潜めて細いながらも道型が復活。一息つくことができた。
ツ「もう少しで『帰ろう!』と言いそうになったっぺよ」
茶「うん、背後からそんな気配をひしひしと感じてた」
標高700mを越えたあたりから周辺の木々が色づき始める。今年の紅葉は色がいまいち。とはいえ、陽の光を受けたブナ林は美しい。
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標高700mを越えたあたりから周辺の木々が色づき始める。今年の紅葉は色がいまいち。とはいえ、陽の光を受けたブナ林は美しい。
山頂直下の急登は落ち葉と泥濘と木の根ミックスでスリッピーだ。
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山頂直下の急登は落ち葉と泥濘と木の根ミックスでスリッピーだ。
15分ほど急坂と格闘すると頭上に青空が広がる。
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15分ほど急坂と格闘すると頭上に青空が広がる。
振り返ると和賀岳が薬師岳などを従えて鎮座していた。
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振り返ると和賀岳が薬師岳などを従えて鎮座していた。
両脇から手を伸ばしてくる笹をかき分け進む。
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両脇から手を伸ばしてくる笹をかき分け進む。
一面の笹原の中にぽっかりと空いた空間。そこが風鞍山頂だ。
茶「うぇーい、登ったどー!」
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一面の笹原の中にぽっかりと空いた空間。そこが風鞍山頂だ。
茶「うぇーい、登ったどー!」
山頂からの展望はあまり良くない。しかし前後の登山道区間から周囲を眺めることができる。これは南風鞍。
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山頂からの展望はあまり良くない。しかし前後の登山道区間から周囲を眺めることができる。これは南風鞍。
東にきれいな三角形の山が見える。早池峰山だろうか。
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東にきれいな三角形の山が見える。早池峰山だろうか。
笹原の向こうには麓の美里町…かな?
とにかく周辺の景色を見るためには背伸びしたり場所を変えたりと少し工夫がいる。
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笹原の向こうには麓の美里町…かな?
とにかく周辺の景色を見るためには背伸びしたり場所を変えたりと少し工夫がいる。
山頂で美味しいコーヒーをいただいて下山の途に就く。
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山頂で美味しいコーヒーをいただいて下山の途に就く。
動物たちの憩いの場、ヌターバックス。
略してヌタ場。
ツ「獣臭いっぺ…」
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動物たちの憩いの場、ヌターバックス。
略してヌタ場。
ツ「獣臭いっぺ…」
ブナ林は鼻歌気分で。
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ブナ林は鼻歌気分で。
藪区間に突入して閉口。
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藪区間に突入して閉口。
林道に出てほっと一息。
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林道に出てほっと一息。
登山口まで戻ってきた。
ツ「こっからも長いがな!」
登山口まで戻ってきた。
ツ「こっからも長いがな!」
あなたはキノコ派?タケノコ派?
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あなたはキノコ派?タケノコ派?
今度は薬師経由で和賀にも登りたいねぇ。
ツ「道の状態によるっぺ」
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今度は薬師経由で和賀にも登りたいねぇ。
ツ「道の状態によるっぺ」
崩壊地まで戻ってきた。
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崩壊地まで戻ってきた。
少しだけ残った路肩を通りここを突破。
今もガンガン水が流れているので、この先崩壊が進めば通れなくなるかも…。
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少しだけ残った路肩を通りここを突破。
今もガンガン水が流れているので、この先崩壊が進めば通れなくなるかも…。
無事に車まで戻ってきた。
ツ「お疲れ〜♪」
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無事に車まで戻ってきた。
ツ「お疲れ〜♪」
帰りにヤマドリ(メス)に会いました。オスの写真は撮り損なったなぁ。
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帰りにヤマドリ(メス)に会いました。オスの写真は撮り損なったなぁ。

感想

「岩手の山150」攻略の一環で風鞍に登ってきました。
風鞍は県境の山ですが岩手側には登山道が無いため秋田からアプローチしなければなりません。これで岩手の山って…と思わなくもないですが、まぁ秋田焼山すら150座の中に入っているので県境で接している風鞍は全然セーフでしょう(笑
今回の山行、麓の集落付近を車で走行中に熊が出てきたり、アクセスの林道が崩壊していたり、人が入らなくなったためか藪が繁茂していたり様々なアクシデントが待ち受けていました。それだけにそれらを突破して山頂に立てた喜びは大きかったですね。4時間位でさらっと登ってくる気でいたのですが、思いの外ガッツリした登山になりました。時間的にも内容的にも。
秋田側からしか行けないのに「分県秋田の山」にも入っていない風鞍。このまま林道が復旧しなければ、さらに入山者が減ること確実でしょう。「岩手の山150」完登を狙っている方はお早めの攻略をおすすめします。

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コメント

ちゃってぃさん

情報ありがとうございます!
来月行こうと思ってたので、早く行かないと通行止めになる可能性がありますもんね!
早速行ってみようと思います!
2023/10/18 16:33
えのひさん
薬師岳・和賀岳方面は綺麗に直されていたので、完全に通行止めになることはないかなとは思うんですが風鞍方面は怪しいかもです。
気をつけて行ってきてください。
2023/10/19 21:29
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