手稲山

2024年01月01日(月) [日帰り]

• GPS: 04:56
• 距離: 10.1km
• 登り: 812m
• 下り: 801m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:48
• 休憩: 0:07
• 合計: 4:55

距離 10.1km 登り 812m 下り 808m

8:58 平和の滝駐車場
11:54 11:56 手稲山ケルン
12:12 12:17 手稲山
12:29 12:29 手稲山ケルン
13:04 13:04 布敷の滝
13:55 平和の滝駐車場

アクセス

利用交通機関：

自家用車

平和の滝駐車場　5台程度

写真

1/1 8:58

元旦早々、帰省中の実家を抜け出し　札幌手稲山に登るべく平和の滝駐車場までやって参りました。

1/1 9:00

前日に少し雪が降りましたがトレースはガッツリ残ってました。ツボ足でもほぼ埋まりません。爪を根本まで刺しても地面には到達しないので

1/1 9:36

最初からアイゼンでスタートしました。岩場で若干カチ当りしますが終始、特に問題はなかったです。

1/1 9:52

序盤は分岐まで2キロ程平坦な道を歩きますが分岐から様相が一変し急登に切り替わります。

1/1 10:06

樹林帯の中を進むのでだいたいはストックで事足りるでしょうが条件が厳しいとピッケルが要りそうです。

1/1 10:25

手稲山は5.6歳の時父親の職場のレクリエーション登山で巻き添えを喰らい登らされ

1/1 10:50

その後も小、中、高校の登山学習で強制的に登らされました。その時の登山にはいい思い出がありません。それ以来の手稲山登山となります。

1/1 11:01

特に5.6歳のレクリエーション登山では体も小さかったので、この岩場を泣きながらよじ登っていった記憶があります。

1/1 11:05

疲れるだけで、登山の何が楽しいのか。登山をする人は変態でクレイジーだ。登山する人の親の顔が見てみたい

1/1 11:09

などと当時は思ってましたが　それから数十年の時を経て実家を抜け出し率先して元旦から山に登る自分がいて

1/1 11:13

人生とは何とも不思議なものです。

1/1 11:26

岩場を超えた辺りで気温は-10℃付近まで下がりアスピリンスノーとなりました。宙に舞った粉雪が日差しで輝きだします。

1/1 11:48

アイゼンの刃が雪面に刺さる度、極上のカキ氷にスプーンを突き立てる様な、何とも心地のよい音がしました、

1/1 12:01

岩場を超え、少し歩くとあとは山頂まで電波塔を眺めながら緩やかな広い道を辿るだけとなりました。

1/1 12:09

山頂到着、晴れていれば石狩湾、札幌西部の街並み等が望めますが、あいにく雲で見ることはできませんでした。

1/1 12:12

山頂にある手稲神社奥宮で初詣です。数分の滞在時間中の間にも関わらず数名のスキーヤー、スノーボーダー、登山者の方々が初詣にいらっしゃってました。

1/1 12:13

この日は石川県を中心とした大きな地震がありました。

1/1 12:26

被害に遭われた方にお見舞い申し上げると共に

1/1 12:48

自分が経験したことのない困難に直面している方々に言うのは憚られますが

1/1 13:05

あれ程嫌いだった登山を懐かしむかの様に

1/1 13:07

いつか　あの時は大変だったと懐かしめる日が来ることを

1/1 13:55

心よりお祈り申し上げます。

1/1 13:56

オマケ;?-?下山したら常温でもっていったペットボトルの水が完全に凍結していました、

撮影機器：

Pixel 6a Google

感想

yamano3

下山時、急斜面を登山靴単体で「これが手稲のデフォだ」と言わんばかり軽やかに、そして楽しそうに滑り降りてくる方がいらっしゃいました。何ともいい笑顔でご挨拶して頂き「世の中は広い」と思った次第であります。