記録ID: 6358496
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
道東・知床
ニペソツ山
2024年01月06日(土) ~
2024年01月08日(月)
北海道
- GPS
- 56:00
- 距離
- 21.6km
- 登り
- 1,705m
- 下り
- 1,705m
コースタイム
①幌加温泉(830)-c1500付近テンバ(1330)=C1
札幌を2時にデッパしたが登山口をデッパしたのは8時半になってしまった。ニペソツは遠いですね。だらだらと林道を歩く。渡渉は板を脱いだが問題なし。ピンクテで分かりやすい。三条沼とその手前の小さい沼は分かる。その後の急登はテクニカルシール歩行を求められた。広い緩い尾根はピンクテ探しゲームとなり、ピンクテをたどれば・1490につく。タンネの中の快適テンバ。エッセンは肉まんと餃子でうまかったが、量が少なくスタッフは愚痴をこぼしていた。
②C1(630)-天狗平(1000)ニペソツpeak(1215)-天狗平(1400)-C2(1600)=C1
前日の下見から・1662の稜線をそのまま歩くのは細さとハイマツからしんどいという結論に至り、c1550付近から30mほど南側に巻いてから広い沢をトラバースして登った。緩いので雪崩プレッシャーはそこまで感じない。c1650くらいから細い尾根に復帰した。c1700くらいで固くてシールで登れない急登がでてきたので一回ツボでハイマツ帯を登った。稜線に上がるところもかなり固かったが慎重にルートを選べばシールでいける。夏道で稜線に合流するところは看板があり分かりやすい。そこでSEに変えるが、すぐに岡野がビンディングを破損させたため板をおいてESにした。前天狗周辺は岩が出ており夏道が分かりづらい。天狗平に登るところは夏道の杭をみながらいった。天狗山は上も行けそうとのことだったが、記録通り、西巻きして前爪を効かせていく。基本稜線はバリズボ地獄でかなり体力が削られる。天狗山ニペソツコルで、急な沢と岩尾根を纏った圧巻のニペソツ山が見えて一瞬で人生で一番かっこいい山はニペソツ山になった。ずぼずぼしながら尾根を登りデルタルンゼをのぞき込む。滑れる予感は一切しなかった。デルタトラバースは30cmくらいの新雪が固い雪面の上にのっていて滑落よりも雪崩の危険性を感じた。結果夏道より少し高いところから尾根に復帰していった。Peakは視界がなかったが達成感は最高。時間がないのですぐに下る。トレースはほとんど消えていたので帰りもズボズボしながらいく。前天狗では太陽に照らされたニペソツが姿を見せてくれた。スロープを滑ろうとして弱テをしてみたが、1m下に固い再凍結層があり、スコで掘れなかったので敗退。尾根をスキーで50mほど降ろしてから沢の樹林際を一人ずつ滑ってトラバースしたが、雪が保存されていて最高の雪質だった。トレースをたどって、尾根を登り返してテンバに復帰。卒論に追われるスタッフのニペソツ2dayの夢が消え、テンバ入りとなった。
③C2(700)-幌加温泉(915)
朝はパタゴニア。ニペソツをちょっと見に行ってから帰る。かっこよすぎ。トレースをたどってc1300くらいから全員スキーにして下山。幌加温泉でぷかぷかして、上士幌のフォーシーズンという店で2合オムライスを食べ、致死量のケチャップを摂取する。
札幌を2時にデッパしたが登山口をデッパしたのは8時半になってしまった。ニペソツは遠いですね。だらだらと林道を歩く。渡渉は板を脱いだが問題なし。ピンクテで分かりやすい。三条沼とその手前の小さい沼は分かる。その後の急登はテクニカルシール歩行を求められた。広い緩い尾根はピンクテ探しゲームとなり、ピンクテをたどれば・1490につく。タンネの中の快適テンバ。エッセンは肉まんと餃子でうまかったが、量が少なくスタッフは愚痴をこぼしていた。
②C1(630)-天狗平(1000)ニペソツpeak(1215)-天狗平(1400)-C2(1600)=C1
前日の下見から・1662の稜線をそのまま歩くのは細さとハイマツからしんどいという結論に至り、c1550付近から30mほど南側に巻いてから広い沢をトラバースして登った。緩いので雪崩プレッシャーはそこまで感じない。c1650くらいから細い尾根に復帰した。c1700くらいで固くてシールで登れない急登がでてきたので一回ツボでハイマツ帯を登った。稜線に上がるところもかなり固かったが慎重にルートを選べばシールでいける。夏道で稜線に合流するところは看板があり分かりやすい。そこでSEに変えるが、すぐに岡野がビンディングを破損させたため板をおいてESにした。前天狗周辺は岩が出ており夏道が分かりづらい。天狗平に登るところは夏道の杭をみながらいった。天狗山は上も行けそうとのことだったが、記録通り、西巻きして前爪を効かせていく。基本稜線はバリズボ地獄でかなり体力が削られる。天狗山ニペソツコルで、急な沢と岩尾根を纏った圧巻のニペソツ山が見えて一瞬で人生で一番かっこいい山はニペソツ山になった。ずぼずぼしながら尾根を登りデルタルンゼをのぞき込む。滑れる予感は一切しなかった。デルタトラバースは30cmくらいの新雪が固い雪面の上にのっていて滑落よりも雪崩の危険性を感じた。結果夏道より少し高いところから尾根に復帰していった。Peakは視界がなかったが達成感は最高。時間がないのですぐに下る。トレースはほとんど消えていたので帰りもズボズボしながらいく。前天狗では太陽に照らされたニペソツが姿を見せてくれた。スロープを滑ろうとして弱テをしてみたが、1m下に固い再凍結層があり、スコで掘れなかったので敗退。尾根をスキーで50mほど降ろしてから沢の樹林際を一人ずつ滑ってトラバースしたが、雪が保存されていて最高の雪質だった。トレースをたどって、尾根を登り返してテンバに復帰。卒論に追われるスタッフのニペソツ2dayの夢が消え、テンバ入りとなった。
③C2(700)-幌加温泉(915)
朝はパタゴニア。ニペソツをちょっと見に行ってから帰る。かっこよすぎ。トレースをたどってc1300くらいから全員スキーにして下山。幌加温泉でぷかぷかして、上士幌のフォーシーズンという店で2合オムライスを食べ、致死量のケチャップを摂取する。
天候 | 1/6 曇り、風はなく暖かい 稜線はガスがかかっていた 1/7 曇り、稜線上は気にならない風-α、視界100-200くらいを行ったり来たりする感じ 低気圧が平野にあることで里雪型となり、山ではあまり雪が降らなかったと予想 1/8 快晴 ニペソツは太平洋側のため、ばっちり冬型が決まったことで晴天となった、稜線上は風が強かったのかもしれない |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年01月の天気図 |
アクセス |
写真
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:622人
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する