記録ID: 6459664
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積雪期ピークハント/縦走
蔵王・面白山・船形山
蔵王山
2024年02月11日(日) [日帰り]
体力度
1
日帰りが可能
- GPS
- 02:38
- 距離
- 4.4km
- 登り
- 250m
- 下り
- 243m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2024年02月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
写真
感想
生きてて良かった。
スタート時点で視界良好とは言い難かった。
地蔵岳から先、どっちに進めば良いか分からなくなった。
なんとか進路を見つけた後は一定の間隔で建ってる杭が目印になり進めた。
熊野岳目前の急登で状況が一変した。
目印も何もなく、方角だけ頼りに登り続けた。
必死に進み、いつの間にか熊野岳ピークに到達。
ピークに立って何も感じなかったのは初めて。
実感も達成感も何もなかった。
そこから下山は恐怖でしかなかった。
来た道を戻るだけ、だけど既に来た道が分からない。
急斜面をワカン1足分の歩幅で進みながら、こまめにGPSを確認し、それでも全然違う方向に進んでいることに気付きパニックになる。
恐怖からか、平衡感覚がおかしくなっているのか、吐き気すら覚えた。
大まかな軌道は合わせられ、時々トレースを見つけては神のように見え、ようやく杭が建ってるエリアに下りてこられた時は安堵感が尋常ではなかった。
とはいえここから先も来た時よりさらに視界が悪くなってる。
急登エリアよりは見つけやすいトレースと目印の杭を見失わないよう必死だった。
ああ、関西の低山でホワイトアウトだなんだと言っていたのが信じられん。本当にヤバいやつを体験してしまった。
活動時間が3時間にも満たないのも衝撃だった。急斜面だけで体感で数時間彷徨っていたので。
今回は本当に山行中の写真が無いに等しい。
ゴーグル越しにファインダーも覗けない、背面パネルも開けない状況で、本当に何が映ってるか分からないままシャッターを切った。
最初こそスノモン撮りたいとか思ってたけどそんなことどうでも良くなるくらい必死だった。
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