阿部山に夏道がありました
- GPS
- 10:18
- 距離
- 4.4km
- 登り
- 517m
- 下り
- 451m
コースタイム
- 山行
- 2:41
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 2:51
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2015年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
薮山登山のつもりで出かけました。最初こそは薮こぎでしたが尾根にでると踏み跡がありました。さらに、阿部山山頂からの西尾根にはしっかりとした登山道がありました。 |
写真
装備
個人装備 |
長靴
|
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感想
今回は、トラブルがあり、自宅まで無事に帰れるか心配したが、なんとか難を乗り切ることができた。
昨年に一度チャレンジし撤退していた阿部山に再びチャレンジ、往きは春先にスノーシューで登ったルートとほぼ同じ、帰りは山頂から西側の沢を下るつもりだった。
林道から送電線の真下にのびる作業道を進み鉄塔を少し過ぎた辺りから尾根に取り付いた。最初は完全なる薮漕ぎで、いきなり原始林の中に入った感じがして気後れするが、薮の薄いところを選びながら377Pまでいく。そこからは支尾根に沿ってちょっと急な斜面を登っている最中に、木の枝にメガネが引っかかり、あっと思ったらメガネが外れていた。視力が0.1以下なので、地面が良く見えず地べたに這いつくばってメガネを探したが見つからない。10分ぐらい探しても見つからず、そろそろ打ち止めにしようかと諦めたころに、枯葉の隙間に隠れていたメガネを発見した。メガネを掛けると視界がパッと開け、それまでの暗くなっていた気分も急に明るくなった。遅ればせながらメガネ落下防止の紐をつけて山頂を目指した。雪山のメインルート?である主尾根に合流するとそこには踏み跡があった。その踏み跡は山頂まで続いていた。
視界はまったくないが山頂で軽く腹ごしらえをして下山を開始、沢を下るつもりで西側の尾根の方向に進むと尾根沿いにしっかりとした踏み後が続いていたため、沢下りではなくその踏み後を下った。結局それは林道まで続いていて、特に笹が生えている箇所はしっかりと笹狩りされており、登山道と云っても過言ではないくらいしっかりとした道だった。
昨年も夏の阿部山にチャレンジし、そのときに笹狩りされている痕跡を見つけたが、その先が荒れていたため、途中で止めた。その付近は昨年よりはしっかりと笹狩りされていた。今回は薮漕登山が目的であったため、いくぶん拍子抜けではあったが、登山道を見つけることができたのは収穫だった。
ガイドブックになく地形図にも記されていないが登山道や踏み跡があるところは、盤渓山、朝里天狗岳など案外と多い。焼山(豊平山)もかつてはそうだったが、今は休憩用のベンチまである。ありそうでないのが硬石山や百松沢山、地形図に登山道が描かれているけれど痕跡すらないところもある。それを真に受けて四ツ峰山に行こうとしたことがあった...
初めまして、tacasicaと申します。
百松沢山の夏道については気になって調べたことはありましたが、阿部山とは…素晴らしい探究心ですね!
眺望なさそうだし、いろいろ怖いし(^^;;
あの山頂標識があんなに高いところにあったのは感激です。
良いものを見させてもらいました。
tacasicaさん、はじめまして!
地味にすごい、とか探究心とか、自尊心をくすぐるようなコメントありがとうございます。
大雪山の縦走よりも、藪の中で四苦八苦している方が好きなので、こんな登山をもっと追究していきたいのですが、自分の体力、技量との兼ね合いで無謀な登山とならないよう、心がけているつもりです。
tacasicaさんの山行記録やブログを拝見しました。写真へのコメントが哲学的でとてもいい感じですね。
人寂しいところといえば空沼岳〜札幌岳が代表格かもしれませんが、私のお勧めは定山渓側から行く余市岳です。何年か前にひとりで行ってきたのですが、その達成感は今でも記憶に焼きついています。熊スプレーを買い直して、もう一度チャレンジしたいと考えています。
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