武奈ヶ岳ーガリバー旅行村〜八ツ淵の滝コース(↑)〜西南稜(↓)〜坊村


- GPS
- 06:29
- 距離
- 11.1km
- 登り
- 1,043m
- 下り
- 1,155m
コースタイム
- 山行
- 5:12
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 6:03
水平距離 累積標高差(+、-)
11.1km、+1,043m, -1,190m
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
(江若バス(高島市コミュニティーバス)220円) http://www.kojak.co.jp/uploads/hata.pdf (復路)朽木村の坊村(1721発)から出町柳駅まで京都バス、徒歩で烏丸今出川まで、地下鉄で京都駅、近鉄で奈良の実家へ (京都バス 1,000円) http://www.kyotobus.jp/route/timetable/pdf/10.pdf |
コース状況/ 危険箇所等 |
八ツ淵の滝は確かに注意しないと危ない箇所が多い。 ただ危険を感じる場面はなかった。 山歩きの装備をもって3点支持を守る等慎重に行けば変化のある楽しいコースと思う。 ただしここを下るのはやめた方が無難と思う。 それ以外は特に注意点はない。 ハ雲ヶ原はのんびりした雰囲気。テン泊もいいかも。 山頂から南西稜はのんびり歩きが楽しめる。 坊村までの最後500mはちょっとした激下り。 |
写真
最近のレコでクサリに大岩が乗っかってたところかな?
岩をつかんで慎重にバランスしながら岩頭に右の靴半分水につけて飛んで進めば2歩で着地。ふう〜。
(8/19追記)ミヤマホツツジみたいですね。clione&masataroさんのレコで似てたのでそうかな、と。カンニングありがとうございました!
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail.php?did=699015&com_id=1110263&com_rootid=1109845&com_mode=flat&com_order=0#comment1110263
感想
奈良に帰省の機会に武奈ヶ岳に登ってきました。
京都駅から湖西線で琵琶湖を眺めながら近江高島駅まで1時間弱、江若バスでガリバー旅行村からスタートです。
カリバー旅行村は各種アクティビティが楽しめそうな大型自然レク施設。お盆休みとあって家族連れが沢山来場してるようでした。
そこから半時間弱歩くと八ツ淵の滝が始まります。
初心者進入禁止の看板のある魚止めの滝へルートを外れ少し下ります。
のっけから早速の渡渉。水量が多めなのか岩頭を飛んで三歩でも二歩は靴が半分水に浸かる感じ。が、バランス保持し一気に行けば心配ない。いきなり少し嫌らしい場面で先が思いやられつつ逆にワクワク感も盛り上がる。
その先、障子の滝では渡渉で鎖が切れている場面あり。仕方なく岩角を掴んでバランス取りながら最後は一気にジャンプしながら靴を半分水につけ岩の頭部を二歩でなんとかクリア。先日のレコで大岩が鎖に引っかかっていた場所が切れたのかも。その先の長い急登は岩のホールドが幾つもあるので見た目ほど心配はない。
その先で一旦ルートに合流し、しばらくで大摺鉢。バスでご一緒だった滋賀のご夫婦が休憩中。やはり迂回路の方が早いことは早いようだ。
ここまで迂回路ありのためなんとかスニーカーで頑張られた一般の果敢な方々もその先の危険看板をみて涙を飲んで?Uターンされている。
その先、小摺鉢を経て、貴船の滝が鬼門とは聞いていたが、確かにアップダウンもあり厳しそうではある。高さ50mあるという貴船の滝にしばし目を奪われる。
一旦下った下の渡渉が大変と聞いてはいたが、先の二箇所の方が実際には大変と思えた。ここは1歩目は小さい岩の頭に左足、二歩目は右の斜いた岩面に飛び乗りつつ勢いで渡ってしまえばあっと言う間に通過完了。
ここのアップダウン自体はホールドも沢山あり、ボルトや鎖もしっかりあるので見た目ほど嫌らしくはない。とへいえ、レコで事前学習して予想していたからよかったものの、このハツ淵の滝コースを先の状態が不明のまま進むのは無謀に感じる。ここを下るのもやめておいた方が無難と感じた。(一部下山禁止の看板あり)
その先で少し踏み跡が分かりづらい場面いくつかあり。
特に写真39と40の箇所は多くが迷ったのか八方に踏み跡があり誘い込まれてしまう。いずれもすぐ先で手詰まり感を感じたらUターンすべし。強引に登った跡もあるがその先はどこまでがんばったのであろうか。
正解は写真40の標識の右手の淵にかかる朽ちかけた木橋(写真41)を渡ること。私はレコでこの橋の写真をみていたのに、気づくのに少し時間を要して右往左往してしまった。
その先は次第に通常の登山コースらしくなるがやはり破線コースだけに踏み跡が乱れたり怪しい箇所もあるのでルートフィンディングは慎重に。
尾根伝いに登ると突然平らな八雲ヶ原に飛び出す。
広い平原にはテントが3張ほど、週末を楽しむ方々だろうか。武奈ヶ岳の山頂もスキー場の尾根の向こうに見えている。
旧ゲレンデの右を進む。
CTで行くと休憩時間を除いても半時間ほど足りないので、登りで少しかせいでみることに。その先の登りきったところで分岐。右へ折れ次の分岐からは山頂も近くにみえる。
ひとがんばりで最後の稜線。
そのさきに8名ほど休憩中の山頂に到着。八雲ヶ原からCT100分のところ50分程で来れたのにはビックリ。暑い中休憩入れず頑張ったとはいえ限界までPushしたわけでも無いので楽な歩き方が少し身についてきたのだろうか。
山頂は少し雲も出ているが360度の絶景。
東には琵琶湖が広がり、北と西は丹波山地が延々と続く。
学生時代ラリーの練習で夜間走り回った山域の最高点に立っていると思うと感激もひとしお。
山頂を堪能しているとトレランのカップルが到着。
絶景を見回して到着を喜んでいる。
聞くと琵琶湖バレイの蓬莱山を下から登って縦走されてきたそうだ。下山ルートを再考されていたがランだと行動範囲が広がるのが素晴らしい。滝コースの状況をお話しすると興味を持たれたようで次回トライするとのこと(登りで)。坊村のバスの時間を念のため伝えておいた。
さて、ひとしきり山頂の絶景を堪能したら下りましょう。
西南稜から坊村へと下る。
西南稜は開放感のある緩斜面歩きがとても気持ち良い。
ワサビ峠手前で素晴らしいスピードで先ほどのランのお二人が追い越して行く。私もたまに緩斜面の下りで小走りな時もあるが、そんな半端なスピードではない。
ワサビ峠から御殿山までは広葉樹の樹林帯。その先は次第に針葉樹が多くなり、急降下が続く。最後600mはほぼ一気下り。膝に来ないよう小まめに休憩を入れながら1650頃、明王院に到着。登山の無事に感謝し坊村BSへ。
最寄りの自動販売機でコーラを飲んでいると、先ほどのランのカップルが。
最後の下りを慎重に下ったので堅田行きのバスに10分遅れだったとのこと。
出町柳駅までの終バスでお二人と少し話しさせてもらったが、神戸から電車で来られたとのこと。累積登りが2,200mとのことでビックリ。軽荷とはいえ9時スタートとはやはり心臓が違う。
出町柳駅で別れを告げ私は烏丸今出川まで京都の夕方を堪能しながら歩く。
懐かしいラーメン屋に30年近くぶりに寄った後、地下鉄と近鉄で奈良の実家に帰省。
比良の武奈ヶ岳、滝コースは夏場でも涼しく実際ヒヤリとする場面もあったが、とても変化のあるコースを堪能できた。
京都で学生時代の郷愁にひたれたことも、自分としては懐かしく思えた。
シューさん、こんにちわ
レコ見させていただいて、読んでたら・・
シューさんの楽しそうな笑顔が見えてきました
スリリングなとこはちょっと怖い感じもしますが、やはり楽しさもたっぷりありますしね。
足もだいぶ良くなられたようで、良かったです。
いろいろ計画されていましたので、今後も晴天を願って安全登山、楽しんでくださいね。
私は今月末の
まぁ残りはポチポチやります
では〜〜(^.^)/
pikachan、メッセージありがとうございます
え?楽しんでる姿が目に浮かんじゃいましたか
そうですね、他のレコを拝見してたときは、結構厳しそうだな、自分には無理なら撤退だな、と思ってたのですが、案外スイスイと(でもないですが、自分の今のバランスの状態にしては)行けたので嬉しくて多少ハイになってたかもしれません。しかし、横で見てたようなことを言いますね
こんなところに
他のコースより変化に富んで楽しい気がします。二百名山なのでそのうち、かな。
私の計画は来年の野望も含めて新機能で試してみただけですよ。あのコースタイムを自動計算してくれる機能は最高ですね。
百名山、pikachanはもう90/100で残りほとんど北海道だから残りノンビリ楽しみながらでいいですね。
私も今年の目標80まで行けるよう精進します
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する