谷川/白毛門沢
- GPS
- 10:00
- 距離
- 6.1km
- 登り
- 1,033m
- 下り
- 1,014m
コースタイム
7:10 ハナゲの滝
7:30 白毛門沢出合
8:40 F1 10m 巻き巻き開始( F1 10mとタラタラのセンを巻く)
9:30 巻き巻き終了.F4 20mナメ滝の下に出る.
グループ1は引き続き F4 20mナメ滝を巻く
グループ2は F4 20mナメ滝を直登
10:10 F4 20mナメ滝直登および巻き終了
10:10〜10:30 休憩
11:30〜11:40 スラブ帯の前に休憩
12:35 白毛門ピーク,遡行終了
13:15 下山開始
15:30 下山終了
天候 | 晴のち曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2003年09月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
遡行グレード:2級 |
写真
感想
(akki感想)
最近フリークライミングに熱中している僕にとって、白毛門は2ヶ月ぶりの沢。
天気に不安があったが、遡行記録を見ていると、かなり美しい沢のように思えたので
心は弾む。
金曜の夜、KAMOG号に拾ってもらい、北山真(フリークライミング協会理事長で、
「日本100岩場」の著者)の「赤い目の鏡(?)ライブ版」を聞きながら一路水上へ。
車中は怪しいムードに包まれしばらく会話がなくなる。
水上のコンビニで永井号(永井さん、はさP、岡本先輩)と合流。
なかなか、濃いメンバーで移動してきたもんだ。KAMOG号で良かったと一安心。
当日は湯檜曽駅で仮眠する。
一同睡眠不足気味ながらも、何とか予定通りに出発。
まずは黒門沢出合 手前の「鼻毛の滝」を目指す。
こぎたない名前と裏腹に、「鼻毛の滝」は実に立派なナメ滝である。
(カモHPの沢登り写真サイトhttp://homepage2.nifty.com/KAMONOKAI/sawasite.htm
を参照)
真ん中ぐらいまで登ってから、右岸の巻き道で登る。
「鼻毛の滝」以降は、小さなナメ滝がたくさん続く。沢靴のフリクションをどこまで
信用して良いのか分からない私は、へっぴり腰で滝を越える。
でも、沢ってやっぱ綺麗やな〜と、怖いながらも楽しむ余裕はまだある。
どんどんナメ滝を越えて行くと、大きな滝が現れた。
滝の右側から登れそうに見えたが、ボルトも打ってなかったし、ヌメってそうなので
右岸の巻き道に入る。
軽い急登と藪漕ぎでちょいと登って滝頭に出るつもりが、どうもイイ感じに戻って行
かない。
そしてKAMOGはドンドン藪を掻き分け進んでいく・・・。
熊笹やらススキやら、上越の山の藪は、根がしっかりしていて茎も太いので、
藪をこぐのも一苦労である。
10分、20分と藪を掻き分けているうちに、とうとう1時間が経過して、
僕の手は切れたりこすれたり、色んなあざみたいなものが出来てしまった。
やっとの思いで「タラタラのセン」と呼ばれる大滝の上に出る。
その後は20mのナメ滝になるので、おっしゃ!と思ったが、KAMOGはまだ藪の中を突
き進む。
さすが藪好きは違うなあ。僕もそれに続く。
そんな中、後発の加藤×2、はさPは滝のほうに進み、リードで滝を越える。支点が
ないので結構スリリングなリードだったようだ。
藪をこいでると、ナメ滝上部の高さ10mはある巨石に出る。
加藤さん×2はランジで飛びつき頂上に行く。さすがだ。
ランジ出来ない皆は下で一休み。
でも、僕の心の中では、ナメ滝を登って、巨石を下から眺めるのがとても楽しみだっ
たので、ナメ滝を藪漕ぎで越えたのが、ちょっと残念だった。
その後は、ひたすら小さな滝を越えて、水がなくなり岩が多くなってくる。
遡行図では「スラブ帯」と書いてあるが、岩が多いだけで別にスラブでは無いように
思った。
少なくともフリクションクライミングではなく、持ちやすいホールドがたくさんある
ので楽勝である。
最後にササが多くなってきて、白毛門の頂上に出る。晴れていればとても快適なツメ
に違いない。
頂上からはガスがあったので眺望は得られなかったけど、皆で記念写真。
下山道ははじめは歩きにくい道が続いたが、1時間くらい下ると歩きやすくなってく
る。
雨が降る直前で駐車場まで下山できた。ふ〜やれやれ。
いつものそば屋の隣の温泉(名前忘れた)が定休日だったので「ホテル湯の陣」へ行
く。
見たことある人も多いと思うが、湯檜曽駅と土合駅間の道路から川向こうに見えるデ
カイ旅館である。
風呂は広くて超快適!見た目が小奇麗な旅館なので、入るのに躊躇するが、
冬はスキー・スノボやってる柄の悪いアンちゃんもたくさんいるので、沢臭くても遠
慮は無用である。
てな感じで、私の久々の沢登りは終了したわけですが、白毛門沢はとても良い沢と思
います。
ナメが綺麗でクライミング的にもそれほど難しくないと思います。
近郊の沢を何本かこなして、ちょっと大きめの沢に行ってみたいという人には
もってこいの沢ではないかと思います。
そんなわけで、報告を終わります。ここまで読んでくれた人、ありがとう。
あなたは暇人です。
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